this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム /
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
わちゃわちゃのハムヌター
<< もどる
1
2
3
4
5
暑くなる前に
梓 智依子
は部屋で出掛ける用意を始める。待ち切れない娘の
梓 楓
は覚えたステップの質を高めるように繰り返し躍った。
手を速めながら智依子は横目で見た。
――本当に飲み込みが早いわ。親の欲目ではないけど、本当に才能があるのかもしれない。
タオルや飲み物、エネルギー源としてのグミやチョコレートをナップサックに忍ばせた。喜ぶ愛娘の姿を想像しているようで口元に笑みが浮かぶ。
「あとは……」
つば付きのキャップを被った。目にした楓は、かえでもー、と言って駆け寄った。
「これはどう?」
「ママといっしょだね」
子供用のキャップを被せたが結んだ髪のせいで少し浮いた感じになった。
「これじゃあ、おちちゃうよ」
「ママが直してあげる」
結んでいたリボンを解いて帽子を被せた。食み出た後ろの髪を手で束ねてリボンで結ぶ。
「ほら、これならいいよね」
「うん、いい! ママ、ありがとう」
「そろそろ行こう」
「かんきゃくさんが、かえでをまっているからね」
小鼻を膨らませて高速ターンをピタリと決める。身体の軸は全くぶれていなかった。
智依子は目を細めて楓と手を繋ぎ、柔らかい日差しの中へ踏み出した。
寝子ヶ浜海浜公園は海に近い。潮風が香り、周囲の木々や池が多くの人に好まれ、憩いの場所となっていた。
ベンチでは朝食がわりのサンドイッチに齧り付く男の子がいた。隣にいた母親がハンドタオルで口元を拭う。
その前をウォーキングに励む老夫婦が通り過ぎた。木の根に腰を下ろした中年男性は画用紙に繊細な海の波を描き出す。
楓は周囲の人々を見て、いっぱいだね、と弾むような声を出した。
「そうね。ワクワクする気持ちはわかるけど、慌てたらダメよ」
「ストレッチだよね!」
「ママの言葉を取らないでよ」
「ケガをしたら、たいへんだからね」
楓は繋いでいた手を離し、膨らんだ道で足を前後に開いてアキレス腱を伸ばし始めた。
「もう少し足を開いて股関節も意識して」
アドバイスを送りながら智依子は肩や股関節をしっかりと伸ばす。上体を左右に倒し、腰を入念に回した。
その後で楓に足りない点を伝え、全身を解していった。
「始めるね。最初にママの動きを見て」
「わかった!」
目を輝かせている娘の前で単純なステップを刻む。次第に動作を大きく、複雑な動きを加えてゆく。
その変化に興味を覚えて立ち止まる人がいた。楓が加わって年配者も足を止めた。孫を見るような優しい眼差しを送る。
二人のダンスは子供にも刺激を与えた。一緒になって踊り出す。釣られた幼児が加わって踊りの輪が広がっていった。
手拍子をする男性が現れた。テンポに合わせて歌う若者がいた。二人組の若者の一人はボイスパーカッションで参加した。残りはブレイクダンスを披露し、場を沸かせた。
最後は全員を巻き込んでフィナーレを迎えた。耳朶を打つ拍手が沸き起こり、各々が喜びの声を上げた。
「ママー、たのしかったね!」
「そうね。最高の気分で踊れたわ」
「キュー、キュゥゥー」
人とは違う鳴き声が混ざる。
「かわいい!」
飛び跳ねて喜ぶと楓は木々へ突進した。その反応に智依子は小首を傾げる。
「キュッ!」
ハムヌターが飛び出した。楓はしゃがむと両手でハムヌターを掬い上げた。その腕を駆け上がって帽子の上に乗った。
先程の踊りを真似るように後脚で立ち、危なっかしくフラフラと動く。
「ここにきて」
楓の言葉がわかるのか。ハムヌターは駆け下りて右の掌の中に収まった。丸まった姿で上を向き、キュゥゥ、と艶やかな黒目で鳴いた。
指で背中を摩ると自ら仰向けになった。その姿で指に腹を押し付けてきた。親指で腹部を撫でると、キュ~、と目を閉じて脱力した。
「ねえ、ママー。このおちびちゃん、かっていい?」
「……楓がママになって面倒みるならいいよ」
「ママになる!」
弾けるような笑顔を見せた。
その後、楓はハムヌターが天国へ旅立つまで、ダンスと並行して面倒を見た。
智依子は我が子の成長を実感した。嬉しく思う反面、子離れの早さも感じるのだった。
<< もどる
1
2
3
4
5
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
黒羽カラス
ファンレターはマスターページから!
ハムヌター再びのシナリオが無事に終わりました。
なんとなく人語を理解している程度なので、よくわからない行動をします。
鳴き声とジェスチャーを駆使しますが、伝わらないこともあります。
愛らしい容姿に不確定要素がたっぷり詰まったハムヌターですが、
連れ帰ったPCさんは小さな命の火が消えるまで、
側に寄り添っていただければ生み出した私としても嬉しく思います。
今後も折を見てハムヌターはシナリオで登場するかもしれません。
その時はまた可愛がってあげてくださいね。
最後に本シナリオのご参加、ありがとうございました。
また別のシナリオで会いましょう。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
わちゃわちゃのハムヌター
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
動物・自然
定員
5人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年04月18日
参加申し込みの期限
2026年04月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年04月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!