this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム /
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】第十二階層 青白く燃える竜を狩れ!!
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
破:熱い戦い
炎が上がるたびに、水が煌めく。
響き渡る咆哮に、冒険者の声が重なり山のふもとに響き渡る。
「またか……!」
豪の振るうハンマーと、炎を起こす竜の尻尾が激しくぶつかり合う。炎が飛び散り、近くの木々へと燃え移った。
「任せてください!」
想花がメイスを一振りして水を撒き、一気に炎を沈める。
別の方向からは鈍い音が響き、よく見れば盾を持ったハチワレ猫獣人が、竜の噛みつき攻撃からティオレとぴりりを庇っている。
「ありがとね、ハチワレ! ぴりり、私の後に続いて!」
「は、はいっ!」
ティオレとぴりりが協力して攻撃を仕掛け、ヘイトが二人に向こうとすれば桜が矢を放って気をそらす。
「その調子だ! どんどん攻撃しよう!」
クレイグもハンマーを思いっきり振るう。だが、竜はその衝撃に耐え、おもいっきり尾を振り回しては冒険者達を苛む。そして、尾に生えた真っ青な宝石の輝きを増した。
「! 一旦離れて!」
礼美が叫んだと同時に前衛を襲う炎。咄嗟に豪がハンマーを振り下ろして水の壁を作り、傍にいたクレイグを庇う。ティオレはぴりりの手を引いて下がり、想花もまた燃えてしまった木々へ散水し被害を減らす。竜は唸り声を上げ、再度尾を振って炎をまき散らしていく。
「炎が厄介すぎますね……」
水を撒いて想花が呟けば、ティオレが額に浮かんだ汗を拭いながらロングソードを構える。ぴりりとクレイグ、豪もまたそれぞれ武器を構え竜の様子を伺う。
(前衛が張り付いているから、ヘイトがこっちに向きにくいのかしら?)
桜はふぅ、と1つため息を吐き「もう少し大胆さが必要かも」と足を進めた。その先は……竜の視界に入るギリギリのあたり。
「!?」
躊躇いもなく放たれる矢が、竜の眼の近くを掠める。
(さあ、どう動く?)
桜が駆けだすのと同時に、竜も一歩大きく踏み出す。
(ヘイトを無理やり……?)
ティオレは思わず目を見開いたが、大きな隙が出来た。そこへロングソードを閃かせ、合わせるようにクレイグがハンマーを振るう。竜の視線が桜からティオレたちへ向きそうになると、もう一度矢が放たれる。
「こっちよ」
挑発するような声に、竜が反応し方向転換。今度は桜目掛け尾を振り落とす。同時に炎が起こり、的確に回避する桜。
(こいつは凄いぜ!)
ふと見えた桜の動きに、豪が口笛を吹く。そのまま勢いに乗りハンマーを振るえば、ティオレ達もチャンスとばかりに猛攻撃を仕掛ける。
(このまま押し切って……)
手ごたえを感じていたティオレだったが、ここにきて嫌な予感がした。翼が、急に広がったのを見た彼女は咄嗟に「散開!」と叫んだ。
纏わりつく冒険者を払う様に、翼が広がる。豪の視線はその翼に突き刺さっていた。
(こいつを使えなくすればいけるんじゃないか?)
彼はこの戦いの間「飛べる相手出なければ落とし穴でも使えるんだが」と考えていた。ここにきて何か閃いたらしい。
「ちょっと礼美先生のトコ行ってくる! 竜を押さえられるか?」
彼の問いに、ティオレは小さくため息を吐く。
「あまり期待はしないで。……戻るまではなんとかするわ」
「何か思いついたんですか?」
桜が問いかければ豪はこくり、と頷く。自信があるのだろう、その顔に不安はない。桜は「こっちも尽力しますよ」と言って竜に矢を放った。
(何か思いついたのかな?)
想花は竜の炎に水をかぶせながら、礼美の方へ駆けてくる豪を見ていた。彼は礼美に何かを問いかけていた。その会話内容は聞こえづらいし、戦闘に関係あるかわからず想花は意識を竜に戻した。
竜はけっこうしぶとい。前衛を張る面々と、囮となった桜がひっきりなしに攻撃しているのに倒れる気配がない。自分も後ろから攻撃しているが……。
(体力が尋常じゃないのかな……)
想花が思いっきり激流を竜にぶつけながら考えていると、豪と礼美が包帯を持って現れた。
「月原さん、ちょっとこの包帯を水で濡らしたいの。お水を分けてもらえる?」
「……えぇ」
二人は想花が弱めに放った水に包帯を濡らし、それをもって前衛へ駆けていく。よく見れば、包帯の端には石が括りつけられていて……。
「あ、なるほど……」
合点がいった想花は、ぎゅっ、とメイスを握って二人の後に続いた。
彼らの作戦がうまくいけばもっと攻撃しやすい筈だ、と。
クレイグはハンマーを振るいながら、傷から流れる血をそのままに竜を睨みつける。
「思っていた以上にしぶといな。そろそろ魔力の球が零れてもいい頃なんだが」
よく見れば、尻尾の宝石が折れたのだろう。いくつかの鋭い青く輝く棘が地面に落ちている。後衛のあたりまで飛んだそれを想花が拾い上げる。
「この宝石一つで一生遊んで暮らせたりするのかな」
綺麗な青い宝石。だが先端は鋭く、これだけでも武器になりそうだ。彼女は手早く布で包んで鞄に押し込んだ。
その間も、竜との闘いは続く。前衛の攻撃がかなり効いているのだろう、
竜は首を擡げ、ちょこまかと動く桜を捕らえようとするがうまくいかない。
彼女の奮闘のおかげでティオレとぴりりには攻撃が向いていかず、ダメージを稼ぐことに成功している。だが、慣れていないぴりりは少しへばってきたように見えた。
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】第十二階層 青白く燃える竜を狩れ!!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年08月03日
参加申し込みの期限
2025年08月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年08月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!