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ある晴れた一日
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今日は日曜日。キャバクラ『プロムナード』の定休日に当たる。
それもあって
朝鳥 さゆる
と
姫木 じゅん
はゆったりとした起床となった。
「ギリギリじゃない!」
じゅんはパジャマ姿でソファに飛び乗り、リモコン片手にテレビを点けた。瞬時に画面を切り替えるとアニメのオープニング曲が流れてきた。
着替えを済ませたさゆるは静かに隣へ座る。時に横目をやるが声は掛けなかった。前のめりで観るじゅんは何度も頷き、そこよ、と主人公の応援に全神経を傾けていた。
エンディング曲が流れると早々にテレビを消した。軽やかな足取りで食卓に着くと、お腹へったー、と子供っぽい声でさゆるを和ませた。
軽い朝食が終わるとじゅんは食器を重ねてシンクに運ぶ。さゆるも運んで手早く洗い物を済ませた。
じゅんはカーテンを開けた。青い空に向かってにっこりと笑う。窓を元気に開け放ち、全身に朝陽を浴びた。
「今日は朝から暑いね」
「今日の最高気温は二十九度になるそうよ」
「チャンスじゃない!」
瞬時に喜びを爆発させた。さゆるは腑に落ちないものの買い物に行く用意を始めた。
じゅんは駆け出し、クローゼットを開けた。中に詰め込まれた物を取り出し、できた隙間に片腕を突っ込んだ。
その行動にさゆるは目を留める。
――いつもなら録画した一週間分のアニメをまとめて観るのに。
差異と判断して軽く髪に手櫛を入れた。財布の中身を確認して玄関へ向かう直前に声を掛けられた。
「ちょっとさゆる、どこ行くのよ」
「いつもの買い物だけど」
「そんなこと、してる場合じゃない。今すぐ、屋上に行くよ」
デッキチェアを引っ張り出したじゅんは足元に置かれたクーラーボックスを開いた。
「さゆるはここに保冷剤と飲み物を詰め込んで」
「屋上の鍵は? 普通は出入りできないよね」
「できるよ。施錠されてる方が珍しいわ」
「それならいいけど。急にどうして? そのデッキチェアも初めて見るんだけど」
「もちろん、この日のために用意したに決まってるでしょ」
じゅんは踏ん反り返って理由を語り始めた。以前に観たアニメのワンシーンに由来するという。
聞かされたさゆるは眉間に薄っすらと皺を寄せて、あったような、と低い声で呟いた。
じゅんは信じられないと声を荒げた。
「一緒に観たじゃない。全ての難題を片付けた主人公と助手が屋上にデッキチェアを並べ、水着姿で乾杯する感動的なシーン。あれの再現をどれだけしたかったか。さゆるにわかる?」
「その意気込みを見ればわかるよ。それで飲み物とあとは何をすればいい?」
「デッキチェアを運んで貰って、水着にならないと。その前に日焼け止めを塗らないと。やることはいろいろあるんだから」
その後、大まかな方針を決めた。二人は分担して屋上に物を持ち込んだ。
屋上の端は目立つので中程にデッキチェアを並べて置いた。飲み物用のサイドテーブルは二脚。サングラスやタオル等、細々とした物も用意した。
二人は揃って部屋に戻ってきた。
じゅんは日焼け止めのクリームを掌に搾り出す。両手を擦り合わせてさゆるに言った。
「ベッドに寝て。あたしが塗ってあげる」
「そのあとはじゅんね」
さゆるは上半身、裸になって俯せの姿勢を取った。
「ちょっと。下も取らないと」
「そこまでする?」
「するの! 日焼け止めなんだから」
愛らしい顔で頬を膨らませた。さゆるは表情を緩めて全裸で俯せとなった。
じゅんは機嫌よく塗り始める。内腿や脇腹に遠慮なく手を入れるので身体が小刻みに動いた。
「もう少し、手加減して」
「やるなら完璧にしないと」
その八分後、さゆるは遣り返す。じゅんの笑い声が部屋の中に満ちていった。
屋上のデッキチェアで二人は寝そべる。
さゆるは控え目なブルーのビキニを選んだ。じゅんは一貫して変わらず、黒を基調にしたゴシックロリータのセパレートタイプを身に纏った。
どちらも青い空を眺めていた。
さゆるは顔を横に傾けた。じゅんは薄目で大きな欠伸をした。
「眠かったら寝てもいいよ」
「じゃあ、一緒に」
じゅんは右手を横に出す。さゆるは左手で握った。心地いい風が吹くと、どちらも静かに瞼を閉じた。
とても穏やかな時間が二人を優しく包み込んだ。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年05月02日
参加申し込みの期限
2025年05月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年05月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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