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勇気☆爆裂! ネコジマンガー!!
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(デデーン!)
※CM明けのアイキャッチ画像です。悟りを開いてご鑑賞ください。
時間は戦闘前に遡る……。
タルトはノノコーベル博士の巨大ロボ計画に深く関わっていたのだ。
「ノノコーベル博士、僕の考えたロボデザインを聞いてよ! 騎士風の鎧を纏ったロボなんてどうだろうね? 中はどんなふうか想像が膨らむじゃない?」
「いや、わざわざ鎧を纏わせる必要ないような……?ふーむ……」
考え込む博士に、タルトは慌てて弁解した。
「えっ? いやー想像力で変形したりするっていうから、デザインは変えられるのかと思ってたよ~。なので僕は、騎士風の鎧型をイメージして、中のロボはどんなふうか想像の余地を残してたんだけどね。あ、でも、変形できるなら、猫型もいいね♪」
「確かに。鎧で姿を隠して正体を明かさず、チャンスが来たら鎧をパージしてネコ型に変形して必殺技を放つんだね!」
ノノコーベル博士は何か天啓を得たようで、一心不乱にノートパソコンへプログラムを打ち込んでゆく。
その傍らでタルトはロボの武装案を列挙してゆく。
「武器は剣と盾か、ビームサーベルなんかもいいかも! あっ、ボイスもあるよね? 必殺技名は当然叫ぶよね!? 僕は実際に乗るより外から見る方がいいから、イケボな人に乗ってほしいなあ」
そんな事を言っていた過去が、タルトにもあったのだ……。
「だから僕が操縦するのは解釈違いじゃないかな!?」
合体完了させたネコジマンガーが第一形態のアーマーモードとなって、西洋甲冑を纏っていた。
両肩にはミサイルポッド、右の手には聖剣サンマさんカリバー(プラズマソード)、左の手にはマスコットキャラクター「マンボウくん」型の巨大ジュラルミンシールド!
その上空には、何故か空撮ドローンが飛行中だ。
「でも、こんなこともあろうかと! ネコジマンガーにナイショで仕込んでおいたスパイカメラドローンが役に立つよ!」
「おおー! これ、上空から撮影してるのか!? 操縦席から戦ってるところが目の前のモニターに映ってる!」
これはタルトが極秘に仕込んでおいた、記録用ドローンカメラである!
博士にバレた時のために、名目上はスパイカメラドローンだと銘打っていたが、ハッキリ言ってタルトが俯瞰で戦闘シーンを堪能したいだけの欺瞞呼称なのだ!
「本当はこれで僕は安全圏から見学するつもりだったんだけどね? でも操縦する側に回ってもドローンがあれば手元でカッコイイ戦闘シーンを8K高画質で視聴できちゃうよ!」
「いや、それよりも目の前に集中しなさいよ!」
「えーっ!」
水上のド正論にタルトはむっすーっと頬を膨らましてしまった。
「と、とにかく……おいブーメランパンツビッグダディ! 略してBPBD! お前の目的は、寝子島の破壊なのか!?」
桜井は外部スピーカー越しにBPBDへ対話を試みた。
彼はいつ何時でも、まずは対話で相手の真意を問う事から始めるのだ。
これにBPBDはニカッと白い歯を見せてダブルバイセップスのポーズで答えた。
「寝子島の破壊? そんな馬鹿な! 私はね、筋肉で寝子島を照らしに来たのだよ!」
次の瞬間、BPBDの肉体に塗り込まれたオイルが太陽光を纏ってギラギラと輝きだした!
「うわぁぁ! やっぱやると思った! 正直キモいぞ!?」
桜井は自分の予想が的中したことをひどく悔やんでしまう。もしかしたら、これも自分の想像力が招いた神魂の仕業なのかもしれない、と。
しかし、その直後、寝子ヶ浜で散歩をして通りかかった
雨宮 草太郎
校長の頭が、テッカテカの筋肉の輝きに照らされて更に輝きを増すではないか!
「おわあああああっ! これは、持続可能な迫るハゲじゃあああ!」
途端に周囲の気温が3度も上昇してしまう!
なるほど、BPBDがマッチョポーズ大会をすると、なんか超反応が起きて温暖化が進んで地球が滅ぶのはうそではなかったのだ!
「くそっ! させるかよ! おいBPBD! まずは力比べで勝負だ! このネコジマンガーとな!」
桜井がネコジマンガーを操縦し、武器を構えて砂浜で待ち構える。
BPBDも相手の覇気に呼応するように、ブーメランパンツの腰紐をひっぱって手放した。パァンッという音が太平洋に鳴り響く……!
「イヤ、だから何なのよそれ! ふざけんな変態!!」
水上が操縦席を足蹴にするほど怒鳴った。
「落ち着け水上! ひとまず上陸を阻止するぞ!」
桜井はマンボウくんシールドを前に押し出し、突っ込んでくるBPBDと激突!
海岸際で押し合いへし合いに発展した!
「ふん! ふん! 鎧で分からないが、キミ、いい筋肉をしているね!?」
「ロボに筋肉なんてある訳ないんだが……?」
困惑する桜井。だが、水上が操縦席でいきなり笑い始めた!
「あははははは! よくぞ見抜いたわね! いくわよ! アーマーパージ!」
「「え??」」
桜井とタルトが思わず驚きの声を漏らした。
まさかアーマーを解除するなんて2人とも想定してなかったが、ネコジマンガーは操縦者の想像力に影響されるため、水上の想像力が爆発した時、化学反応が起きるのだ!
「ぐわああぁぁあぁ!」
吹き飛んだ鎧甲冑の破片がBPBDに散弾の如くダメージを与える!
そうして鎧を脱ぎ捨てたロボの第二形態は……。
「見なさい! これが、アスリートボディのネコジマンガーよ!」
なんと、頭部がキジトラ猫で首から下は逆三角形の細マッチョの人造人間型ロボだったのだ!
「重い鎧なんて泳ぐのに邪魔よ! だってこれからあなたとトライアスロン競技で勝負するからよ!!」
「「なんで!?」」
水上の勝負の提案に、驚く仲間のふたり。
「しかも海底で競う特別ルールよ! 陸上と違って、海の中では水流やその他諸々で抵抗が大きいから、どうしたってただのボディビルダーの身体では悪戦苦闘するのは目に見えている。筋肉は実用できてなんぼなのよっ!」」
なんとボディビルダーの一番の侮辱文句こと『見せ筋肉』を浴びせる水上!
「というわけでオッサン、水中でトライアスロンをやって、アンタのそのマッチョは見掛け倒しかそれとも、その筋肉に相応しい力強さがあるか、見せてみなさいよ! それとも……自信ないの? やっぱり見せ筋肉はただのデブと一緒よね!」
「それは、聞き捨てならないね?」
BPBDは顔をキッと険しい顔になる。
「筋肉は実用と美しさを両立している事を証明しようじゃないか!」
BPBDは唐突に太平洋沖へクロールで豪快に泳ぎ出す。
「あ、待ちなさい! 逃がさないわ!」
水上はネコジマンガーを操縦させ、慌ててバタフライで後を追い掛けてゆくのだった……。
(第一部・完!)
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年03月09日
参加申し込みの期限
2024年03月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年03月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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