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双界の祝祭 ~はなむけのフラワーレイン~
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>気の合う友達と、祝祭を
(なんかこう、戦闘がないのは落ち着かないな)
と、重騎士の姿をした
響 蒼留人
が精霊族の特徴である尖った耳を搔きながら考えた。だが、目の前に広がるのは花の祝祭を楽しむ人々の平和な光景。
「せっかくの祭だし、のんびりするか」
そう呟きながら辺りを見渡し、早速祭の会場へと足を踏み入れた。
のんびり歩きながら屋台を回っていると……、友達の姿を見つけた。貴族の貴公子といった姿の
マーガレット・ライカー
だ。
蒼留人は、「せっかくだから」と(ダメ元で)マーガレットを誘っていた。彼はマーガレットが来てくれた事に内心ほっとしながら歩み寄った。
そんなマーガレットといえば、秘密にしている創作作品のネタ集めも兼ねて屋台周辺を散策していた。彼女の視線の先には、少年同士がわいわい言いながら射的に興じている様子。
(祭りで出会う二人の少年、何も起こらぬはずはなく……。あぁ、色々イメージできます!)
と色々妄想していると声をかけられる。振り返ると、蒼留人が手を振っていた。
「来てくれてありがとな」
「お誘いありがとうございます。中々楽しいですね」
蒼留人の言葉に、マーガレットは弾んだ声で答える。瞳もキラキラしているように見え、蒼留人には彼女がこの祭をエンジョイしているように思えた。
「そうだ、何か食べないか? ゲームの中で食べても、カロリーの心配は無いだろうしさ」
蒼留人がそれとなく問いかければ、マーガレットは「そうですね」と言いながら屋台を見、わくわくしたような様子で答える。
「ゲーム世界ならではの食べ物とか色々食べてみたいと思っていたんですよ。折角ですし少し二人で回りましょう」
「そうだな。食べ物も色々あるみたいだし」
彼の言う通りで、普段の寝子島で見るようで微妙に違う料理が並んでいる。のんびりと屋台を眺め、興味を持った料理を購入することに。だが、そのどれもがちょっと量が多めに見えてしまう。
「これ、一人で食べられそうか?」
蒼留人が問いかけると、マーガレットは申し訳なさそうに
「一人で全部食べきるの大変ですし、蒼留人君(の胃袋が)が居てくれると本当に助かります」と零す。
「私は一口か二口で十分ですから、残りはどうぞ。遠慮なさらず」
「本当に大丈夫か?」
「えぇ。……ゲームの中、夢の中の話ですもの」
マーガレットの言葉に蒼留人は不安げな表情を見せるが、彼女がそういうなら……と二人で分け合う事に。
ジャガイモと根菜をスティック状にしてあげた物はさくさくほくほくで素朴なハーブソルトのような物が合った。ジューシーなミートパティと新鮮な野菜を挟んだハンバーガーのような物にほんのり酸っぱいソースもよい味わいで。マーガレットは少し食べただけでも満足気な様子。
「なかなかのお味ですね」
「こっちの揚げ物、ハンバーガーみたいな物に使われたソースも合うよ」
蒼留人がそういって揚げ物にソースをつけてマーガレットに渡せば、口にし「まぁ!」と驚く彼女の様子が見られた。
「……それじゃあ、残り貰うよ?」
蒼留人が一言告げ、口にする。どこか懐かしい味わいを分け合えただけでも、よかったな、と考える蒼留人だった。
食べ終えた後も装備やらアイテムの屋台を二人で並んでみて回る事に。
(ゲームの中だからって夢になるわけではないんだろうが、不思議な感じだ)
なんて蒼留人が考えている横で、マーガレットは楽し気に祭の様子を眺め、うっとりしている。彼女は彼女でこの賑わいを楽しんでいるようで蒼留人はそれが嬉しかった。だが、実際の所マーガレットの脳内は『創作』のネタの事でいっぱいで……。
「ゲームの中で恋人になったら、……現実でも関係が成立するのか?」
「え?」
不意に蒼留人の口から洩れた呟きに思わず目を見開くマーガレット。蒼留人は「悪い。独り語だから気にしないでくれ」と苦笑する。マーガレットは平静を装い聞き取れなかったフリをし、話題を変えることに。
「ええと、お礼と言ってはなんですが……蒼留人君が行きたい所があればついて行ってあげますわ」
と提案すると蒼留人はきょとん、とした表情に。
「ん? 気にしなくていいのに」
「私が気にするのです。このゲームの世界の中でも、現実でもどちらで構いません。どこか行きたい所、ありませんか?」
マーガレットの問いかけに、蒼留人は「そうだな……」と答えようとしたとき。ふわり、と影が落ちる。よく見れば、別の冒険者たちが空を飛んでいた。その様子を、マーガレットと並んでしばし見つめる。
「そういえば、妖精の機嫌次第では『魔法の粉』を降らして飛べるらしい」
「それは面白そうですね」
楽し気に飛ぶ冒険者を見上げ、蒼留人は僅かに目を細め
(魔法の粉は、重戦士でも飛べるんだろうか? まぁ、今の俺は精霊なのだが……)
なんて考えていると、何か別の影を見たような気がした。
「なんかこう天使の翼を持つあの――!?」
「どうかしましたか?」
マーガレットが不思議そうに問い、我に返る蒼留人。彼は「なんでもない」と首を振る。
「……向こうの花園を見に行こうか。とてもいい香りがする」
彼の言う通りで、風に乗って優しい香りが漂ってくる。マーガレットは「素敵ですね」と1つ頷いて一緒に歩きだした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年05月18日
参加申し込みの期限
2025年05月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年05月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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