this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム /
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ニャマコ大フィーバーの巻
<< もどる
1
2
3
4
5
鮮やかな緑色をしたニャマコは機嫌よくキュウキュウ、ニャママと鳴いた。水に浸かっていればひとまず元気であるらしい。
八神 修
は靴と靴下を脱ぎひんやりとした水辺に足をつけてみた。近頃は夏めいて暑いものだから、流水の冷たさが実に丁度良い塩梅だ。
「気持ちがいいな」
「ニャマ~」
ぱしゃぱしゃと水音立て寄ってきたニャマコをそっと撫でてやる。もちもちとして、ぷるぷるだ。それに滑らかだ。あまりの手触りの良さに思わずうっとりとしてしまう。
「君はどこから来たんだ?」
「ニャマ~?」
「北の深海からだろうか。それとも南の温かいところかな。それとも、宇宙からだったり?」
「ニャマ~マ」
「ははは、いや、どこからだって構わないさ。君とこうして、ここで出会えたことが奇跡だ。俺はそれに感謝するだけだよ」
「ニャマッ」
「ああ。風が心地いいな……おや」
ふとどこからかやってきた柴犬が修の足にすがり、小さく吠えた。おねだりをしているように見えた。ニャマコは犬を見つめて怯む様子もなく、むしろ興味深くニャマニャマと寄ってゆく。犬は鼻先でニャマコを探り匂いを嗅ぎ、一舐めしたが味はお気に召さなかったのか、ただ修の傍らにお座りをして見つめ合っていた。
「あっこら、しらないひとに近寄っちゃダメだって言っただろ! 犬ぎらいなひとだっているんだからさー」
「兄ちゃん、ごめんな~。犬、だいじょうぶ?」
兄弟だろうか、ふたりの少年は柴の飼い主であるらしい。うっかりリードを放してしまったらしく、息を切らしてやってくるとその頭を撫でた。修は微笑を浮かべてうなずく。
「ああ、大丈夫だ。犬は好きだよ。それに、大人しくていい子じゃないか」
「そっか、良かった~。ってうわ、何だこれ?」
「何だこの生き物? ねえ兄ちゃん、何これ!?」
「ニャマコだよ。この子も、いい子さ」
いつの間にやらニャマコは修の膝の上に乗っていた。少しくらいなら水から離れても大丈夫か。少年たちが覗き込むとニャマコはくすぐったそうにぷるぷると震えた。
「へ~、可愛いな!」
「ニャマコっていうんだ、へ~!」
「ニャマ~ニャ」
兄弟は笑う。不思議な生き物を訝しがるでもない。さすがの寝子島育ちである。
少年たちはひとしきりニャマコを観察すると、満足した様子で、先ほどまで興じていたらしい遊びをふたたび再開した。先ほどはそれに夢中になるあまり、犬を放してしまったらしい。
「おっ、シャボン玉か。懐かしいな……」
「へへ~、いいでしょ? 母ちゃんが昔これで遊んでたんだって」
「やってみたら、けっこう楽しいよな!」
子犬は興奮してキャンと吠え、ニャマコは歌うようにニャママと鳴く。ゼリーよろしくぷるると揺れた。
「兄ちゃんもやる? シャボン玉」
「いいのかい?」
石鹸水を満たした容器と吹き棒を受け取ると、郷愁にかられながら吹いてみた。
「おー、兄ちゃんやるね!」
「飛んでけー! あはは!」
兄弟ははしゃぎ、犬は飛び跳ねる。
その時、ニャマコがひと際にぷるぷると身体を震わせた。
「ニャ~マ~マ~」
「おお? これは……!」
川辺を覆う草っ原が一気に色付き、茂ってゆく。ぽん、ぽんと音を立てるかのように勢いづいて、花たちが咲いてゆく。
「すっげー、何これ!?」
「ニャマコがやったの? ニャマコすげー!」
「こんな力があったのか……やるじゃないか」
ニャマッ、と満足気に胸を張っている、ように見える。ぽむと手のひらを頭に乗せてやると、ニャマコは心地よさそうに身を寄せた。
「ってわけで、あおい。こっちは楽しんでいるよ」
「いえーい、兄ちゃんのカノジョさん! 見てるー?」
「いえーい!」
不意に思い立って起ち上げたニャスコードのビデオ通話に、兄弟と柴、それにニャマコにも出演してもらうことにした。
七夜 あおい
は画面の向こうからニャマコを興味深く見つめ、咲き誇った花々の可憐に手をたたいて喜び、兄弟のひょうきんにおどける様に腹を抱えて、涙がこぼれるほどに笑った。
風が吹き、花が舞い散る。シャボン玉と共に空へと舞い上がる。言葉を呑んだ兄弟たちと、舌を出した柴犬と、呆けたように目を細めたあおいと、修は眼前の景色をいつまでも見つめた。そんな彼らを、ニャマコはどこか幸せそうに眺めて、ぷるぷるぷると揺れていた。
「ニャママ♪」
<< もどる
1
2
3
4
5
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
網 透介
ファンレターはマスターページから!
網です。
不思議なニャマコのお話でした。
何だか暑いです。まだ夏になってもいないのに。憂鬱です。これから更に、本格的に暑くなってくるかと思うとうんざりします。
そんな気持ちを晴らしてくれる、ぷにぷにで可愛い生き物がいたらいいのにな。そう思いながら書きました。
少しは涼やかな気持ちになれたでしょうか。
それではまた次回に。
網でした。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ニャマコ大フィーバーの巻
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年05月20日
参加申し込みの期限
2026年05月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年05月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!