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勇気☆爆裂! ネコジマンガー!!
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【第三章:激突、そして宇宙(そら)へはばたけ!】
「遅れてすまなかった!」
御剣 刀
の声が浜辺に響く。
ギャラリーが声のする方向を振り向くと、なんと寝子電が空中にレールを敷いて空中を駆け巡っているではないか!
「こんなこともあろうかと、ノノコーベル博士にネコジマンガーの強化パーツを開発してもらっていた! ギリギリになったが、どうやら間に合ったようだ!」
空飛ぶ寝子電を操縦する御剣は、ハンドル近くの青いボタンを拳で押し込んだ!
「チェーンジ! ネコデンオー! スパークアーップ!!」
次の瞬間、空飛ぶ寝子電は空中で人型ロボへ変形!
五両編成の車体がそれぞれ胴体と四肢に変形して合体!
「これが、ネコジマンガーの相棒にして強化パーツ! 英雄特急ネコデンオーだ! 定刻通りに出発進行だぜ!」
ババーン!と巨大電車ロボに変形合体したネコデンオーは、ネコジマンガーの姿を探した。
「つか肝心のネコジマンガーは何処だ?」
「説明しよう! ネコジマンガーはブーメランパンツビッグダディ、略してBPBDと海底でトライアスロン競技をしているぞ!」
「いやどうした、急に?」
信彦の説明に戸惑いながらも状況を把握する御剣。
と、その時、信彦は太平洋の水面を指差した。
「あれを見よ! ネコジマンガーが海中から顔を出すぞ!」
「なに!?」
人々は指差された海原をじっと注視する。
すると、急に海面が白く泡立ったかと思うと、ネコジマンガーがBPBDと共に空中へ飛び出してきた!
「「スプラ~~~~~ッシュ!!!」」
何故か互いにポーズを決めながら浮上してくるというカオスに、信彦はすかさず口を開いた。
「あれは……その……開国だ! 寝子島開国だ!」
「「なるほど~~~~!」」
彼のろっこんで信じ込んでしまったギャラリーである。
しかし、もれいびである御剣は騙されなかった。
「そんなわけないだろ! どういう状況なんだよ!」
「違う! これには深いわけがあるんだ!」
「そうだよ! 僕だって好きでこんなことをしてないから!」
「ちぃっ! 仕留め損ねたか!」
ネコジマンガーを操縦する桜井、タルト、そしてひとりだけ殺意がみなぎる水上が状況を説明してくれた。
「結局、海底でのトライアスロン競技は酸素が続かないから中断したんだ!」
「あと水圧がヤバかったよ! ネコジマンガー、水漏れしてたよ!?」
「私は反対したんです! 深海でプラズマソードを突き刺せば、海水と高圧電流の熱で水蒸気爆発が発生して、あの変態を殺せたのに!」
「水上だけ殺意たけーなオイ!」
ネコジマンガーが帰還して、ネコデンオーの隣に並び立つ。
BPBDも、慣れない深海でのスポーツに体力をかなり消耗している。
おそらく、次の一撃で決着がつく……!
「それよりもネコデンオーが完成したんだ! 3人とも、合体だ!」
「「おう!」」
御剣の掛け声に3人が答えれば、2体のロボは空中へ垂直上昇を開始!
「「ハイパーチェーンジ! ファイヤー!!」」
ネコデンオーの身体が再び五両の電車車両に戻ると、ネコジマンガーの手足の先に足されるように合体!
胴体部はアーマーになって合体! そして頭部は兜に変形して合体!
合体するたびに火花が散り、連結ジャッキがけたたましく唸る!
「「今こそ降臨! マキシマムキングネコジマンガー! ミャアアァオオゥ!!」」
おお! なんてことだ! 合体したことで2倍の巨大になったマキシマムキングネコジマンガーの神々しい姿よ!
