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とら寿司へゆくのだ
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「おいわい?」
「そう、お祝い。もうすぐ幼稚園でしょ?」
分かっているやらいないやら。愛娘、香凛はにかっと歯を見せて笑った。自分と同じ髪色をそっと撫ぜる
稲積 柚春
の頬も綻ぶ。
時が経てば何だかんだとこなれるものである。柚春も学生の頃は自分が子育てに明け暮れることになろうなどと思いもよらなかったものだ。それが今や二児の母。人生とは何がどう転ぶか分からない。
「だからね、今日はお寿司だよ。『とら寿司』へ行こうね!」
「やたー!」
「あはは、嬉しいね。玲陽も嬉しい?」
しかし万事が順風満帆というわけでもない。下の子、玲陽は近頃いささか早すぎる反抗期のようである。いわゆるイヤイヤ期、というものでもあるかもしれない。眉毛をひん曲げ口元をへの字にし、ご機嫌斜めだ。
「おや、玲陽はお寿司屋さんがお好みでないのかなぁ?」
「あ、ワット。準備できた?」
「バッチリだよぉ」
柚春の額に唇を寄せ、
ウォルター・B
はむっつりとして頬を膨らませる玲陽の顔を覗き込む。下の子の髪色は彼と同じ金色だ。
「玲陽君、お寿司だよぉ~?」
「とら寿司にはほら、『とらッポン』っていうのがあるんだけど。おもちゃがもらえるかもよ」
ぶぅと不満げ。柚春とウォルターは顔を見合わせ肩をすくめた。
不機嫌の原因は分かっている。幼稚園への入園を始め姉の祝い事がいくつか重なったことが、弟にはいささか蚊帳の外を感じて面白くないのだろう。もちろん両親は分け隔てなく接しているつもりながら、子供は存外敏感に、繊細に物事を感じ取るものだし過剰に受け止めてしまいがちだ。
とはいえ、玲陽の拒絶があくまで一時的なものであることをふたりも分かっている。まだ寿司を食べるには早すぎるがそれでも、両親と外出するのは好きなようだ。温かい陽光を浴びれば大概、はしゃぎがちである。
「まぁ、行けば玲陽もご機嫌が直るよね?」
「きっとねぇ。香凛、弟をよく見ていておくれよぉ」
「うんー!」
何はともあれ出かけてしまえばたちまち、玲陽の顔は太陽を浴びて輝くのだった。
寿司が来る。香凛はあんぐりと口を開けて見守った。
「おー……!」
とらねこ特急便が走り込むとその瞳はますますもって輝きを増す。列車の上に乗ったサーモンの皿をウォルターが取り香凛の目の前に置いてやると、もはや待ち切れないとばかり椅子の上で跳ねた。
「はい、じゃあ食べよっか! いただきまーす」
「いただきます。ほら、香凛も」
「いたあきます!」
柚春とウォルターはひと口に、香凛は半分ずつ食べてみる。
「おいし~! おいし~ね、パパ、ママ!」
にこにことして屈託ない香凛はすぐにも鮮やかなオレンジ色をしたサーモンの二貫目へ手を伸ばす。今度は一口で頬張った。
「おいしい?」
返事はなくも幾度となくうなずき美味しさを子供らしさ全開で表現する香凛に、柚春もウォルターも微笑んだ。
とら寿司はネタの新鮮や味もさることながら、財布にも優しい。何しろ一皿百円からのラインナップであるのがありがたい。星ヶ丘地区の邸宅に住まう英国紳士の妻となった柚春であるが、今はその懐事情を預かる立場でもあるからおいそれと無駄遣いを敢行するわけにはいかないのだ。
無論皿の値段に関わらず、とら寿司の寿司は美味であるから安心だ。
「うん、まぐろ美味しい~!」
「このえびのプリプリ感、たまらないねぇ」
「あ、ワット。取りすぎちゃダメだよ? 香凛、危ないから一人で取っちゃダメ! パパにお願いしてね」
「いくら、たべたい!」
「はいはい、今注文するからねぇ」
さて不機嫌イヤイヤ期を膨れっ面で表していた玲陽はと言うと、見れば店内に描かれているポップな魚たちの絵に釘付けとなっていた。
「お魚に興味があるのかねぇ?」
「玲陽も色んなことに興味が出てくる頃かな。いいことだね! そうだ、あとで水族館にでも寄ってみようか。香凛、行きたい?」
「いきたい!」
「賛成。僕もお魚に興味があるんだよ~、玲陽~」
おどける父に玲陽はきゃっきゃと輝く笑みをこぼした。
その後も皿は巡り、とらねこ特急便は行ったり来たり、家族の会話も深まる。
「今度、お義母さんたちが日本にいらした時は、回転寿司に連れてきてあげるのもいいかもね」
「ああ。きっと楽しんでくれると思うよ」
なお、『とらッポン』で出てきたマスコットのとらねこサンのミニフィギュアは玲陽のお気に入りとなり、その日は一時も手放すことが無かった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年03月12日
参加申し込みの期限
2026年03月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年03月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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