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寝子島高校
ショコラーデ・コレクション in サロネコ1371
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世界を旅し、何を見てきたのだろう。未知を巡り、いかなる想いに触れてきたのだろう。
桜栄 あずさ
は再び寝子島の土を踏んだ。
体験し体感し、蓄積してきた見識と感情の発露、その一片がすなわち、ショコラーデ・コレクション。
甘い香りが、寝子島を席巻した。
ここにも、帰ってきた男が一人。
「……おかえりなさい」
離れていたのはほんの2カ月程度だ。そのはずだ。
しかし実際、一時帰国した彼の目の前に立ち、あの自信に満ちてつり上がった目を覗き込んだ瞬間、涙はこぼれ出た。
「I'm home! 戻ったぜ、月守!」
「うん。会いたかったよ」
「ああ、俺もだ! My Sweet!」
月守 輝夜
と
青木 慎之介
。若い恋人たちの再会を演出するのもまた、チョコレートの芳香だ。
「元気にしてたか?」
「うん。でもね、慎之介くんが留学しちゃって、別れたって思う人もいて困ってるんだよ。遠距離恋愛中って言ってるのに」
「ははは!」
にわかに離れ離れとなっても、気持ちまで離れた感覚はなかった。周囲にはどうやら理解しがたいようなのだが。
まあ確かに、彼は明るい性格で人当り良く、あのノリの良さは留学先のアメリカなら受け入れられるだろうし、フレンドリーかつカッコ良くてイイ男だから、そりゃあモテるだろう。少なくとも輝夜はそう信じて疑わない。
「アメリカで……友だち、できた? かわいい金髪の女の子とか」
少しばかり口をとがらせて尋ねてみる。意地悪だろうかと思うが聞かずにいられない。
彼は胸の奥のちょっとした不安など吹き飛ばすように笑う。
「ああ、できたぜ! けど俺の恋人は月守だけさ。My lover!」
「もぉ。調子いいなぁ」
苦笑いし、安堵とともに抱きすくめ、輝夜はずっと伝えたかった一語を伝えた。
「……大好き」
ショコラーデ・コレクションは大がかりなファッションショーを軸とする。食品としてのチョコレートを宝石のように服飾へあしらったり、あるいはチョコレートからインスピレーションを得たドレスであったり。一見奇抜だがアパレルとスイーツの親和性は思いのほか深く、幅広い客層を呼び込んだ。ファッションとチョコレート。アイドルとチョコレート。ダンスとチョコレート。あらゆるファクターがここではチョコレートとの奇跡の融合を演出している。
ショーの絢爛豪華に圧倒され、寝子島出身アイドルのライブに息を弾ませ、二人がたどり着いたのはダンスフロアだ。極彩色のビームが飛び交い、流行りのJ-POPやアイドルソング、洋楽や果ては演歌までDJミックスしたチューンが流れる、カオスとノリが入り交じるハイテンションな空間だった。
「月守。Shall We Dance?」
「うん。もちろん!」
とは言ったが、あいにくと輝夜にシャレたダンスの心得はなく、近くでハッスル中のカップルを真似てたどたどしいステップを踏んでみる。拙いが、慎之介が上手くリードをしてくれた。彼は彼で足運びもめちゃくちゃなのだが、何しろ運動神経がいいから即興で何とかなっている。輝夜の所作をサポートする余裕と心づかいまである。
やはり彼は、何とイイ男なのだろう。
「あ、この曲……」
「ああ、俺も知ってる。向こうで良く聞くぜ! 月守は?」
「私も最近、洋楽を聞くようになったんだよ。だって、慎之介くんがいる国の音楽だから……わ!」
みなまで言うなとばかり彼はにかっと笑み、アップテンポとなったビートへ乗り、輝夜をもいざないめちゃくちゃなステップを踏む。少し恥ずかしいが、周りもダンス未経験者が思わずノリに乗って踊っているばかりだし、案外と違和感はなく、何より慎之介とぴたり寄り添い踊るのはこの上なく、幸福だった。
踊り疲れて汗をかき、会場内に据えられているベンチへと逃れた。尻を寄せて座り、二人、他愛なく雑談に興ずる。
「慎之介くん。あーん」
「ん?」
無防備に開けた彼の口へ、トリュフチョコを一粒押し込む。
途端に彼の顔が、見たこともないほど朱に染まった。
「えっと。こういうの、一度やってみたかったの」
「あ、ああ。So tasty……!」
思わぬ反応に、輝夜までも赤面してしまう。
照れ隠しに、彼の肩へ頭を預ける。ダンスフロアのビートが足元から二人を震わせ、鼓動と混ざり合う。
いつまでも並んで二人、ポップチューンに耳を傾けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年02月14日
参加申し込みの期限
2023年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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