「ブーメランパンツビッグダディ! 覚悟しろ!」
ここからは御剣が操縦をすることに。
「目からビーム! おっぱいミサイル! 口から破壊光線! ロボにはこういうのが必要なんだよ!!」
とてもベタな攻撃手段だが、合体したことによってロボの出力が格段に上昇している!
「ぐわ~~~ッ!」
BPBDは攻撃を浴びて初めて怯んでいる!
「効いてる、効いてるぞ!」
これには解説役の信彦もニッコリ!
「はっ! カオスでぼーっとしてたけど、これはバトル用の応援歌を歌うチャンス!?」
喜屋武も慌ててライブを再開だ!
「ネコ! ネコ! ネーコージーマー↑ンー↓ガーーー!!! デデデンッ!」
「なんだとぉぉぉ!?」
喜屋武の歌が終わったのと同時に、マキシマムキングネコジマンガーの巨大ビームサーベルの一撃がBPBDに直撃!
その変態の姿が大爆炎に包まれた!
「やったか!?」
思わずノノコーベル博士が叫んでしまう。叫んでしまった。
「説明しよう! この台詞を告げた直後、大抵は敵は倒れていないのだ! そして味方の誰かが『馬鹿なっ!?』と驚きながら叫ぶんだ! 俺は頭脳指数が高いから詳しいんだ!」
博士の死亡フラグを丁寧に解説する信彦の言葉通り、大ダメージを与えたかと思ったBPBDは未だに健在であった!
「な、なかなかやるじゃないか! だがね? 娘の前でイイ恰好をしたいって思うのがダディってものさ!」
BPBDが筋肉をモリッと盛り上げてポージング!
途端、雨宮校長の禿げ頭が核融合めいて光り輝く!
「あつっ! あつつつつっ!」
「大変だ! このままでは校長の頭がビッグバンしちゃうよ!」
解説の信彦、此処に来て有能である。
御剣は意外とタフな相手を前に、仕留めきれなかった敗因を探っていた。
「なんだと!? 上半身、下半身、コアの三つの部分がそれぞれ別の乗り物で変形しつつ合体の流れが王道だと思うが、それひとつが唯一無二の乗り物として変形するのもアリだとおもって寝子電型ロボを選んだのがまずかったのか? いや、空か陸か海か、そこも悩ましいかったんだ。想像力を働かせれば全部いけるんだろうけど、それはつまらないからな。変形ロボとはそういう物ではない!と言いたいけど、確か乗り物が役割毎にメインを切り替えながら合体するロボがあった気がするな……」
「いや反省会は今じゃないだろ!」
桜井のツッコミも空しく、ネコジマンガーは想像力で様々な武器を生み出しては攻撃をしてゆく。
しかし、あと一歩が削り切れない!
「何が足りないの!? あの変態を殺すのに、一体何が!?」
発狂しかける水上!
しかし、タルトだけが恐ろしく冷静さを保っていた……。
「こうなったら……最終兵器だよ! いでよ! 第3のロボ、ナイスゲイン!」
タルトは『絶対に押したら駄目だよ!(by博士)』と書かれたボタンを力強く押し込んだ!
すると、九夜山の三町が突如として観音開き状態にぱかっと御開帳!
中には、蛍光ピンクのビキニパンツ姿の人造生体巨人ロボ『ナイスゲイン』が出撃してくる……!
「グレートケツプリ☆ナイスバルク☆ アイアム! ナァァーイスゲイーンよぉぉ~ッ!」
説明しよう!
オイルローションで全身がテッカテカの巨人ロボ『ナイスゲイン』とは、
ミッシェル・ナイスゲイ
のゲイ術性に着目したノノコーベル博士が禁忌としながらも極秘開発した、対ガチムチ怪獣戦を想定した最終兵器である!
「ととおちゃ~ん! アタシを受け入れて~!」
ナイスゲインはピンクビキニパンツの中に手を突っ込むと、中から質量保存の法則を無視した巨大な武器を取り出した!
