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春を待つ冬茜
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海岸は寒茜に染まる
三折部 朝衣
が寝子島町長・
中沢 リッカルド
の秘書になってそろそろ1年になろうとしている。
烏兎匆匆、月日に関守なし。時の経つのはあっという間だと感じずにはいられない。
そう感じるのは、今年が自分にとって大きな節目の年となる、とわかっているからでもあるだろう。
朝衣は今年、誰にとっても人生のターニングポイントたる「結婚」というイベントを控えているのだ。
お相手は同棲中の住沢 遥人。式は夏のはじめの6月に、彼が勤務するレストランで家族や親しい人たちだけを招いてのレストランウェディングを予定している。
「ふーっ。今日はけっこう捗ったんじゃない?」
暦の上では立春を迎えようかという日曜日。
朝衣と遥人はふたりで暮らすアパートの片づけに精を出し、気づけば夕方になっていた。
「夕食はどうする?」
遥人が朝衣に尋ねる。
「外食にしない?」
朝衣は提案すると、遥人は、そうしようか、と同意した。
彼は料理が本職だから作ろうと思えば何でも作れるのだが、ふだんの食事の支度は朝衣と交代制にしていた。どちらかだけの負担、というかたちになると、夫婦生活がうまく行かなくなるパターンも多い……というのは、公務員をしているとどうしても漏れ聞くことになる親世代の話から得た教訓だ。どちらもできることならば、できるだけ平等であったほうがいい。どちらかしかできないことがあったとしても、トータルの家事負担量は同じくらいにしておいたほうが、あとあと幸せになれるだろう。
身支度をして彼といっしょに外に出た朝衣は、そっとアパートを振り返る。
この物件を見つけたとき、朝衣は歓喜したものだ。
海に近いロケーションで、寝子ヶ浜海岸まで歩いて数分。
サーフィン好きなふたりにとっては絶好すぎる立地である。
たとえば夏の早朝なんかは、出勤前にいい天気だと思ったら、ウェットスーツや水着を着たまま海へ行って、波に乗ったり泳いだりしてそのまま戻ってこれたりする。
「朝衣?」
数歩先に進んだ遥人は、アパートを振り返ったままついてこない恋人を呼んだ。
「どうかした?」
「ん……うちのアパートって海に近くて最高だな、と考えていたの。でも、ふたりのうちはいいけど、子どもが生まれたら手狭よね。いずれは引っ越すことになっちゃうな、って。次の住まいもこんな条件の部屋で、ってのは贅沢かしらね。いまより広くて子育て向きで……」
「気が早いね」
「案外すぐよ」
朝衣のいうことは真実だろう。
だがまだ実感がもてないのも事実で、遥人はそのことを長く考え続けることはせず、海の方へ視線をやった。
「海、寄ってく?」
「寄ってく」
歩きなじんだ道を数分、朝衣と遥人は海にでた。
海風は冷たく白い雪も舞ってはいたが、空は見事なまでの夕焼けで、まるで冬の女王が茜色のマントを広げているかのようだった。波はとても穏やかで、海岸を静かに洗っている。
これという理由があったわけではないが、朝衣は足元の石を拾って、水面を切るように投げてみた。
石は水面で一度跳ね、二度跳ね……三度目も跳ねてから海に沈む。
「決まっ……た? いつもちっとも上手くいかないのに」
こんなふうに水切りがうまく行くのは珍しかった。それを見て、遥人も石を拾って投げる。
遥人の石は一度だけ跳ねて、波のまにまにぽちゃんと消えた。
「ふふっ。あたしの勝ちね」
「いや待って。もう一回挑戦させてよ」
遥人はむきになって、立て続けに三度も石を投げる。
一度目と二度目はだめだったが、三度目の石は朝衣の記録を超えてきた。
「あっ。悔しい! その記録、塗り替えてあげる!」
こうして茜色が藍色に覆われるまでのわずかな間、朝衣と遥人は石切りに興じた。
本当に何気ない……なんの褒美もない遊びだったけれど、ふたりの心は温かく、海辺には笑い声が溢れたのだった。
<了>
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あとがき
担当マスター:
笈地 行
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございます。笈地です。
それぞれの冬の夕暮れのワンシーン、いかがでしたでしょうか。
まだまだ寒い日もありますし、いろいろ流行ってもいるようですので
みなさまどうか温かくして、ご自愛ください!
それではまた別のシナリオでお会いしましょう。笈地でした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年01月24日
参加申し込みの期限
2026年01月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年01月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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