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3時間目は、おんがく。今日はみんなで合唱です。
「歌ならあたしにおまかせー」
先生が指揮棒をゆるやかに振るのに合わせて、瑠奈が美声を響かせると、クラスのみんなからは、ほわあ……と声がもれました。瑠奈はアイドルグループ「CitrusCat's」のメンバー、『末明(ほのか)せれね』。歌ならお手のもの、その声はやわらかく美しく広がりました。
「夢宮さん、すばらしいですね。さあ、皆さんも歌ってみましょう。大丈夫、恥ずかしがる必要はありませんからね」
「私も歌うよ~、ぼえ~♪」
ののこがちょっと外れた音程で歌い出すと、英二も慌てて後に続きます。
「こ、こうかな。~♪」
「おお~、英二くんうま~い!」
ヒトカラでアニソンを熱唱したりするのが活きたようで、ののこはきらきらと羨望の眼差しを向けて、英二は少し赤面しました。
晴月はラッセルが思ったより、歌の才能があったみたいです。
「おお、上手い上手い! やるじゃねーか、晴月!」
「えへへ、そうかな? ラッセルも歌ってみて!」
「俺か? おう、了解!」
なかなか綺麗な歌声を響かせる晴月に、ラッセルも合わせます。
ちょっと苦戦しているのは、歌が苦手な莉鳥です。
(音痴なのよね、私って……ああ、早く終わらないかしら)
「ぼぼぼえ~~~!!」
莉鳥の調子っぱずれがまったく目立たないほど、盛大に音程を外しまくっているのは熊吉君でした。よくよく聞けば、ほかの生徒たちも結構外れていて、ぴたりと合っているのは瑠奈や英二くらいです。莉鳥は内心、ほっとしました。
「さぁ、最後にもう一度歌ってみましょう。みんなと声を合わせることを意識してくださいね」
先生の合図で、さんはい! 最後はみんな、いい感じに音を合わせることができました。
そうしておんがくの授業は終わり、4時間目はずこうです。
「今日はお絵描きをしましょう。皆さん、好きなものを描いてみてくださいね」
さっそく鉛筆、クレヨンに絵筆と手に取り画用紙をお絵描きを始める生徒たち。
またしても苦戦しているのは、莉鳥です。
「歌を歌えば音痴だし、絵を描けばこの通りの棒人間。まったく、嫌になっちゃうわ……」
「ふふふっ、何ですのそれ? お下手ですわね!」
横から覗き込んだエルフィンさんがくすくすと笑うので、莉鳥はむっとして、相手の画用紙を覗き返します。そこにはグニャグニャの線で描かれた……犬? 鳥? 豚、馬、ドラゴン? な、何? よく分からない奇妙な生き物が、お世辞にも上手とは言えないタッチで描かれていました。正直言って、莉鳥のが少しだけ上手いくらいです。
「……あまり人のことは言えないような」
「な、何ですってー!?」
絵といえば、ラッセルです。彼はイーゼルに立てかけた画用紙へ、絵筆を取って美麗な鳥の絵を描き出しています。黄色のカナリアと、緑のツバメのような綺麗な鳥たちが並んで飛んでいる、躍動感あふれる絵でした。
「うおー、ラッセル君すげーなー!」
「ほー、大したもんだ!」
鴉天狗君と熊吉君が感心してそう言うと、ラッセルの代わりに隣の晴月が誇らしげに胸を張りました。
晴月もまたヘタクソではなくて、それなりに特徴を捉えた、味のある絵を描いています。
「晴月、やるじゃんか! 上手い上手い」
「ほんと? やったー♪」
ラッセルが絵を描くところを見て、描き方を覚えたのかもしれません。頭を撫でてやると、晴月は嬉しそうに笑いました。
瑠奈と英二、ののこは三枚の画用紙を合わせて、大きな一枚の絵を描いています。
「ののちゃん、ここには何を描こうか?」
「うーんそうだねぇ、カッコよくて、でっかくて、大迫力な……ゴアラとかどうかな!?」
「ののちゃん、描けるの? あたしはちょっと無理かな~」
「私も無理だから、ゴアラは英二君に任せよう♪」
「ええっ、僕? 確かに描けないことはないけど……」
明るく青い空、穏やかな草原、立派な街並みに向かって迫りくるゴアラ。瑠奈とののこはそこへ、たくさんの猫を描きまくります。何だか不思議な、そして楽しい絵になりました。
ずこうの時間が終わると、先生は生徒みんなの描いた絵を、教室の後ろへ張っていきます。たくさんの絵が飾られた教室は、これまで以上に賑やかになり、先生は満足そうにうなずきました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
山中にいな
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年05月04日
参加申し込みの期限
2025年05月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年05月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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