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●8年目
2月
【バレンタインデー】
『プロポーズからの……?』
バレンタインの日。旧市街の和菓子屋『萩屋』に
鬼河内 萌
と
野菜原 ユウ
はやってきていた。
もちろん萌は手作りチョコレートをユウにあげたのだが、ぜひここのバレンタイン特集菓子を一緒に食べたいというユウたっての希望で。
「おまたせいたしました。千代恋と抹茶のセットになります」
出されたお菓子はチョコレートの羊羹をハート型に切り抜いたものだった。
色も味わいも様々で、生チョコレートのようでもあるねっとりとした羊羹の食感が絶品だ。
「うう~ん♪ さいこ~♪」
夢中になって萌は羊羹を食べていく――すると、羊羹のハートによく似たハートの小箱が紛れていた。
「あれ? もしかして間違えちゃった?」
萌は指でつまみとり、小箱の中身を確認する。
そこに入っていたのは、まばゆい指輪だった。
「萌ちゃん。俺と結婚しようよ」
ユウは返事を聞く前に萌の小さな指に指輪をはめる。
「うん、すっごく似合ってる」
「……ユウくんっ! 大好きっ!」
× × ×
「今バレンタインの特集で旧市街福引会をしてるよかったら使ってください」
萌達はサービスで少し多めに福引券をもらった。
そして福引を回した結果――
カラン カラン カラン
「大当たり~! 特賞の宇宙旅行だ!!」
『愛の形』
今日は若めのカップルの――といっても
矢萩 咲
よりは年上だったけれど――プロポーズの手伝いをした。
何ヶ月も前に予約にやってきた彼は、一見すると咲の苦手なタイプの頭の軽そうな男だったが、彼女に対する真摯な態度を見て少しだけ見直した。
とはいえ見直したところで、別に何があるわけでもなかったが。
「おかあさんただいまー」
「おかえりなさい、誠」
小学校に上がった息子が帰ってきたところで、咲は現実に引き戻される。
「今日のバレンタインはど――」
どうだったなど、聞くまでもなかった。
綺麗な顔立ちをした誠は、小学1年生にも関わらず学校でよくモテるようだ。
誰に似ているかは意識的に考えないようにしながら、咲は誠の頭をなでてやる。
「ずいぶんと沢山もらったんだな」
「うん。なんかよくわからないけど、いっぱいチョコレートもらったんだ」
(まだまだバレンタインデーが何かよくわかっていないようだな)
咲は苦笑しながら、用意しておいたチョコレートを手渡す。
「これはお母さんからだ」
「やったー!」
「……その代わり、お返しは頑張らないとな」
「うん?」
我が子は、可愛い。
3月
【鐘がなる】
宮祀 智瑜
は大学を卒業した春に結婚式を挙げることになった。
真っ白のウェディングドレスは憧れたときのままやはり綺麗だった。
それを今日、智瑜は着ることになる。
「智瑜ちゃん、おめでとう」
「智瑜さん、おめでとう」
控室にやってきた新島 ちよと甘 喜好は智瑜に祝福の言葉をかけていく。
彼らは高校時代に知り合った今でも交流のある友人だった。
「それにしても智瑜さんが桐島先生の奥さんになっちゃうなんて、なんか意外」
寝子島高校の卒業生でもある喜好とちよはクスクスと笑い合う。
「あ、そろそろ座らないと駄目みたい」
「そっか」
パタパタと走り出したちよを、智瑜は眩しく思う。
昔、病魔に蝕まれていたちよも、今ではすっかり普通の人。
そのことを感慨深く思っていると、まだ残っていた喜好が微笑む。
「……俺、さ。実は智瑜さんが初恋だったんだ」
だから、ちゃんと幸せになってくれよ。
エールを受け止め、智瑜は式が始まる前だというのに涙をにじませた。
「はい……幸せになります」
× × ×
ドレスを身にまとい支度を終えた智瑜は緊張の為、深呼吸が多くなっていた。
チャペルの前で落ち着かない智瑜を、ウェディングプランナーは必死になって落ち着かせてくれる。
御蔭で少しだけまわりを見る余裕ができた。
(……義弘さんの方が緊張してるみたい?)
