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\ オーバータイム!/
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ヒカリの雨の降る街で
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周辺に隠れている人がいないことを確認しながら、修は視認できる中で一番遠いバス停を分解してみる。
そこそこな音をたてて崩れ落ちるも、発光体の興味を引くことはなかったようで、彼らはただコアの周りをぐるぐると蠢いていた。
(音や動きには反応しないのか、それ以上の興味がタイヨウにあるのか)
どちらにしても、今は都合がいい。修はあおいと顔を見合わせ、無人のビルに手をかけた。ごとり、ごとりと安全に配慮しながら瓦礫に分解するまではお手の物だが、さらにそれを操作して組み立てるには時間を要する。
「さあ、どんどんいっちゃうよ~!」
なので、ヒカリの雨と上手く分離出来たことを確認して、力仕事はあおいに任せることにした。
乱雑に投げ飛ばされた瓦礫は所々に隙間ができてしまったが、それも予定通りだ。莉鳥は問題ないと言いたげにスタート位置へ立った。
(隙間は最大で目測5m……も、ないわね)
雨合羽のフードを深く被り、マスクの位置調整をする。ゴーグルも手袋も遮光使用だとはいえ、次の隙間までの距離を考えると減速はできないだろう。
(あとは……一気に走り抜ける!)
発光体の動きに規則性はなかったが、呼吸を落ち着けてスタートを待つ間に「ここだ」というタイミングが見えた。まるでピストルが鳴ったかのように、その瞬間を莉鳥は逃さない。
パラパラとヒカリの雨が隙間から漏れる。それでもずぶ濡れになるようなことはないし、発光体に捕まれる前には次の影へと滑り込むことができた。
ひとつの隙間をクリアする毎に歓声はあがり、とうとう莉鳥はコアに辿り着いた。その周囲は極狭ではあるが薄いヴェールに包まれ、ヒカリを弾くことが可能な温かな空間だった。
「これが……コア?」
確かにカケラとは比べものにならないエネルギーに満ちている。だが、コアというには様子がおかしい。
タイヨウとは、もっと眩しくて、もっと力強い物ではないのか? これでは、ただの大きなカケラだ。
ぺたりと莉鳥が手袋越しに触れてみる。……何も、反応は無い。
「そんなっ!?」
傘を投げ出すようにして駆け出そうとするあおいを、すんでの所で修は引き留めた。
「落ち着いて、無策で行っても何もできない」
「だって、だって……!」
希望が絶望に変わる。レジスタンスの士気は一気に下降し、誰もが呆然と立ち尽くしていた。
無理も無い、タイヨウは『壊れて』いるのだから。
(……壊れた?)
ふと、自分で作ったビルの瓦礫を見る。元通りと復元できなくても、欠片を寄せ集めれば何らかの形で直せるかもしれない。
(欠片…………そうか!)
ようやく修の中で、ひとつの仮説が繋がった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
津軽無色
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
バトル
定員
5人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年10月17日
参加申し込みの期限
2022年10月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年10月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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