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インターネットの向こう側 ―拡散希望―
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◆
「ラッセル、これやりたい」
桜井 ラッセル
がサイトに掲載されていた求人内容を見せると、
風の精 晴月
はぱあっと声を弾ませる。
「好きな物を紹介するっていいよな。俺も好きだし。晴月に稼ぐこと学ばせたいけど、住所ないよな……」
アルバイトに興味を持った晴月に何とかして稼ぐことを学ばせたい。
そう願ったラッセルは案を巡らせる。
「よし、俺が表に立つから、晴月は寝子島の好きなところ教えてくれ」
「ほんと!?」
ラッセルの提案に、晴月は笑顔を花咲かせた。
「一緒に取材にいこう! PNは2人で『桜晴れ』だ」
「うん!」
二人で意気投合したその時、聞き覚えの声が聞こえる。
「あ、桜井先輩」
「おっ?」
そこにいたのは
稲積 柚春
と
ウォルター・B
だった。
閑話休題。
みんなで改めてアルバイトの募集を見たことで、改めて始まった寝子島紹介。
「寝子島は散策するだけでも楽しいよね。紹介するものは大いにあるし……」
「紹介しきれねー! 腕の見せどころか……」
柚春の言葉に、ラッセルは頭を抱える。
「とにかく、晴月の願いを叶えるために奮闘してくる!」
「桜井先輩、カメラ」
「おう」
ラッセルは柚春からカメラを借りると、晴月の好きなところを紹介するために駆け出していった。
「ワットの好きなところや思い出深い場所は?」
その様子を見送った柚春はウォルターに問いかける。
「ん? ……せっかくだし、寝子島の良いところを紹介したいね」
ウォルターはふむとしばし考え込む素振りを見せた。
「寝子島の良いところはいっぱいあるけど、僕はやっぱりあそこかな」
そう紡ぐと、あの日の出来事が脳裏に蘇る。柚春の心に仄かな温かさが広がった。
「海は紹介されるよね、島だし。となると、夕陽を眺めるのにいいロケーションとかも紹介されそう」
うんうん、と頷くウォルターの端正な横顔を見つめて、柚春は考えに考えて言葉を紡ぐ。
「サンマさんグッズとか、食べ物とか。そういう定番もいいけど、今回は人と被らない場所がいいかな?」
柚春は活気溢れる通りを眺めて、何を紹介するのか思案を纏める。
「僕も引っ越してきて1年くらいだし……こういうのはワットが得意そう」
柚春は思う。これからも幾度なく、こんな冬を過ごすだろう。だから知りたかった。
「まだ一緒に行けてない場所もたくさんあるよね。ワットのお勧めスポットを知りたいなぁ」
「お勧めスポットかい」
ウォルターは柚春の頬に触れ、思案するように撫でる。そして、耳元に顔を近づけて内緒話をするように小声で囁いた。
「……ね」
柚春だけに聞こえる声で応えると、ウォルターは含みのある視線を送った。
「そこがワットの好きなところなんだね。きっと素敵だから、今回の企画にぴったりなんだろうけど……」
紅潮した柚春の顔にはどこかもどかしい気持ちが入り交じっている。
「なんだかワットの秘密の場所を公開するみたいで複雑かも。やっぱりその場所は、紹介するんじゃなくてデートで行かない?」
「……ああ」
柚春の提案に、それには思い至っていなかったのか、ウォルターの眸は僅かに驚きを生む。
「じゃあ、これも秘密……だねぇ」
「――秘密、ですね」
そうしていつかと同じような声色で囁かれた言葉に、頬を上気させた柚春はこくりと頷く。
彼との間に新たな秘密が増えていくことがこんなにも嬉しい。
だからこそ、柚春からその言葉が零れ落ちた。
「僕の好きな場所でいうと、思い出深いのは……あの場所かな」
思い出が囁く。思い出すのは夏の日差しと彩りの花。
「夏の花が綺麗で、写真撮影にもピクニック気分にもぴったりで」
そして――
あの日の感情が迸る熱を宿す。
柚春の唇が触れたのは、耳元で紡いだのはウォルターの甘く熱い唇で。
その全てが、とても輝いて思える。
「恋愛運が上がるパワースポット、なのかな?」
「そうかもしれないねぇ」
ウォルターの言葉に、眸に喜色を堪えた柚春は頬を綻ばせて――ある提案をする。
「今の時期はどうなのか、調査に行ってみようか!」
「ああ、そうだねぇ」
あの場所に至る道を二人で並んで歩く。ただそれだけのことだけど、ただそれだけが今の柚春には何よりも幸せで。
この素敵な時間を少しでも長く、深く味わいたかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天音まな
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年09月23日
参加申し込みの期限
2023年09月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年09月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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