やはり先に1人で入場するのは心細い――というより、責任重大だと考えているのだろう。義弘らしかった。
「……ズボンは破れてませんよ」
そっと耳打ちすると、義弘は真っ赤になった。
そして神父に呼ばれるままに、先に入場していく。
智瑜は一足遅れて祖父と共にヴァージンロードを歩く。
祖父は泣いていた。死ぬまでに智瑜の花嫁姿を見ることができてよかった。だなんて縁起でもないことを言いながら。
祖母も泣いていた。こんなに綺麗な智瑜を見ることができるなんて、もう思い残すことはない。だなんて困ったことを言いながら。
まだ見せてあげたいものは、見てほしいものはいっぱいあるというのに。
智瑜は熱くなる目頭にギュッと力を集めて、どうにか涙を堪えた。
× × ×
誓いの言葉を言う頃には、緊張はなくなっていた。
義弘さんはどうだろう?
そう思ってちらりと様子を窺えば、同じタイミングで智瑜の方を見た義弘と目が合う。
どちらからともなくこぼれ出た笑みに、もう緊張など欠片もない。
今はとても幸せな時間なのだ。
ようやくそのことを実感できるようになった。
指輪の交換。
薬指の指先に指輪が触れた瞬間。胸がいっぱいになった。
(義弘さんの奥さんになれるんだ……)
なれるだなんて思っても見なかった。
だって、先生と生徒でしかなかったから。
それなのに、今、ここで智瑜は義弘と指輪を交換し、皆の前で――神の御前で口付けをしようとしている。
(どうか、見守っていてください)
天使のステンドグラスが智瑜と義弘を見つめている。
いいよ、見守っていてあげる。もう恋の矢は必要ないんだね?
そんな笑い声が聞こえてくるような気がした。
その後のブーケトスでブーケを受け取ったのはちよだった。
喜好と顔を合わせて照れる姿を見て、幸せのおすそ分けが成功したことを智瑜は悟った。
4月
【新入生歓迎会】
『運命の赤い糸』
今日は新入生歓迎会
すべての準備は整い、あとは1年生を迎えに行くだけだ。
「鬼崎さん、そろそろ1年生を教室に迎えに行ってくれる?」
「はいっ!」
× × ×
1年生を会場に案内するために、のばらは廊下を行く。
2年の先輩として後輩達に喜んでもらわないと!
鬼崎 のばらは気合を入れなおし、曲がり角から一歩踏み出した。
そのとき、反対側から走ってきた誰かとぶつかってしまう。
勢いは意外と激しくぶつかった相手はのばらの大きな胸にのめり込み、
のばらは、胸にぶつかられた衝撃で尻餅をついてしまう。
「ごめんなさい……」
のばらは慌てて体勢を整え、起き上がろうとする。
けれどその相手の顔を見た瞬間、のばらの動きはパタリと止まった。
さらさらの髪の毛。くりくりの瞳。小型犬のような可愛いらしくあどけない表情を浮かべていた。
けれどそれより何より、それほど可愛らしいにもかかわらず、瞳には強い意思が宿っていること。
「大丈夫?」
差し出された掌は、まだ幼く小さい。
しかし、のばらには見えた。
差し出された向こう側にある――左手の薬指から伸びた赤い糸に。
「あ、ありがとう、ございます」
のばらは糸に引っ張られるように、創の手を取る。
5月
【球技大会】
『運命』
寝子島高校体育科1年生
戌井 創
は張り切りすぎて、怪我をしてしまった。
……けれどその御蔭で鬼崎 のばら先輩に手当をしてもらえた。
× × ×
間近で見れば見るほど、創は可愛らしかった。
のばらは懸命に平静を装うが、その可愛らしさを無視することはできなかった。
やや過剰になってしまった手当てとボディタッチに気が付かれなければいいのだけれど……。
【地球大海】
結婚式が終わると同時に、
野菜原 ユウ
と
鬼河内 萌
――ではなく、野菜原 萌は宇宙旅行に出かけた。
まず向かうのは月。
月にいったい何があるのだろう。ワクワクして向かった2人が見たものは……、
『おいでませ、月の城』
と書かれた幕と、その回りをプカプカと浮いているうさぎ達と
……不思議な生き物。
「地球の民よ、ようこそ大月王国へ」
出迎えてくれた女性は寝子高の
樋口 弥生
先生に似ている気がするが、そんなことどうだってよかった。
ユウと萌は急いで宇宙服を着て、月面に着陸する。
