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それは、お狐の遊戯
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九夜山の古びた祠。
その近くにある森の中で【
ティオレ・ユリウェイス
】は怪異たちと刃を交えていた。
「……ったく、無茶言ってくれるよ。あたし一人で場を掻き乱せってね!」
彼女は【
八神 修
】の作戦を気取られない為に、怪異たちをの目を惹きつけておく任を担っていた。
低い姿勢から、飛び掛かってくるクチサケに刀を振るう。クチサケは尋常ではない脚力で飛び上がると彼女の斬撃を避け、上空からの大上段の振り下ろしを放つ。
咄嗟にティオレは横っ飛びにそれを避けた。見れば、先程まで立っていた場所には大穴があいている。
「はっ、随分と馬鹿力だねぇ。だけど動きはそう早くない……そんなんじゃあたしを捉えられたりはしないよっ!」
クチサケの攻撃をいなし、斬りかかろうとしたその瞬間、クチサケが飛んで後方へ引く。するとその背後から火球が迫ってきていた。
「ちっ、予測撃ちって奴かいっ!」
ティオレはクチサケへの追撃を諦め、後方に飛びのきながら火球を両断する。両断された火球は二つに分かれ、地面にぶつかって爆発する。苦い顔して悔しそうなコックリの姿が見えた。
「う!? んあっ、こいつは……トイレノか!」
膝が少し、ぐらぐらと震える。
これは彼女が何度も感じたことのある、死の恐怖。いい知れない不安と押し潰されそうになる痛みの具現。心が覚えているのだ、最悪の痛みを。
だがティオレは歯を食いしばって恐怖を精神力で塗り潰す。長年生きている彼女の事だ、こういった手合いの相手も心得ている。
クチサケと打ち合いながら、隙を見てティオレはダガーを放つ。放たれたダガーは隠れていたトイレノの頭部に命中したらしく、トイレノは仰向けに倒れて消え去った。
「精神攻撃を扱う奴は、本体は脆いって相場が決まってるんだ、大人しく寝てな!」
コックリの攻撃に耐えながら、クチサケと打ち合いどれだけ経っただろうか。
そろそろ頃合いか、と判断したティオレは八神との合流地点へと向かう。
あえて傷を受け、負けそうになったので引いている……と感じさせる演技をしながら。
◆
「くっ、このままでは……!」
八神と【
常闇 月
】は傷だらけのティオレと共に怪異クチサケ、コックリと対峙していた。背後には切り立った崖があり退路はない。
空にふわりと妖狐【紫陽花(あじさい)】が現れる。その手には捕まった人々が入れられている壺が抱えられていた。
「随分と頑張った物だな、人間にしては。だがもうそれ以上に退路はない。遅滞戦術だけでは勝てんぞ?」
「……往生際は悪い方なんでね、最後まであがいてみせるさ」
抜刀し刀の切っ先を八神は紫陽花に向ける。気迫のこもった八神の視線ににやりと紫陽花は笑う。
「面白い、では……何ができるのか、見せてもらおうじゃないか。お前たち、ゆけ」
紫陽花に命令されたクチサケ、コックリが動くよりも早く、八神は走り出す。
二体の怪異の間を抜けると振り向き様にろっこんを発動させた。崖が分解され、クチサケ、コックリは崩れていく岩石に飲み込まれ、そのまま崖下に落下していった。
「さあ、紫陽花。これで数的優位は覆した。ここらで手打ちにしないか。妖狐なんだろう? だったら祀ることで矛を収めてはくれないか。こっちは捕まった人さえ返してくれればいい」
八神の提案を聞いた紫陽花は声高らかに笑いだす。
「はっはっはっは! この紫陽花を祀る? 人間が? くく、おかしなことを言う。祀る必要などない、お前たちは頭を垂れ、支配されればいいのだ、この私にな!」
「交渉決裂か、仕方がない……お前にはお灸をすえてやるとしようか!」
八神のその言葉を合図に、いつの間にか身を隠していた常闇が森の中から現れる。常闇はすれ違い様に紫陽花の持っている壺を奪うと、気に鋼糸を巻き付け紫陽花から離れる。
いかせるか、と紫陽花は紫のオーラを纏い、常闇に襲い掛かるが間に割って入った八神の刃がそれを許さない。紫陽花の爪と八神の刃が擦れ合い、火花を散らす。
「貴様ぁあ、この私をたばかったのかあぁぁ!」
「悪いが、人質がいる時に正面からやり合う程、馬鹿じゃないからな!」
数度、打ち合った八神と紫陽花が戦闘に入ったのを見て常闇は近くに控えていたちーあに壺を渡した。
「ちーあさん、これをお願いします」
「わかったのですよー! 壺はお任せなのですっ!」
常闇は太ももに装着された紫炎の脚甲を確認すると、戦う八神と紫陽花の下へ駆けていく。
「はっはっは、やるじゃないか人間! だがこれで終いだっ!」
爪を上に打ち上げた紫陽花が刀に強い打撃を与え、八神の腕を上に跳ね上げると歯を見せて笑いながら、もう一方の手で突きを放つ。
だがその攻撃が届くよりも早く、常闇の炎を纏った回し蹴りが紫陽花の横っ腹に命中し、紫陽花は錐もみ回転しながら地面へと叩きつけられた。
「ぐうぅうあああ!? ぐっ、貴様ぁ……人間の分際で……!」
「あまり人間の力を侮ってもらっては困ります。さあ、八神さん……反撃開始です」
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担当ゲームマスター
ウケッキ
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年09月02日
参加申し込みの期限
2022年09月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年09月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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