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人間になりたいえーくんとあいちゃん
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ファミレスにて
「はい。これがメニューな。好きなの頼んでいいから」
お昼どき、
星山 真遠
はファミレスにいた。
案内されたのは4人掛けのボックス席で、隣にいるのは弁護士の友人・
文梨 みちる
。正面の席に座っているのは、3才くらいの双子に見える『えーくん』と『あいちゃん』だ。
司法書士兼行政書士である真遠とみちるは仕事でクライアントの元を訪問した帰りで、いかにもなビジネススーツを纏っていたが、えーくんとあいちゃんが一緒だと途端にファミリー感が出る。実際のところ、双子はみちるとの子ども……なわけはなく、ついさっき出逢ったばかりの赤の他人。それも『AIの付喪神』だという。人間のことを知りたいという双子に真遠が提案したのは「食事行こうぜ」だった。仕事が長引き昼食を食べ損ねていたのだ。双子がどうこうより自分がお腹が空いていたのである。人間だもの。
――とまあ、こんな経緯でファミレスに入ったはいいが、まず「好きなものを頼む」というところでいきなり双子はつまづいた。塩分やらカロリーやら頭でっかちに数値上のことを検討しはじめたのである。だが真遠の感覚からすると、好きなものを頼むっていうのはそういうことじゃない。
我々がふだん何気なくやっている「今食べたいものはなにか」という選択は、意外にも肉体的な直感があるようだ。人間はその日の体調や気分や腹具合、ほかにも天候や過去の経験なんかを総合的かつ瞬間的に捉えて、直感的に食べたいメニューを選ぶ。しかし肉体を得たばかりの双子にとって『直感』で判断するということは、情報を精査するより難しいことのようだった。
ぐだぐだ考えるよりまずは経験、と真遠は双子にぴしゃりと言い渡した。
「ここは素直にお子様ランチにしとけ。オレは、そうだな、ミックスグリルにしようかな」
「私はクラブハウスサンド。御馳走さまです」
はじめから決めていたのか、みちるはメニューも見ずににこりとする。
「了解。……って、これ、オレがおごる流れ?」
当然のように、みちるの笑顔は揺るがない。
「御馳走さまです♪」
ここで言い争っても負ける。何しろみちるはその道のプロなのだ。
そう考えた真遠は黙ってテーブルのタブレットを手に取って、ポチポチと全員の分を注文した。
やがてお子様ランチが運ばれてきた。
双子はそれを興味津々、食い入るように見つめ続けた。
えーくんはオムライスの中央に、国旗のついた爪楊枝が刺さっているのが珍しいようだ。
「星山さん、この旗はなぜ刺さっているのですか?」
「ん? えーと……」
ここで検索したら負けだ、と思った真遠は、適当ながらも直感で答える。
「……楽しいから?」
「『楽しい』!」
あいちゃんのほっぺたがふわっとピンク色に染まる。
それは彼女が『楽しい』という感覚を味わった瞬間だった。
「たしかに楽しいです。しかもケチャップでスマイルが描いてありますよ、えーくん!」
「これも楽しいからでしょうか?」
きっとそうだろう。その証拠に――
「ふたりの顔が、オムライスの笑顔と同じになってるわ」
みちるがくすくすと笑っている。
えーくんはさらにお子様ランチを分析する。
「えびフライ、唐揚げ、ウインナー……合理性がありません。ですが、幸福度は最大化されています」
「えーくん、プリンも付いてますよ! デザートが最初から確定してるなんて、優しい世界……」
「つまりこれは――“人類が子どもに与えた、夢の詰め合わせデータパック”!」
子どもたちの大仰な言い回しに、真遠は思わず噴き出した。
「ははっ。お子様ランチは『人類が子どもに与えた夢の詰め合わせデータパック』か。言い得て妙、だな」
スプーンを持った子どもたちはそこで、はた、と大人たちを見た。
「それで……」
「これはどうやって食べるのでしょうか?」
真遠とみちるは二人で食べ方の見本を見せた。双子はみるみる学習し、すぐに自分で食べはじめる。
「『おいしい』です! ね、えーくん!」
「はい。僕も『おいしい』を実感しています。あっ、あいちゃんのほっぺたにご飯粒がついていますよ」
指摘されたあいちゃんがうまく取れないでいると、みちるがさっと手を伸ばした。
「ここよ。取れた。……あむ」
つまんだご飯粒を自分の口に運んで微笑むみちる。
(まるで自分の子どもに食事の仕方を教えているみたいだな。みちるが母親でオレが……)
真遠はぶるぶると首を振る。
(何考えてるんだオレは)
その仕草ははたから見たら理に適わない動きだったようで、双子もみちるも不思議そうに首を傾げる。
「何やってるの、星山くん」
「別に。何でもないし」
無心を装い、真遠は肉を口に運ぶ。
「あちー!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
5人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月11日
参加申し込みの期限
2025年12月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年12月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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