「ボク、心ぴょんぴょんしちゃうよ☆」
「俺も負けてられないな!」
跳ね回り、はしゃぎ回り、歌って回る。
「地球の民よ、あれがあなた方の住まう地球です」
樋口先生似の美人さんは、2人に月や宇宙を案内してくれた。
「もしかしてキミって……かぐや姫だったりする?」
「よく私のことをご存知でしたね。そう、私はかぐや姫。昔、かの星でお世話になったものです」
となればもしかして樋口先生は……。
そんな妄想を繰り広げながら、ユウと萌は宇宙旅行を楽しんだ。
――だから気が付かなかった。地球(こきょう)に地球外生命体(てき)の魔の手が迫ってることに。
× × ×
2泊の宇宙旅行を楽しんで、地球へ戻るとき、2人はかぐや姫から不思議な小箱を受け取る。
「楽しい時間をありがとうございました。もしも……何か困ったことがあれば、この箱をお役立てください」
「これって何の箱なの?」
「いいですか。開けていいのは困ったときだけですよ」
会話の噛み合わないまま、かぐや姫との会話の機会は終わってしまう。
そして2人が地球に帰って見たものは――
壊滅した後の地球だった。
「なにこれ!? 嘘……なんでこんな……!」
パニックで頭の回らない萌はひたすら意味のない問いかけを繰り返す。
ユウはそんな萌を必死で宥めるが、パニックになっているのは彼も同じだった。
「こんなのやだ、やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ
やだああああああー!!
」
萌は力いっぱい叫び、喚き、泣きむせび――そしてプツリと糸が切れたマリオネットのように倒れてしまう。
残されたユウは――かぐや姫から受け取った箱を開けることにした。
その箱を開けると、もくもくと白煙が上がり、辺りはあっという間に煙に包み込まれてしまった――。
× × ×
「……あれ?」
萌が目を覚ましたとき、街はいつも通りに戻っていた。
「えっと、何かあったんだっけ?」
「……いや、俺もよく覚えてないんだ」
萌もユウもあのときいったい何があったのか、どうして元に戻っているのかを思い出すことができない。
――どこからが神魂のいたずらなのか。どこからが夢だったのか。知る人はついぞ誰もなし。
6月
【梅雨】
『くせっ毛』
恵御納 夏朝
は2年生に上がりガキ大将と同じクラスになる。
「お前の髪の毛くるくるだー。くるくるだー」
内向的な彼女はそんなからかいにひどく心を傷つけられ、帰り道で1人で泣いていた。
そんな彼女を呼び止めるものがあった。
「ねこ、さん?」
ガリガリに痩せた子猫だった。
「…………」
夏朝はこの猫を家に連れ帰り、飼いたいとお願いする。
お願いすること3日。ついに両親は折れ、子猫コナツは恵御納家の一員となった。
これがきっかけで、夏朝は無類の猫好きとなる。
7月
【夏休み】
『予選敗退』
戌井 創
含む寝子島高校バスケットボール部は、奮闘するも予選大会で敗退することとなった。
8月
【花火大会】
『重なる』
球技大会をきっかけに、急激に距離の縮まった
戌井 創
と鬼崎 のばらは2人きりで花火大会を観に来ていた。
戌井 創
が勇気を出してのばらに告白する。
返事の変わりに、のばらは優しく創の頭を撫でてくれた。
花火の明かりの下で、2人は初めて唇を交わす。
12月
【年の瀬】
妊娠のため、るるかが男女歌合戦を辞退することが発表された。
代わりに、マルチアイドルとして活躍する
本条 小萩
が初出場を果たす。
ちなみに
本条 小萩
は今月初めに写真集&ライブDVDを発売!
好評を博して、追加制作されること&続編が発売されることとなった。
9年目に進みます。
準備が終わり次第、『つぎへ』をクリックしてください。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月14日
参加申し込みの期限
2015年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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