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LIQUID -Star Chronicle- 月の雫編
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【ストーリークエスト『月の雫』(4)】
『<チャージ>!』
ウミの駆るクラウドキャットは瞬時に肉薄し、ふわふわとしたボディに似つかわしくなく鋭い爪で敵の外殻を引き裂く。
戦場は混沌としている。えもいわれぬ空圧が支配する空間で、敵は無限のごとく押し寄せた。時の波濤と時球域が具象化する幻の産物と分かりながら、それらは確かな存在感と破壊、殺戮の手段を備えていた。
『わっ』
捕食獣がたった一匹の獲物へ群がるように飛びかかる。が、
「ふふん。おまかせあれ~♪」
マシロの繰るカードたちが、友を餌食とはさせない。あらわとなったカードの図柄たちが答えを導き出し、<きらめく星の輝き>がウミのパラメータを強化する。序盤で取得可能なごく基本的な魔法のひとつながら、この場においては有効だ。なにより、今回はウミの冒険と活躍を演出するため、マシロはあくまで後方で彼女を援護する構えであった。
『ありがと、マシロちゃん!』
「いいってことよ~、なんてね。まだまだ敵はいっぱいだよ、気を抜かずにいこう。楽しみながら、ね♪」
『うん!』
スラッシュクローでふたたび敵を斬り裂いた……ふたりの背後へ迫る群れの一団を阻んだのは、アオイの率いるパーティたちだ。
「なんですの、敵のこの数は!? 多すぎますわ!」
「司令官。状況不利につき撤退を提案します」
シャローテのナイフが飛翔し突き刺さり、動きを止めた敵の外殻をUWP2の変形した右腕から放たれる光条が貫いた。ことに効率的な手段で敵を屠ることを心得ているUWP2の提案ながら、アオイは首を振る。
「ここで退いたら、キャンプの人たちが……ここで食い止める!」
「しかし現状は、時の波濤の影響によって構築された、過去の模倣現象と分析します。住人はすでに故人であり、リスクを負って保護する価値は」
「そーいうことじゃないのよねえ」
グレーターオートヒールで仲間たちを手厚く援護するマーナ。ち、ちと指を振り、群れる敵どもを前に笑みを浮かべてみせた。
「アオイは優しいからね。優しいアオイがやると決めたなら、あたしはそれをかなえるために全力でやるだけ。ね、シャローテ?」
「そうですわね、マーナ。仕方がありませんわね!」
オートヒールを盾とし、前衛のアオイが突っ込み後方からシャローテがナイフの雨を浴びせる。そんな様をUWP2はしばし呆けたように見つめていたが、やがて、そんなものかと納得したかのように仲間たちへ並び立ち異形の敵を迎え撃った。
土煙を上げアオイらを横合いから急襲せんとする敵らを、ポラリスの氷礫が散弾のごとく撃ち抜き阻む。
「…………」
「ポラリス。大丈夫かい」
ふうわり優しい言葉とは裏腹に、鋭く振るう凛風の一閃が外殻もろともに敵を斬り伏せた。そうしながらも凛風は、パートナーのどこか憮然とした頬を撫ぜた。
「これがかつて君が、極星の七英傑たちが駆け抜けた戦争か。かくも激しいものだったのだね」
「もう一度……経験するなんて、思わなかった」
水鏡戦役とかすかながらに伝わる戦争の模様を、凛風は彼女の口から伝え聞いたのみだ。それほどにしゃべりが達者ではない彼女だが、語る言葉には力がこもった。知らず知らずのうちに握りしめた拳へ、凛風はそっと手のひらを添えたものだ。
妖刀桜雨を抜き放ち、硬質の外殻を柄で打ち跳ね上げたところへ、流水のごとき斬撃を放つ。宙をきりきり舞いする敵へポラリスの氷礫が追撃した。
「かつての君には、英傑たちがいた」
「うん」
「今の君には、私がいる」
「うん……」
「何度だって乗り越えられようさ。英傑とその伴侶として、この『時』を凍り付かせてみせよう」
「うん。まっぷたつに斬って捨てよう」
舞うようなふたりの連携は異形のまとう外殻をことごとくに斬って捨て、碧緑を凍結した。
