this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
Cat Island/Phantom ataraxia
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
桜井 ラッセル
は古馴染の海道 千里とバカ騒ぎをする毎日を“繰り返していた”。
「マジでここ最近楽しいなー! これも千が寝子島に引っ越してきてて、寝子高に転入してくれたおかげだな!」
買い食いして受験勉強してコイバナや青春して。ゲームで競って意地張って。
そんなありふれた男子高生の日常。そして、将来の夢――絵画の事。
そのカンバスは、まだ塗り掛けだ。未来はまだまだ発展途上だ。
千里の自宅の部屋で対戦格闘ゲームをやって遊ぶ二人。
「かー! もう夕方か! 今日も楽しい一日だったー! もうすぐ卒業かー。皆とお別れになるのは億劫だし、こんな日々がずっと続けばいいのにな~」
「おいおい、大学で絵を描くんだろ? 勉強しなくていいのか?」
千里がからかうと、桜井は仏頂面で不貞腐れる。
「いやするけどさ? 勉強は嫌だけど。でも将来のためだ。そういう千はどうなんだ? 絵の進捗は?」
「……それが、スランプ気味で」
「ん? 絵が進んでない? 珍しいな?」
桜井は古馴染の友人のスランプなんてないと思っていた。
きっと受験勉強で疲れてるのだろう、と桜井は首を傾げる。
「なにか力になれないか? 俺達、友達だろ?」
「……そう、だな。でも、大丈夫だ。“来週になれば”、きっと」
「そうか? なら、いいけどなーって、マジな話の最中にハメコンボはなくねっ?」
「格ゲーでよそ見した奴が悪い! はは……」
一瞬、千里の曇った表情を怪訝に思うが、桜井は“気にしなかった”。
そんな桜井の胸元で、金色の鍵がペンダントのように揺れていた。
金色の鍵には、付喪神が宿っている。
四ツ葉乃 キィ
。それが、存在理由だ。
――ラっちゃんの胸元に輝く鍵として、キィは元に戻ってた。
――変わらない日々。変わらない物の日々。
――とても幸せ。キィを。大事に今日も身につけてくれてありがとう。
だが、キィは違和感を覚える。
こんな幸せな日々が嘘だと、自分の心が叫んでいる。
彼女は人間ではない故か、異変の影響を受けにくかったのだろう。
それでも、キィはそれを否定する。
イライラもしないし揺さぶられることもない。
ない、はずよ……だって。外で何が起こってて、ラっちゃんがどんな状況でも。
キィは、モノだから。付喪神だから。
動けなくて喋れなくて、なにもかんじない。それが、フツウ。
故に眠るように彼女は意識を手放す。正しい在り方を取り戻すために。
今度こそ無に、元にきっと戻れる。そう信じて目を瞑る。
例え、桜井の手の甲の紋様が目に入っても、意識しないように。
――ああ、でも。やっぱり一目見てみたいの。
――ラっちゃんや海道くんが近くにいるんでしょ。
――二人の姿をしかと目に納めたら、安心してモノに戻れるから。
そう思っていたのに。
キィは目ではなく、耳を疑った。
桜井が、この現実を受け入れて、あまつさえ『このままでいい』と願ったことを。
あれだけ大学生になって、夢に向かって全力で励んでいたのに。
――バカ! ラっちゃんの大馬鹿!
――頑張って受験勉強したじゃない! このままじゃずっとずっと先の未来がみれないのよ!
憤ったキィが鍵の中で叫ぶ。
その叫びが届いたのか、桜井は千里に再び問うた。
「なあ千……?
“いつから”絵が描けなくなった?
」
「は? だからここ最近……」
「違う! 千は描けないんじゃない。描いても、リセットされるんだ!」
「……なんだ、気付いたのか」
「千?」
古馴染の顔が、呆れた顔をしていた。
「とっとと思い出せ。その子も心配してるぞ?」
千里が桜井の首から下げた黄金の鍵を指差すと、途端に黄金の鍵から金髪の幼い少女が黄金の二丁拳銃を携えて顕現してみせた。
「……クラス:ガンスリンガー。真名、
四ツ葉乃 キィ
。参上よ」
キィは顕現するやいなや、ツカツカと桜井へ歩み寄りって彼の向こう脛を爪先で蹴っ飛ばした。
「痛っ! って、キィ!?」
「また会えたわね、ラっちゃん。それに海道くん……のレプリカというべきね」
「なあ、キィ? これどういう状況だよ?」
「ラっちゃんはいい加減に思い出しなさいよ……!」
「げほッ?」
金髪幼女に桜井の鳩尾へパンチを浴びせる。思わずうずくまる桜井。
だが、その痛覚のおかげで彼の脳裏に『記憶』が蘇った。
「そうだったのか……俺は英霊で……この千は、俺の願望で、偽物……そしてループする七日間……このままじゃ、未来に行けねーもんな……」
「詳しい話と『お説教』は九夜山へ行く道中でするわ。現場へ向かえば、記憶が身に染みると思うから。あと英霊に覚醒して互いに敵対心を覚えるだろうけれど、安心して。二人の背中は護らせてもらうわ」
「え、説教されんの? うう……なんか、情けなくてごめんな、キィ……!」
しょんぼりする桜井の背中を、キィはポンポンと叩く。
「……期待してるから叱るのよ。ほら、背筋を伸ばしなさい……【ランサー】?」
「ああ、さんきゅ、キィ」
桜井の瞳に、使命感が宿った。
【
桜井 ラッセル
/クラス:ランサー】
【
四ツ葉乃 キィ
/クラス:ガンスリンガー】
【海道 千里(虚構体)/クラス:アサシン】
<< もどる
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
Cat Island/Phantom ataraxia
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年12月26日
参加申し込みの期限
2024年01月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年01月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!