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それは、お狐の遊戯
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「ぜえ、はあ、はあ……この、妖狐ともあろう紫陽花が……かような人間どもに、後れを取るなどっ」
紫陽花は肩で息をしながらもう動かなくなった右腕から血を流していた。ぼたぼたと垂れた血が地面に落ちる。
八神や常闇、ティオレの連携攻撃によって数本あったはずの尻尾はもう一つまで削り取られていた。
尾は妖狐の力の証。失えば、それ相応に力が落ちる。今の紫陽花単独では勝機はない。
「ここまでやられるとは思わなかったが、こちらも隠し玉がある……来いっ怪異たちよ! 我が命に従え!」
叫び声をあげた紫陽花は、にやにやと笑っていたが、次第にその表情が暗くなっていく。
なぜなら、いくら待っても呼んだ筈の怪異たちが現れないのだ。
「どういうことだ!? 怪異は崖に落ちた奴ら以外にも召喚しておいた筈、何故来ない!?」
「……待ってるのは、こいつらのことか?」
ばっと振り向いた紫陽花の前に現れたのは、返り血に染まった【
御剣 刀
】とツクヨの姿だった。
御剣は刀に差したままの何かの怪異の腕を紫陽花に向かって放り投げる。
「な、なんだと!? 奴らの数はいうに20は超えていた筈……それを、二人で片づけたとでもいうのか!?」
「ああ、確かそのぐらいはいましたねぇ。まあ、物足りなかったですけどぉ」
「だな。準備運動にもならなかったぞ」
わなわなと震えながら、紫陽花の顔に怒りの色が浮かぶ。
「人間風情がっ! 調子に乗るなァぁああーーーッッ!」
「随分とお怒りみたいだな、行けるかツクヨ?」
「あひゃはっ、誰に聞いてるんですかぁカタナァッ!」
爪を振りかざして突っ込んでくる紫陽花に向かって御剣とツクヨは走った。
紫色の球を作り出し放つ紫陽花の攻撃をツクヨの赤い鎖が打ち払う。紫陽花に向かって鎖が伸ばされるが、それを紫陽花は身を捻ってかわした。
「はは! こんな見え見えの攻撃に当たると思った……ッ!?」
ろっこんを発動し、疾風迅雷の力を同時使用した御剣が一瞬の内にツクヨが放った鎖の上を走って紫陽花との距離を詰めた。
振るわれる斬撃を紫陽花は必死の形相で避ける。紫陽花の額が僅かに裂けた。だがそれでも御剣は止まらない。
空中で空気を足場に跳んだ御剣は刀を大上段に構えるとそれを力の限り振り下ろす。
ずぱんっと紫陽花の首が胴体とおさらばした。がくがくと身体が揺れ、地面に崩れ落ちて消える。
「に、んげ……がはぁあっ」
それだけ言うとぐしゃっと紫陽花の頭部は御剣の刀に貫かれ、すうっと消滅していった。
こうして九夜山での一件は無事に幕引きとなったのだった。
◆
とある寿司屋。
八神が打ち上げも兼ねて戦いに参加した面々を連れて、やってきたのだ。
「今日は俺の奢りだ、思いっきり食べてくれ」
「やったのですぅ! 何から食べるか迷ってしまうのですよーっ」
嬉しそうなちーあに、八神はお勧めの品をいくつか見せていく。ちーあにはどれも新鮮だったようで目を輝かせて嬉しそうに食べている。
ティオレはというとやはり酒に目が行っているようで、焼酎をぐびぐびと飲み干しているようだった。流石、良い飲みっぷりである。
常闇は八神とちーあの隣で口を汚したままのちーあの口を拭ったりと面倒見がいい様だ。それでいて自分もしっかり食べている。
ツクヨは御剣と一緒に普通に食べていたのだが、サーモンを制覇する気らしく炙りハラスなどの炙りメニューにも手を伸ばしているようだ。
御剣は八神にお礼を言う。どうやら財布事情が大変厳しかった様子。八神はそれを聞いて、気にするなと笑って返していた。
なお、余談ではあるが……この日、彼らが来店した回転寿司店は一時的に休業したという。理由は在庫を全て食いつくされたからだとか。
恐ろしいのは敵よりも、案外ツクヨのお腹なのかもしれない。
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あとがき
担当マスター:
ウケッキ
ファンレターはマスターページから!
遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
皆様のおかげで妖狐紫陽花は無事、討伐されました。
助けられた人々も元の生活にちゃんと戻れたようです。ありがとうございます。
それではまた次のお話でお会いしましょう!
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担当ゲームマスター
ウケッキ
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年09月02日
参加申し込みの期限
2022年09月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年09月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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