生まれたいびつな氷像の脇をぽいんぽいんと、スライムに乗った騎士が駆けてゆく。
「ノノコさん、ひとりで突っ込んだらあぶないよ……!」
「あははっ、早くおいでよーエイジくん、わーーー!?」
たちまち異形に囲まれるノノコを、割って入ったエイジの盾が救う。いくらか無茶がきくのは、シャーミィの<クリーミーボイス>が身体能力にバフをかけてくれているためだ。
「なんつー数だよ! ふたりとも、呑まれるんじゃねーぞ! ……じゃない、気を付けてね☆」
時折うっかり飛びだすシャーミィの素の顔に、エイジは苦笑い。慌ててきりりと顔を引き締め剣を振るう。敵の怯んだ隙をめがけて、スライムライダーノノコの突進攻撃が炸裂した。明るい彼女の一挙手一投足が、いつでもエイジに力を与えてくれる。
それでも、無論のこと、敵の攻撃とて激しい。冒険者らは少なくないダメージを蓄積し、傷ついてゆく。エイジは猛攻に盾を構え歯を食いしばる。
「くっ。全然敵が減ってる気がしないや……か、勝てるのかな?」
「何とか持ちこたえるしかないわ。耐えて!」
踏み込むロサヴィアの秘石の剣が燃えるように輝き、エイジへ組みついた異形を両断する。すぐさま真珠が呼び出した小悪魔たちで陣形を組み、敵の進行を遅滞する間に、瑠璃の回復魔法があたたかな光をもって仲間たちを癒した。
「でも、姉さま! このままじゃ、敵の群れに押し流されちゃう……!」
「わたしの回復では、追い付かないです……ごめんなさい」
「今はそれぞれが全力を尽くすしかないわ。私たちが諦めた途端に、あのキャンプは飲み込まれてしまうのよ!」
痛ましく眉を寄せながらも、ロサヴィアに退く気はない。多くの勇ましい仲間たちと同様に。
「うーちゃん、レクサ、無理するな!」
カワウソのうーちゃんの攪乱を端緒に、<赤水晶のナイフ>で麻痺攻撃を叩き込む。すんなりと意思を通ずるようになってきたホムンクルスのレクサも、衝撃派を放ち異形を弾き飛ばしてくれた。
しかし数体を退けたところで、ブドーの眼前にひしめく群れがいくらかでも減ることはない。個がいくら抗おうとも覆せない、英雄的な冒険とは同列に語れない、これが戦争の姿なのだと突きつけられ迫られる思いだった。
「くっそ、ちょっとヤバイな……!? アンペリアさん!」
削り出しの大槍を振るいながら、人形姫はブドーの声に振り向くことはなかった。キャンプに上がり始めた火の手の熱を背にただ、群れを睥睨し、そして長い長い熟考の後に、告げるのみだった。
「……先へ進む。我らが死力を尽くすべきはここではない。そうしたところで、時の流れは跳ね除けられんだろうが」
「でも、アンペリアさん……!」
「耐えて。ブドー」
ブドーはもちろん、仲間たちも、歯噛みするソフィアだとて本意ではなかっただろう。同時にこの場でいかに抗おうとも、流れを覆すことかなわないのは誰しもが薄々と悟っていたはずだ。ましてや波濤がなぞらえているのは、遥かな過去に過ぎ去った残景に過ぎないのだ。
「学長、冒険者たちを撤退させます。次の目的地を」
「あれだ。稜線の向こう、戦火に揺らぐ塔を目指す」
うなずきながらもソフィアはぐっと言葉を飲み込んだ。己が魂までも心内にしまいこむかのように。そんな彼女の肩へ左右から、シフォンとロロが手を添えた。案ずる言葉はなくただ、うなずいただけ。それが今のソフィアにはありがたかった。余計な口をきいたら、どこか折れてしまいそうな気がしたので。
人形は真っ赤な炎を互い違いの瞳で見つめ、ぽつりと漏らす。
「今さら、彼らへ述べる弁明もあるまいよ」
そうして踵を返し、歩き出す。あとには炎の焦がす空気のにおいだけが残された。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月29日
参加申し込みの期限
2026年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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