「名付けて、ブレイブ・バイブレーションハンマーよ~ん! 毎秒2億回の振動で殴りつけて、あらゆる敵を天国へ送ってあげちゃうわ~ん!」
「ただのクソデカいマッサージ器じゃねぇか! いい加減にしろ!!」
これにはおっぱいミサイルを考案した御剣もドン引きだ!
だが衝撃はこれだけではなかった。
「それじゃあ、ネコジマンガーと合☆体よぉ~ん! アタシの熱いパッションで究極合体!!!!」
「「え!?!!?」」
まさかの合体!
ナイスゲインはマキシマムキングネコジマンガーを鎧の如く身に纏うと、最終形態『グレートネコジマゲインザー』に究極合体を果たす!
「ねえ、これどういう事!?」
呆然とする水上にタルトがニヤニヤしながら答えた。
「筋肉のぶつかり合いというか、ミッシェルさんとととおさんの絡みが見たかったっていうか……だから極秘で僕も開発に携わってたんだよね~」
「生んでくれたタルトちゃんのためにも、寝子島を救ってあげるわぁ~ん! さあ、必殺技よぉ~ん!」
グレートネコジマゲインザーはナヨナヨした女性的な声から、急に熱血系イケメンボイスに切り替えて必殺技を叫ぶ!
「寝子島ゲイ術菊一文字奥義ぃぃぃ! ヘブンズ・アッパー・パイルスティンガーァァァァ!」
グレートネコジマゲインザーはBPBDの背後から羽交い絞めにすると、腰元の超熱キャノンをゼロ距離から発射!
「んあああああああっ!」
BPBDの断末魔が寝子島中に轟く!
「あ、いけないわぁん! このままではととおちゃんのパトスが溢れて爆発しちゃう~! こうなったら、搭乗者の皆は強制射出よ~ん!」
「「はぁぁ!?」」
桜井、タルト、水上、水上の4人がロボから強制的に外へ放出された次の瞬間、グレートネコジマゲインザーはピンクビキニの尻から炎をロケット噴射させて宇宙へ飛びたつ……!
「雨宮校長と寝子島を守るためにも、ここはアタシが宇宙へととおちゃんを連れだして盛大に果ててくるわぁ~ん! そうすれば地球は救われるのよ~ん!」
有無を言わさずにBPBDをバックハグしたまま大気圏を脱出してゆくグレートネコジマゲインザー!
そして完全に第二宇宙速度を振り切って地球の重力から解き放たれたその時、遂にグレートネコジマゲインザーは限界を迎えた。
「さあ! 戦う事は溶けあう事よぉぉぉ~ん! 勇気☆爆裂よぉ~ん!!!」
「ぐわああぁぁあぁ!」
この日、ハワイの巨大天体観測望遠鏡には、2人の巨人の男が濃厚に絡み合いながら爆発するという珍事が観測された。
しかしあまりにも荒唐無稽すぎる現象を誰も信じず、結局は何処にもこの事実は世間に公表されなかったのだった。
――こうして、寝子島は危機を脱した。
最初から最後までカオスすぎて誰も付いて来れない展開、そして安定の爆破オチ。
テンプレのようなクソ展開に、ギャラリー達はすぐに日常へ戻って、誰もそれ以降、グレートネコジマゲインザーの話題を口にすることはなかったという。
……ただし、喜屋武とタルトだけはネコジマンガーの活躍をアニソン風応援歌として密かに作詞作曲をしていたことは、また別の話である……!
<了>
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あとがき
担当マスター:
焼きスルメ
ファンレターはマスターページから!
ここまで読んだあなたは、ホットミルクでも飲んで気持ちを落ち好かせてくださいませ。
ご参加いただきありがとうございます。久々にかっ飛んだリアクションが完成しました。
ダイアリーやコメントでツッコミをお待ちしてますので、お気軽にどうぞ!
それでは、次回は真面目に星影塔シナリオをリリース予定です。
宜しくお願い致します。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
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定員
15人
参加キャラクター数
7人
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シナリオガイド公開日
2024年03月09日
参加申し込みの期限
2024年03月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年03月16日 11時00分
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