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ムーンライツ・ムーンドライブ II
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あまり運転はしない。免許は取得したが今のところ身分証明書としての役割に留まりがちである。お気に入りの本でも片手に歩くほうが好きだし近場の用事なら結局徒歩で済ませてしまう。
しかしながら、まるで皿に落としたプリンみたいだ。夜空に浮かぶ月というものは。すくえそうだと
倉前 七瀬
は何やら笑んだ。
「ふむん。月の綺麗な夜ですね」
久方ぶりにドライブの気分となったから、車に乗り込むついでに
ウォルター・B
へ連絡をした。夜の煌めきと月下を走る厳かで清浄な気分を他の誰でもなく彼と共有したかった。
返答は? もちろん聞くまでも無かろう。
「大丈夫かい?」
「はい、まぁ、ちょっと久々やけん……もちろん安全運転でいきますよ。大船に乗ったつもりでいてください」
「頼もしいねぇ」
皮肉だろうか。ウォルターの口元はやや引きつったがともかく、車はそろりそろりと発進する。
「うん、その調子。それにしても、なかなかいい車だねぇ。これで中古だって?」
「そうなんです。状態も良いし安かったので」
「掘り出し物を引き当てたねぇ」
取り回しの良い軽自動車だ。燃費もいい。七瀬の運転は可もなく不可もなくといったところだが、捻るハンドルにもいささか控えめに踏み込むアクセルも十全に応えてくれる。
隣をちらと見やれば彼の穏やかな笑みがあった。
「それで、どこへ行くんだい?」
「目的地は特に決めてないです。あ、コーヒーでも飲みましょうか? ドーナツもつけましょう」
「いいね、いこう。いこう」
行く先が定まると七瀬の迷いがちな運転にも目的意識が生まれ、いくらか引き締まる。ぐんとアクセルを踏み込み加速した。
シーサイドタウンのメインストリートを横切り寝子島街道へ乗る。家並みの間から覗く寝子ヶ浜海岸に黄色い粒子が散っていた。月は見せつけるように美を地上へと振りまく。七瀬は当てられるばかりだ。ウォルターの瞳にだって月影が踊り、幾筋ものネオンカラーも流れた。
「もうそろそろかい? ああ、ここだね」
「ドライブスルーで注文しましょう。……どうやるんでしたっけ?」
「大丈夫。僕はその道のプロだから」
物言いの大仰に笑いながら、看板と彼の指示に従い車を停めた。通話口から届く声へ注文を飛ばすのは何だか妙な気分だった。
コーヒーが温かいうちに近くの公園脇の駐車場へ停車し車を降りた。ベンチへ並んで腰かけカップの縁から熱い褐色を啜る。少しだけ舌を火傷した。
「結構美味しいねぇ、ここのコーヒー。ドーナツも丁度いい甘さで美味しいよぉ」
「そうですね。ほっとする味です」
「そうそう、そんな感じ。オシャレで高級なカフェほど洗練されてなくて、でもチープすぎることもなくて」
「僕たちにぴったりですね」
頭上の月は真円を描いている。先ほど購入したドーナツと見比べて何か気の利いたセリフでも捻りだそうと試みたが、上手くはいかなかった。数多の本を読んできたというのに、彼と共に在るこの時間の幸福を言葉で表現することはどうにも難しい。
「いやぁ、それにしてもさ」
「はい?」
ドーナツを頬張ったところで彼が言った。
「七瀬が運転できると、選択肢が広がるよねぇ。助手席から見る眺めもなかなか悪くないよ」
「僕も、誰かを乗せて走るのは久しぶりです。いいものですね」
一人気ままに走るのもいいが確かに、助手席に揺れる黄金色がちらと目に入るのは気分がいい。時折青い瞳と目が合い笑い合う瞬間は何物にも代え難い満ち足りた気分ともなった。
「今度はもう少し遠出してみましょうか」
「いいねぇ。車があれば島外にもいけるしね」
七瀬のまったり気楽な運転で、寝子島の外へ足を運ぶのも確かに悪くない。新しい景色を見い出せるかもしれない。
「いろんなとこ、行きましょう。ウォルターさんはどこに行きたいですか?」
「そうだねぇ。美味しいもの食べにいったり、掘り出し物を探したり。目的が無いドライブっていうのも、いいよねぇ」
行き先はどこだっていいのかもしれない。二人ならばどこを走ろうとタイヤは滑らかに回りカーステレオも軽妙に歌うだろう。
月はいつまでも煌々と黄金に灯り二人を見下ろしていた。
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担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
NPC交流
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年08月11日
参加申し込みの期限
2025年08月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年08月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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