this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
クラフトチャレンジ☆ネコジマ
<< もどる
1
2
3
4
つぎへ >>
『クラフトチャレンジ☆ネコジマ』では、和菓子作り体験も人気です。
参加者はいくつかのグループに分かれて、小さくてかわいい、そしておいしい和菓子作りに挑戦します。
こちらのグループには、
京極 花音
と
楡宮 遠海
の姿がありました。
「和菓子は作ったことなかったな。本格的な和菓子作りを学ぶチャンスだぜ」
料理はもちろん掃除洗濯お裁縫もなんでもござれ、ちょっとコワモテに反して、花音は家庭的で器用です。今回は老舗和菓子店の職人さんに直々の指導をいただけるということで、それならぜひにとやってきました。
「貴重な機会だ。ばっちりモノにして帰らないとな」
と、気合十分。
調理台の向かいの遠海は友だちと二人連れ。先ほどまで、NYAGOブロック体験やセンサリーボトルづくりも楽しんできました。
「それにしても……ぷぷぷ」
「ちょっと、まだ笑ってるの?」
「だって遠海ったら。『巨大なデブ猫が町の目抜き通りで居眠りして交通の邪魔になる』ジオラマって……センスが独特すぎるよ~!」
「いいじゃない。可愛いじゃないの」
こんなふうに気軽に楽しめるのも、このイベントのいいところ。
さっそく職人さんがやってきて、和菓子作りのスタートです。
今回作るのは、小さな小さなミニ大福や羊羹、饅頭に最中など。はじめは職人さんの見本を見せてもらって、おお~! と参加者たちが声を上げました。
「それでは、いっしょに作っていきましょう。まずは米粉と餅粉を混ぜ合わせて、練っていきます」
この時に加える水の量は、季節によって違うのだそう。花音はメモをとり、うむっとうなずきます。
「さすが、プロは違うな。よし、俺もがんばろう」
「お、なかなか上手いですね。そのまま頑張ってください」
「あ、ありがとうございます!」
職人さんに認められて、心の中でガッツポーズ。
遠海はボウルとへらを取り、お餅の元を練っていきます。まだまだ作り始めたばかりですけれど、手を動かしながらもじーっとボウルの中を見つめて、
「……ごくり」
「ちょっと! まだ食べないでよ?」
「た、食べないってば。ちょっとお腹がすいただけで……」
痩せの大食い、食欲魔人な遠海に友人は思わずツッコミを入れました。さすがに蒸してもいないおもちをそのまま頬張るようなことは……たぶんしない、はず。
練り終えた生地を木箱へ流し、しばらく蒸していく間に、他のお菓子も作りはじめます。
羊羹はお鍋に水と粉寒天、お砂糖を入れて沸騰させ、かき混ぜながらあんこを加えていきます。
そこで花音ははっとして、職人さんへ質問しました。
「今回はこしあんだけど……小豆あんだけじゃなく、白あんとか、黒糖を入れたり、抹茶なんかを入れても美味いかもしれねえ。と、思ったんスけど……」
「素晴らしいですね。羊羹の作り方はシンプルなだけに、いろいろなアレンジができますよ」
いかつい大男が仏頂面のまま、繊細な和菓子作りに挑み、真剣に取り組んでいるさまは少々滑稽に見えたかもしれないけれど、少なくとも同じく参加している人たちからは、ぱちぱちと拍手が送られました。
「い、いや。ちょっと思いついただけで。恐縮ッス」
花音はバツが悪そうに頭をかきましたが、内心、充足感でいっぱいでした。
一方の遠海は、最中の皮づくりに入っています。
「へえ、最中の皮って、もち米から作るんだ! 遠海、知ってた?」
「うん。まあね」
「おお~、さすがは食欲魔人」
「その言い方、やめてってば。もう!」
もち米を洗い、機械で製粉したものを蒸し、成形して……といった過程が必要になりますけれど、ご家庭で行うのは少し大変なので、代用としてコーンスターチを使います。型も市販のアルミカップで、手頃に揃えられそうです。
「材料を混ぜ合わせて……」
「油を塗ったアルミカップで挟み込んで、トースターで焼いて。っと」
「この中に餡子を入れるのね」
食べるだけでなく、自分で作ることができたなら、どんなに楽しいだろう。自分で作ったお菓子なら、どんなに美味しいだろう。遠海のわくわくは止まりません。
そうしてしばらく和菓子作りに没頭して、やがて参加者たちの目の前には、小さくて可愛いミニ大福、羊羹、最中にお饅頭が並びました。さっそく、試食タイムです。
遠海は、耐えきれず大福を手にとり、ひと口でぱくっと食べてしまいます。
「これは……美味しい! 自分で作ったとは思えないわ」
「ほんとほんと。って、ちょっと遠海、私の分まで食べないでよ!?」
「あ、ごめん、つい……」
と謝りつつも、もぐもぐが止まらない遠海でした。
花音も、てづくり羊羹を口へ運びます。
「! 甘すぎなくて、ちょうどいいなこれ。甘いモノはちょっと苦手だったりするが、これならイケるぜ」
今度は、家でまた練習したり、作ってみたりするのも良さそうです。
「まあ、食べてもらう相手もいねえってのが、一人暮らしの悲しいところだが」
なんてつぶやいたところで、ぽわんと頭の中に浮かぶ顔がありました。花音のバイト先へたびたび花を買いに来る、小柄で清楚な女の子……。
「い、いやいや! 彼女に食べてもらいてえとか、そんな……!」
一人もだえる花音を、職人さんがくすりと笑いました。
花音も、遠海と友人も、ばっちり上手く作れて大満足。余った和菓子はそれぞれに持ち帰って、お家で美味しくいただきました。
<< もどる
1
2
3
4
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
クラフトチャレンジ☆ネコジマ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
山中にいな
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年11月28日
参加申し込みの期限
2022年12月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年12月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!