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\ オーバータイム!/
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シーサイド★ハンバーガーグランプリ
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●ハンバーガーと思い出
その日は土曜日で、学校は午前中でおわった。
梓 智依子
が帰り支度をしていると同級生たちから声を掛けられる。
「ここでイベントやってるみたいだけど、一緒にどう?」
そう言ってスマホの画面を見せてきた。
『シーサイド★ハンバーガーグランプリ』というもので、寝子ヶ浜海浜公園に特設会場が作られていた。フードトラックがずらりと並んでいる光景は圧巻だった。とても興味を惹かれたものの、娘の楓の事が気になったので、スマホで家に連絡を入れる。祖母が出たので楓にご飯を食べさせたか尋ねると、どうやらまだのようだ。
「楓も一緒に連れて行ってもいい?」
「もちろんだよ!」
同級生たちははしゃぎながら智依子の提案を受け入れてくれた。すっかり楓は同級生たちのアイドルである。
智依子はいちど自宅に戻り、楓と一緒に会場へ向かう。そこには先に向かっていた同級生たちの姿があった。
「楓ちゃーん!」
「こっちこっち!」
楓を見てはしゃいだり可愛がってくれる彼女たち。智依子はそういう存在をありがたく思った。
「あ、早くしないと無くなっちゃうかも?」
すっかりはしゃいで忘れていたが、目的はハンバーガーだったことを思い出す。先にテーブルを確保して、交代でバーガーを買いに行く。
「楓ちゃんは何が良い?」
「うーん……ステーキバーガー」
「お~!」
「大物だ~!」
同級生たちの言葉に楓はどこか自慢げな顔をしている。智依子は寝子島鳥のチキンカツバーガーを購入し、あとは適当に付け合わせや飲み物を買って席に戻る。
全員が戻ってきたところで早速いただく。智依子は自分が買ってきたチキンカツバーガーを口に運ぶ。
(まあ想像していた通りの味かな)
サクサクの衣とやわらかなカツの旨味。見方を変えれば期待を裏切らない味。それを食べつつ、他の人が食べているバーガーがどんな味か聞いたり、一口ずつ分け合って感想を言い合って楽しんだ。
楓もすっかり楽しんでいるようだ。智依子は彼女がステーキバーガーにしっかりかじりつく姿を眺めたり、ケチャップで盛大に汚してしまった顔を拭いたりとなかなか慌ただしい。
そんな様子をスマホで撮ったり、他の子が撮った写真を送ってもらったりと終始賑やかに時間は流れていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年08月18日
参加申し込みの期限
2022年08月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年08月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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