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雪に憂うも喜びも
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「おーっ!」
「思ったより積もったねぇ」
稲積 柚春
も
ウォルター・B
もはしゃぎようは似たようなものだ。瞳は少年少女が如く輝き
メアリ・エヴァンズ
を苦笑いさせた。
降雪の報の翌日、ブラックウッド邸の庭は白くうっすらと積もっていた。今年の初雪は思いのほか大降りとなったようだ。それでも明日には溶けているだろうが雪は雪、柚春の心は踊ったしウォルターもまた然りであろう。
「雪合戦、って程じゃないかなぁ」
「残念?」
「いや、雪だるま作ろう。雪だるま」
「じゃあ僕は雪兎!」
白雪蹴り上げ庭へと駆け出した。淡雪を集めウォルターは小さな雪だるまの子どもを、柚春は白兎をテラスの端にこしらえる。
「冬だねぇ」
ウォルターは満足そうに言い、柚春も頷いた。
「うん。冬だね」
出会ってから幾度も巡ってきた季節ながら今年は一つ特別でもあった。二人の間柄は変化し、恋人を経て今では夫と妻。新しい関係性を大いに楽しむさなかに降った雪はさながら、彼らのこの先を祝福するかのように思えた。
温かいハーブティーとちょっとした軽食を用意して家を出た。目的地は特に定めずゆったりと、あえて取り留めない散歩道を楽しむこととする。
「まずは……こっちかな?」
「任せるよぉ。柚春の心の赴くままにね」
まずは手近なところで、星ヶ丘の小さな公園から。子どもたちが朝からやはり雪にはしゃぎ遊んでいる姿があった。先ほどの自分たちを思い出し二人は笑う。樹々や遊具、ベンチや周囲の民家の雪化粧に風情を感じ写真に収めた。もちろん自撮りも。特別な年の特別な一枚だ。きっとこの先何度も見返しては懐かしむことだろう。
ベンチで少しばかり休んでから、今度は星ヶ丘マリーナのほうへ向かいつつもそぞろ歩く。港に揺れる船たちもうっすらと白い帽子をかぶっていて、何やらおとぎ話の世界の風景のようにも見えて愛らしい。水鳥たちはまだ元気に鳴いていて、しきりに飛び回ったり薄い雪面に小さな足跡を刻んだりしている。二人はそれを眺めながらハーブティーをカップに注ぎ、ゆっくりと時間をかけて味わった。
再び歩き出すとエノコロ岬のほうへ。灯台では毎年恒例のイルミネーションの準備が進められており、今はまだ点灯しないライトが上から下へと渡されていた。極彩色の宝石めいたランプがあちこちに据えられ、トナカイやサンタの人形たちにも電飾が取り付けられている。夜を迎えればこれでもかと眩く輝くことだろう。そんな灯台を臨む場所へ据えられたベンチに腰掛け、ハーブティーで身体を温め出がけに作ってきたサンドイッチを食べた。
寝子島の雪景色はそう長くない。少し降っては儚く溶けてしまう。それでも、いやだからこそか、この一瞬の風景はきっと心に深く刻まれるだろう。隣に微笑む彼の明るい瞳の色と共に。
「ワットは寒いのと暑いの、どっちが好き?」
「そうだなぁ。どっちも違った良さがあるからねぇ」
冷え込みが少しずつ強まり柚春はウォルターの腕をぎゅっと抱き込んだ。こうしていれば寒さが身に染みることもなく互いの体温が互いを温めてくれる。
「すぐ溶けちゃうかなぁ。やっぱり」
「そうだねぇ。明日には無くなってるだろうねぇ」
「何だかちょっと、寂しいな」
ウォルターは笑って柚春の頭に手を乗せ髪をなぞった。
「冬休みはイギリスで過ごすでしょ? 向こうにも雪は降る?」
「ここと同じようなものかなぁ。すごく寒いイメージがあるみたいだけど、日本とあまり変わらないんだよ」
高緯度なイギリスだが海流や偏西風の影響もあり、極端に低い気温とはならないそうだ。とはいえ冷えるものは冷えるのだから防寒具の用意は欠かせないとのことである。
この冬には柚春もイギリスの地へ立つことになっている。期待も不安も相応にあろう。柚春の胸はとくとくと鼓動を刻む。しかし何といっても彼の故郷だ。この冬は特別な季節となることだろう。
「楽しみだね」
ハーブティーでぬくぬくと温まった身体で寒さも気にならず、羽のように軽やかに歩いた。
「ワット、見て。ほらほらこっち」
「おっとと」
スマホに二人を収めて雪景色と共に撮影する。思い出を刻みながら、共に歩んでゆく。夫婦となって初めての冬は柚春に、ウォルターに何をもたらすだろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月13日
参加申し込みの期限
2025年12月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年12月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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