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人間になりたいえーくんとあいちゃん
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公園にて
綾辻 綾花
は
早川 珪
とデート中にいとばあさんと出会い、えーくんとあいちゃんのことを教えてもらった。協力を約束したふたりが、双子とともにやってきたのは近所の公園だ。
双子は、ピンクや赤や青のペンキで塗られた遊具を生で見るのがはじめてらしい。
「わぁ! 見てくださいえーくん、滑り台があります! それにブランコも!」
「降下運動と往復運動。単純だけど、長年人類を魅了し続けている遊びですね」
発言内容はともかく、その瞳の輝きは3才児のそれである。
「遊んでみますか?」
綾花が身をかがめながら聞くと、えーくんとあいちゃんは、はいっ、と大きくうなずいた。
「ねえねえ、えーくん。まずはどっちで遊びましょうか?」
「どちらも楽しそうで迷います。あいちゃんが決めていいですよ」
「私は、ブランコで“空に近づく錯覚”を体験したいです!」
えーくんは、了解、と頷く。そうしながら少年は、少女から「したい」という言葉が人間と同じくらい自然に発露したことにいささかの驚きを感じてもいた。
えーくんは、あいちゃんと並ぶようにしてブランコの椅子に座ってみる。
「……思ったより座面が低いです」
「ちょうど足がつくだろう?」
珪がニコニコと見守っている。
「人間の子ども用に最適化されているんですね」えーくんは呟いた。「それで……どうやって揺れればいいんでしょう?」
「足で地面を蹴るんだよ」
珪に教えてもらい、あいちゃんはすぐにコツを掴んだが、えーくんはなかなかうまく出来ない。
綾花がくすくすと笑いながらえーくんの後ろに回り込んだ。
「押してあげますよ」
綾花はえーくんの背中に手を添えて、はじめはそっとの力で押す。それから徐々に大きくリズミカルに。いい具合に弾みがついたところで、綾花はえーくんに声をかけた。
「えーくん、膝を屈伸させて自分でも漕いでみて」
「膝を屈伸……?」
「えーくん、こうですよ!」
ピンときていないえーくんに、先に上達したあいちゃんが、膝を曲げたり伸ばしたりして見本を見せる。
「あ……あ……! できた! できました!」
とうとうブランコを漕ぐことができたえーくんは、顔いっぱいに笑顔を作った。
「すごい……すごいです。空が本当に近くなります! それからぐーんと離れて、また近づく……!」
「『楽しい』ね、えーくん」
「うん、『楽しい』……!」
堅苦しいですます調だった子ども達の口調が、だんだんとほぐれてきている。
ひとしきりブランコを楽しんだあと、双子は滑り台へと駆けて行った。どちらが先に滑るかで言い争ったり、もう一回もう一回と幾度もはしごをのぼったり、ちょっとあぶない後ろ向き滑りをしてみたり……。
「ふふっ、可愛い」
見ているだけで綾花の顔がほころんできてしまう。隣で見守る珪も笑顔だ。
「こうしていると普通の子どもみたいに見えるね」
「そうですね。こんなに純粋に楽しんでくれていろんなことに興味を持ってくれると嬉しくなります」
「子どもができたら公園にも連れて行ってあげよう」と綾花は自分に約束をした。人間の子どもと、えーくんやあいちゃんのような生まれたてのAIはきっと同じようにこの世界を知らない。だからこの公園から、世界のいろいろを教えてあげよう。体を動かすことや、葉っぱや砂の感触や、落ちたら怖いこと、友だちと喧嘩することなんかもきっと大切な知恵に違いない。そういったことをみんなみんな教えてあげよう。子どもたちがこの世界で生きることができるように。この世界が楽しく幸せだと感じられるように。
「おにいさんとおねえさんも一緒に遊びましょう!」
えーくんとあいちゃんが誘いにきた。
「そうですね。私たちも遊びましょうか。4人で遊べて、しかも寒い日にぴったり、体がポカポカになる遊びはどうです?」
人差し指を立てた綾花は歌いだす。
「鬼ごっこするもの、この指とーまれ♪」
さいしょの鬼は綾花になった。運動はあまり得意ではないが逃げる子たちを追いかけて頑張って走る。えーくんやあいちゃんが鬼になったときは、珪がわざと捕まってあげたりもした。
「こうしていると小さいころを思い出しますね。とても楽しいです」
双子より先に綾花と珪が音を上げた。ベンチに座ると、野良猫たちが寄ってくる。
綾花は煮干しをあげたり撫でたりすることを双子に教えた。
「これが『ふわふわ』?」
「これが『猫』?」
「そうです。にゃんこは気まぐれなのでつれないところをも可愛くて好きなんですよ」
「『好き』……人間がよく使う感情表現」えーくんは胸のあたりに手を当てる。「ここで感じるもの?」
「ええ。一緒にいると幸せになったり、大切に思ったり……ドキドキしたり」
綾花はそっと珪の手に、自分の手を重ねる。
双子もいつか恋をすることがあるのかもしれない、と思いながら。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
5人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月11日
参加申し込みの期限
2025年12月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年12月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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