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☆九夜山
「暖かくなってきたし、九夜山に遊びに行かないか」
3月。
八神 修
はさりげなく
七夜 あおい
を誘った。
「いいね」
あおいは頷いた。
九夜山は寝子島に来てから何度も登った山だ。
修はあおいが最近寝子島のあちこちを訪れているのを知っている。
最近も、どこか遠くを見るような切なげな目に思いが漏れているのを感じた。
(俺は彼女の、離島前に色々見ておきたいという願いを叶えたい)
口にするほど野暮ではないが、あおいなら察するかもしれない。
天気は上々、そよ風も暖かい。
花見にも早く、登山客はたまにしか見かけない山道だった。
(新年度にピクニックに行ったこともあったな)
思い出に浸りつつ、のんびり展望台に向かう途中、修は足を止めた。
「どうしたの? 修君」
尋ねたあおいに、階段踊り場の窓を指さした。
「天辺じゃなくここからちょっと見てほしくて」
「えっ?」
不思議そうな表情で、あおいは修の言うとおりにする。
「あっ」
気づいてくれたようだ。
「すごい、これ、額縁みたいだね」
島が一望できる景色が小さな窓枠に収まっている。
「うん、絵画のようだね」
驚いた様子のあおいに、修は満足げに頷く。
雨宿りでもしない限り、なにげなく通り過ぎてしまう場所だ。
「ここから見るなんて気づかなかった。すごいね修君」
新緑の山とその向うの街。
(手には収まらないから、物としてはあげれないけどね)
しばらく窓の中の景色を楽しんだ後。
二人は展望台天辺に登った。
「見渡すのも良いね」
「そうだね」
修の言葉にあおいが頷く。
いつの間にか日が傾いてきていた。
「夕方が近づいてきたね」
色合いを変えゆく空を、二人は見つめた。
影を伸ばしていく木々。明かりが灯り始める街。
「綺麗だね……」
つぶやくあおいの横顔を見ながら。
(想いを、俺達は共有する)
修は囁いた。
「俺達が確かに生きてたこの島の、この景色を贈りたかったんだ」
(物ではなく、思い出……ってやつさ)
「ありがとう、修くん」
その言葉で、あおいが修の気持ちを察してくれたのだと感じた。
「俺のほうこそだよ」
(俺達は心に刻むだろう。大好きな人と見るこの世界を)
唯一無二の一瞬の連続。
それは、今の修にとって永遠の光景だった。
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あとがき
担当マスター:
天村花海
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございました。
ありそうでなかったプレゼントシナリオ、お楽しみいただければ幸いです。
プレゼントがお互いの絆となりますように。
それでは、またご縁がありましたらご参加お待ちしております。
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担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
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NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年05月18日
参加申し込みの期限
2024年05月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年05月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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