this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム /
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
春を待つ冬茜
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
人ぞ恋しき冬茜
「ふーっ、あの教授、人遣い荒くなぁい?」
帰り支度をした
志波 武道
はすこしばかり愚痴りながら、マタ大キャンパスの一角にある某教授の研究室をあとにする。武道の大学生活は後半戦を迎えていた。高校時代には生徒会長を務めただけあって、振る舞いに自然と人が手伝いを頼みたくなるような信頼感というか、オーラがにじみ出ているのだろう。授業のあとに教授に頼みごとをされて手伝っているうちに、気づけば日が傾く時刻になっていたようだ。
「今日は疲れたし、まっすぐアパートに帰るかナ……」
しっかりとマフラーを首に巻き、キャンパスの外に出てきた武道はその瞬間、言葉を失った。
――なんと素晴らしい夕暮れだろうか。
神々しいと呼ぶにふさわしい茜色が空一面を覆っており、しかも雪まで降っているのだ。
「綺麗だな……もしかしてこういう空に名前がついてたりしないかな」
スマホでさくっと調べてみれば。
「なるほど。冬茜、っていうのか」
冬茜があるならば、アキアカネやナツアカネもあるのかしらん、と調べようとして、
「それ赤とんぼじゃないですかぁ」
と思わず一人ツッコミをかましてしまう。周りに人がいなくて良かった。
空をぼんやりと眺めながら歩きだした武道はしかし、すぐに心が深みに嵌っていくような感覚を覚えた。
「んー、よくない。これはちょっとよくない」
口に出して戒めてみるがあまり効果はないようだ。
一人で歩いているからだろうか。しんみりというか、アンニュイというか……綺麗だがどこか寂しさも感じる冬茜の空に、心が引っ張られていってしまう。こういうのはだめだ。普段は見ないようにしているその領域を見てしまったら、しばらく戻ってこられなくなる。
武道は溺れまいとするようにふっと鋭く息を吐き、冬茜から視線を反らして身近な街並みを見回した。
人恋しいというのだろうか……。
この吸いこまれそうな夕暮れどきを共有できる人がいればいいのだが。
――と、鼻腔をくすぐる香ばしくもほっとする匂いに気づく。
「ん? これって……焼き鳥じゃなあい?」
そうだ。間違いない。
『炭火焼き鳥』の暖簾が見える。暖簾の細い隙間からは、冴え冴えとした空の色とは対照的なぬくもりある茜色の光が漏れていた。
今日はまっすぐ帰ろう、という考えは、この瞬間に瓦解した。
寄っていこう。
幸い、懐もさほど寒くはないことだし。
よく考えたら夕飯を作るのも億劫だし。
気分をあげるのにもいい。
それになにより――
「へい、らっしゃい!」
「すみません、一人なんですけどダイジョウブですか?」
「どうぞっ。カウンター席1名様ーッ」
――人がいる。素晴らしい。
さほど広くない店内は、ほどよく埋まっているようだった。
なじみ客らしい眉雪の男性の隣の席に案内される。
お隣失礼します、てな感じで会釈をすると、人好きのするその男性は目じりのしわをくしゃりとさせて気持ちよく会釈を返してくれた。
「兄ちゃん学生さんかい?」
「あ、そうです。そこのマタ大の」
「ほう、何勉強してんの?」
「一応、社会学部で犯罪心理学を」
「犯罪心理。かーっ、いまどきはそういうの大学で教えるんだねえ」
お手拭きを出してくれた大将が武道に、この人むかし警察官だったんだよ、と教えてくれる。
「そうなんですか。お話うかがってみたいナァ☆」
武道が興味を示したことで気をよくしたらしいご老体は、
「俺なんかの話が面白いかねェ」
なんて言いながらも武道の分までビールと焼き鳥を頼んでくれた。
経験談は聞いていてとても面白かった。武道が気持ちよく相槌を打ち、的を射た質問をしてくれるのを、彼のほうも面白がってくれたらしい。今夜は俺のおごりだよ、なんて言いだして、二杯目のビールを頼んでまでくれる。
武道は話を聞きながら、内心ではまったくべつのことでほっとしている。
これで今宵のところは人恋しさを誤魔化せそうだ、と。
ご老体がすっかりへべれけになってきたころには、武道はもう寂しくはなくなっていた。
「――ああ、そういえば。空、とってもキレイでしたよ!」
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
春を待つ冬茜
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年01月24日
参加申し込みの期限
2026年01月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年01月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!