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ムーンライツ・ムーンドライブ IV
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真正面から風を受けさゆるの髪はばたばたとなびく。時折視界をよぎる黒いものはじゅんのツインテールだ。三十にして奇跡の童顔の持ち主であるじゅんは入国にあたって着ぐるみの着用を免れていた。その連れであるさゆるもおこぼれとして、パジャマスタイルで顔が出るペンギンの着ぐるみを着せられていた。
「うおー、本格的! 最高~!」
「ひゃぁ~~~」
「うひょー!」
「スリル満点だね!」
「きゃあぁぁぁぁぁぁ」
どれがじゅんでどれが子供たちの声やら、もはや分からないがともかく賑やかだ。
「さゆるー、楽しんでるー!? ィヤッホーーー!!」
「楽しんでる。楽しんでるわ」
右に左に上に下にと乗客を揺さぶりながらマシンは高速滑走し、繰り返すアップダウンと二回転半のコークスクリューを経てやがてステーションへと帰還した。よろめきながらマシンを降りるとじゅんは子供たちもろともにへたり込むも、その顔は弾けるような笑みに彩られている。
「いやー、いいね子供の国! あんたたち、いつもこんな風に遊んでるの?」
「そうだよー、コースターもフリーフォールもウォーターライドも乗り放題なんだぜ!」
「次なにいく、どれ行く?」
「あはは、さゆるは何に乗りたい? あれ、さゆる? どうかした?」
思わずじっと見つめてしまった。無邪気で開けっ広げなじゅんは幼さが垣間見えて実に可憐だ。こう見えてさゆるより一回りも上だというのに。
「ううん、何でも。少し疲れたわ、何か飲み物でも欲しいわね」
「そだね、じゃあ休憩にしよっか。ヘイキッズたち、ちょっとドリンク二つ買ってきてよ。おごったげるから、あんたたちもソフトクリームでも買って食べなさい」
「イェーーーイ」
ぱたぱたと駆けてゆく子供たちを見送り二人、ベンチに腰掛ける。ほぅと一息つくとさゆるは何とはなしに彼女の肩へ額を預け、じゅんはさゆるの肩を抱いた。
「何かさ。いいね、こういうの。たまにはさ」
「まるで……」
「うん。そうね」
さゆるの言下に含むことをじゅんも同様に感じたことだろう。互いに幼少期には碌な思い出がない。美しい記憶などには縁がなく思い起こすのは心に刻む傷ばかり。脛傷だって無いではないのだ。
二人が取りこぼした幼き少女時代を、この場所は一時ながら染み入るように胸へ感じさせてくれる。今の二人は幼気な子供に変わりあるまい。誰しもがそうして幼少に触れ原風景へと還ることができる場所、それが子供の国であるのかもしれない。
そうして半日も過ごしただろうか。綾花と珪は両手にいっぱいの土産を購入し満足げだ。多くは子供向けの玩具であり、いつか誕生する二人の子へ贈られることになるだろう。
「子供はやっぱり可愛いですね。私たちも、いつかは……」
「あんなにたくさんでは、困ってしまうけれどね」
綾花の髪に唇を寄せて珪が言うと、綾花は頬を染めてはにかんだ。
「どうやら楽しまれたみたいっすね、皆さん」
タクシーへ乗り込むと運転手が悪戯っぽくそう言い笑う。
「たまにはな~んにも考えないで、子供に還るのもいいもんだわ。何だかこう、リフレッシュしたーって感じ! ね、さゆる」
「ええ。じゅんのいつもと違う顔も見られたしね」
「あたし、そんなにはしゃいでた? 恥ずいなぁ」
車内に満ちた笑い声を合図に車は走り出す。寝子島へは一時間程の帰路となるだろう。
ふと修は運転手を見つめて尋ねた。
「俺たちは良いお客さんだな。チョロい大人を運ぶ役割なんだろう? あなたは」
「え~? えっへっへ。んなことはないっすよぉ」
修は苦笑いしたがあおいは満足そうに鼻歌など口ずさむ。何であれ良き時間を過ごしたことに変わりはあるまい。
バックミラーに遠ざかる子供の国は赤に青にとぎらついて明滅し、いつまでも色褪せることはなかった。これからもずっと、終わることなく輝き続けるのだろう。
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あとがき
担当マスター:
網 透介
ファンレターはマスターページから!
網です。
夜のドライブのお話も四回目です。
グルメ、夜行列車、不思議な異世界と色々なシチュエーションを描けて満足でした。
夜は実に多様な要素を内包しており、まだまだ楽しむ余地がありそうです。
機を見てまた、夜のドライブを皆さんにご案内したいと思います。
それではまた次回に。
網でした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
NPC交流
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年01月16日
参加申し込みの期限
2026年01月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年01月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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