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猫印名品と共に生きる
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何でも置いてる。何でも揃う。猫印名品へ行けば買えない物など何もない。というのはいささか過言ではあろうが決して的外れというわけでもなかった。定番アイテムから限定品まで選り取りみどり、十割と言わずも八割くらいは大体あるだろう。
真境名 アリサ
の元へやってきたそんな猫印名品のSNSのお知らせには、目を引く品が掲載されていた。
「おっ、いいじゃんこれ! さっそくポチっと……」
いつものように公式サイトのネット通販で注文を、というところではたと思い返す。
「たまにはお店に行ってみようか。せっかく寝子島にも支店があることだしね」
それに今日は水着ガールズバーのキャスト兼副店長も休日だ。いつも通販で済ませてばかりだがたまには店舗へ出向くのもいいだろう。目当ての品に限らず予期せぬ発見があるかもしれないし。
「そうと決まれば!」
アリサは自宅を飛び出し跳ねるように歩んだ。近頃めっきり冷え込んできたが太陽は強く輝いていて、外出するには丁度いい。
猫印名品はブランドイメージを商品のみならず店舗によっても表現する。例えば白基調の壁に天井やえんじ色の差し色であったり、色調を揃えた木製の陳列棚であったり。世界の民族音楽をBGMとして流す試みもすっかり定着しているようだ。足を踏み入れた瞬間に猫印を象徴する空間が広がる。誰にも明確なコンセプトはやはりシンプル・イズ・ベストだ。統一感と清潔感に満ちるフロアスペースに、アリサは何故だか深呼吸をした。
「さて! 例のブツはどこかなー?」
広告に見かけた品を探すとすぐに見つかった。
「これこれ。うん、なかなかお洒落だね♪」
冬物のコートだ。無地のシンプル、故に多様なアイテムと合わせやすい。作りもしっかりとしていて安っぽくないし、羽織ってみると実に暖かい。これ一着でも冬を越せそうだ。撥水加工だし羽毛はたっぷりで保温性が良いのに重量を感じさせない程に軽い。丈も丁度良い長さでフードだってついている。
「ふっふふ。これに決ーめた」
購入する前から分かっている、これはお気に入りの一着になるはず。
お目当てのコートはゲットしたが、猫印には文字通りの名品があふれている。ついでにその他の商品も物色してみることにする。
「そういや今日の晩御飯はどうしよ。猫印は食品も充実してるんだよね。どれどれ……お!」
目についたのはカレーコーナーだ。カレーと言えば猫印、猫印と言えばカレー。そんな風にも語られる程度に猫印名品はカレーが充実している。昔ながらのカレーから焙煎スパイスカレー、和風出汁カレー、マイルドなクリーム系カレーにインドの本格カレー、北海道のソウルフードことスープカレーまで多岐にわたるし、温めれば食べられるレトルトにも関わらず大ぶりな具材がごろごろと入っている。米やナンの選択肢も豊富だし付け合わせやトッピングの充実っぷりにも目を見張る程だ。ワンコーナーを占める力の入りようであり、カレーは猫印の代名詞ともなっているとかいないとか。
「いいね、どれも美味しそう! 今夜はカレーにしようっと。どれがいいかな~」
どっちを向いてもカレーカレーカレー、カレーの並びに目移りしてしまう。と、アリサはその中から一つを手に取った。
「これこれ! 美味しいんだよね、マッサマンカレー」
タイ発祥、ココナッツの甘味とスパイスの辛さとほのかな酸味が相互作用で引き立て合う。猫印カレーの中でもアリサのお気に入りだ。ついでにナン二枚のセットも一緒に購入する。
他にもあれこれと雑多な品々を買いたい気持ちもあったが、今日のところは切り上げることにした。足を運べばついつい不必要な物まで買い込んでしまう……猫印名品の唯一の欠点であろうか。
「よっし♪」
早速新しいコートに着替えて街を歩く。行きも帰りも同じ風が吹いているはずだが、何だか生まれ変わったような気分だ。丈夫な作りでありながら生活へ自然と溶け込む洒脱な意匠で、プライベートにも仕事用にも使えるだろう。長年の相棒となってくれそうだ。
弾む心で家路を辿る。九夜山の麓から届く寝子高のチャイムが下校の時刻を告げていた。今夜はカレーだ。そう思うとアリサの足取りは羽のごとく軽くなりステップを踏んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月05日
参加申し込みの期限
2025年12月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年12月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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