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双界の決戦 ――界喰らいのグラトニエル――
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●承:強敵、グラトニエル
最初に仕掛けたのは、グラトニエルだった。
彼女から黒い靄が溢れ、冒険者達へと襲い掛かる。
「散開!」
夏夜の声に反応し、冒険者達はすぐさま飛び散る。そして、靄が晴れるとすぐさま重戦士と軽戦士たちが少ない魔法職――魔導士と治癒士を後ろに庇うような布陣を取る。
(さすが最終決戦! レイドボスも激強だよね)
都が強気な笑みを浮かびつつも靄から感じた恐怖を振り払う。ほんのり近づいただけでとても冷たく、本能的に『触れたくない』と感じたのだ。
彼女は咄嗟に矢を3本手にし、グラトニエルへと放つ。
(気になるのは、時止めビームが『プレイヤー以外にも効くのか』、『止まってるものに触れた場合効果伝播するのか』だの。ちょいとこれ、調べてみたいな)
グラトニエルは放たれた矢を靄で払いのけ、彼女へと黒いビームを放つ。
(これが時止めビーム?)
チャンスとばかりに矢を放てば、音もなく通り過ぎる。どうやら、このビームは無機物には効果を発しないのかもしれない。
その隙に前へ出たのは瑠樹。少年は「こっちだよぉ!」と大声を出してピコピコハンマーを叩きつける。グラトニエルを囲むように蒼留人と真白が武器を手に張り付いた。
真白は盾を構え、靄の攻撃を受け流す。蒼留人は意識が後衛に行かぬよう、手にした剣で牽制する。
『邪魔よ』
グラトニエルは張り付く3人の重戦士を払いのけると、ふわりと魔導士と治癒士へと飛んでいこうとする。だが、それを触手が阻む。二一が〈口寄せの書(混沌)〉で呼び出した物だ。
相手が女性だからか、触手がわさわさと楽し気に絡みついているような気がする。
『こんな触手にてこずる私ではないのよ?』
とかの女神はいうものの、グラトニエルの妨害には十分役立っている。その証拠に、次々と仲間が攻撃するタイミングを作っているのだから。
(一先ず、重戦士たちの体制を立て直させる!)
夏夜は触手に手間取るグラトニエルの死角へ忍び込み、月シールを添付。同時にグラトニエルへ『月の満ち欠け、重く軽く』を発動し、彼女にかかる重力を強化する。
そこに続くのは碧南。彼女は手にしたレイピアで鋭い突きを連続で放った。その間に重戦士達が再びグラトニエルを取り囲む。
(私のろっこん『恋する乙女は傷つかない』で物理攻撃はある程度防げるけど……)
グラトニエルは『食欲の具現』という黒い靄を使った攻撃でダメージを与えると、その分己のHPを回復させる。故に、軽戦士が持つ優れた敏捷性と素早さを活かした『ヒット・アンド・アウェイ』攻撃で相手のHPを削っていく方がいいだろうと考えた。
グラトニエルはふわりとまた己から黒い靄を溢れさせる。
「離れろ!」
蒼留人が叫び、散開を促すが靄の方が早く、取り囲んでいた者達は冷たいそれに取り込まれる。都は咄嗟に後ろへ下がろうとしたが、思うように体が動かない。
「えっ?! なんで??」
「! オレの後ろに!」
瑠樹は近くにいた都を背後に庇い『盾』となる事で彼女を守る。黒い靄に包まれた瑠樹は、冷たい指が体に入り込むような感覚を覚え、思わず目を瞑った。
真白は碧南を下がらせ『リフレクション』を発動。黒い靄に巻き込まれながらも強気の笑みでウォーハンマーを構える。だが、予想よりも体が重くなり内心で苦笑していた。
(これ、案外キツいかも……?)
それでも真白はグラトニエルから目を離さない。
/) /)
( ⁻ㅅ⁻)<これってマズくない?
ウサギさんがスケッチブックを用意。彼女が持つろっこん『絵空事』は、生き物でなければ描いた絵に触れることで封印できるし、進化能力で5メートル以内ならば対象との間に引力を発生させることができる。
(こんなに早く使う事になろうとは)
音もなく吸い込まれていく靄。これで少しはグラトニエルの回復量を減らせるだろうか? しかし、5メートルより先にいる分は吸われない。
(思った以上に、厄介そうですね)
レンガの建物に入った露草は、最上階からグラトニエルと仲間の戦いを見ていた。近くには、都がギミックとして置いていた武具。彼は深呼吸をするとスキル『投げる』を駆使してアイテムを投げる。それに添付するのは、敵のHP回復を阻害する『喰らい封じ』だ。
当初は不要と思った物を……と思ったが、どれも必要な物であった。ならば、投げて攻撃するアイテムを。露草はその中にあったスリング用の鉄球を思い切って投げる事にした。
的確なコントロールで投げられたソレは、グラトニエルにヒット! 黒い靄が音もなく引っ込んでいくのが分かった。どうやら、黒い靄は遠距離攻撃でダメージを与えると止められそうだ、と考える。
下の様子を伺っていると、詠唱していたスピカと目が合った気がした。
「行けるのか?」
後衛のすぐ前にいて攻撃に備えていた凜太郎がスピカと頷き合う。彼女は虚無の氷でできたドレスを纏い、周囲にキラキラ輝く氷のビットを召喚していた。臨戦態勢である。
「うん。……多分、味方は巻き込まないから……」
スピカは手にした杖『極光の月』を掲げ、猛吹雪を発生させた。前衛の頬を撫でる粉雪が突風となり、グラトニエルに猛威を振るう。
露草のスキルにより回復量が減った上、強力な攻撃を喰らったグラトニエルが木々に叩きつけられる。同時に金色に輝く森。どうやら、グラトニエルが逃亡できないよう結界が張ってあるようだ。
続くように幾つもの矢が襲い掛かる。凜太郎はろっこん『天河召喚』で召喚した愛馬『天河』に乗り、そこから弓を構えていた。
放った矢は都がレンガの建物に用意していた『魔力の籠った矢』である。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
ネコジマ・イン・カオス! ―ゲームの世界と溶け合いました―
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
20人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年07月19日
参加申し込みの期限
2024年07月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年07月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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