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●みんなのお祝い、みんなでお祝い
「ねえねえ、見てみて!」
野々 ののこ
が透明なプラスチックケースを掲げながら
恵御納 夏朝
たちに話しかけた。それは食玩の『日本全国ご当地にゃんこ』シリーズだった。しかも全種類揃っている。どうやらコンプリートしたのが嬉しくて、みんなに見せて回っているらしい。
恵御納 夏夜
と
えみな ハルくん
も興味深そうに眺めている。
「僕も買った事はあるけど、数匹しか揃えられなかったから見せてもらえるの嬉しい」
夏朝はじっくりとケースを見る。全種類揃っていると、かわいさの迫力も違う。
「色んなにゃんこがいるのにゃ……可愛いにゃー!」
ハルくんも楽しそうな声をあげる。実は夏朝の部屋で数匹見たことがあるが、それは内緒。そんな2人の横で夏夜は悔しそうな声を上げた。
「くっ……僕も買っておけばよかった」
気にはなっていたものの買わなかっただろう。こうして全種類揃ったものを見ると、そういった後悔も出てくる。三者三様のなか、ののこが嬉しそうに言った。
「全部揃うと嬉しいね! もちろん第2弾も集めるよ!」
「第2弾……そうだ第2弾もあるんだった!」
夏朝ははっと気づいた。もちろん彼女も第2弾を買う予定だが、第2弾もフルコンプするならさらにすごいことになる。
「第2弾……? って、何にゃ?」
「第2弾ってことは次のシリーズ……新しい猫たちが出るってことだよ」
「次のシリーズ、新しいにゃんこが出てくる……すごいのにゃ! わくわくにゃー!」
「今度は僕も買ってみようかな?」
夏夜とハルくんも第2弾と聞いて喜んでいる。
「そういえば、夏朝もずいぶんと長いこと、猫グッズを集めているよね」
「うん。買ったものとか、自分で作ったものとかたくさん。もう少しで棚がいっぱいになっちゃいそうなんだよね」
「おいわいにゃー!」
「お祝いだー!」
夏朝と夏夜の会話にハルくんとののこの元気な声が入る。
「かーさもたくさんあつめてえらいにゃー、おいわいにゃー!」
「お祝いだーい」
「……しようか? 夏朝。お祝い」
「え?」
夏夜がいたずらっぽく微笑みながら夏朝の顔をのぞき込む。
「やろーやろー!」
ハルくんも乗り気だ。そういうのも悪くないだろう。夏朝は夏夜の提案に賛成した。
「僕らのお祝いは……寮の部屋でやろうかな? ののこちゃんにも後でメールで送るね!」
「わかった!」
快活な返事をすると、ののこはケースを鞄にしまった。
「それじゃ他の人たちにも見せてくるね!」
「ののこちゃん、いってらっしゃいにゃー! 沢山おめでとうもらえますようにゃー!」
「ありがとう!」
駆け足で去るののこをハルくんたちは見送った。ののこの姿が見えなくなった頃、夏朝がふと呟いた。
「そういえば……図書委員長として気になったことが」
「ん?」
「図書室の蔵書数、3万冊超えたから
早川 珪
先生喜んでるかも」
「へぇ、蔵書数が……めでたいね。どこかで出会えたら声を掛けてみようか」
「そうだね」
3人はジュースなどを買いに出かけることにした。夏朝の部屋で集まってお祝いをするなら、ジュースやお菓子が欲しい。
「ジュース! おかし!」
ハルくんはとても楽しそうだ。店に着くと3人は自由に見て回って、好きな物や知らない商品を手にとっては言葉を交わす。そしてまるで導かれるように珪先生にばったり出会った。
「あ、早川先生」
「恵御納さんか。3人揃って賑やかだね」
珪先生の声は弾んでいて、どこか嬉しそうだ。
「蔵書数3万冊突破、おめでとうございます! これからも素敵な本が沢山増えますように」
「ありがとう」
「僕も今度新しい本を読みに行こうかな」
「ぜひ」
ののこのように全身で喜びを表しているわけではないが、蔵書数に関して嬉しい気持ちがあるのだろう。それから少し雑談をしてから珪先生と別れて、買い物を再開した。
買い物かごはいつのまにかお菓子やジュースでいっぱいだった。量が多い気もするが、食べきれない分は後日に回せばいい。会計を済ませると、夏朝の部屋に向かう。その道中で
白沢 絢子
先生の姿を見かけた。
(そういえば絢子先生も教師生活30周年って聞いたような……?)
夏夜はどこかで聞いた話を思い出し、夏朝たちに伝えた。こうして出会えたのも何かの縁。3人は絢子先生のもとに駆け寄る。
「白沢先生! 教師生活30周年、おめでとうございます!」
「おめでとうございます。これからの教師生活にも良い事沢山ありますように」
「あらあら、ありがとう」
「おめでとうにゃー!めでたいにゃ、ハルも嬉しいにゃー!」
先生は突然のお祝いに驚いたが、その純粋な言葉に微笑んだ。
「祝ってもらうのってやっぱり嬉しいわね。きっとあなたたちにも良いことがあるわ」
穏やかな表情でそう言い残すと、絢子先生は去っていった。3人は温かい気持ちに包まれたまま帰路に着き、夏朝の部屋にやってきた。
「それじゃ、僕ら自身もお祝いしようか」
夏夜とハルくんは今買ってきたジュースやお菓子をテーブルに置く。夏朝は今まで集めた猫グッズを皆で見られるようにベッドに並べ始める。ののこにメールは送っておいたものの、返信は無い。きっと『日本全国ご当地にゃんこ』シリーズを皆に見せるのに夢中なのだろう。
あれを他の人に見せたい気持ちも分かるので、こちらから再度連絡するのは止めておいた。夏朝はグッズ並べを再開する。そうして並べ終えると、結構な数の猫たちがいた。
「夏朝が集めてきた猫グッズ……可愛い猫もかっこいい猫も、個性的な猫もいてまさしく猫集会って感じだね」
「にゃ、ねこグッズみんな可愛いにゃ! こうやって見ると、にゃんこ沢山でお話やお昼寝してるみたいにゃ」
並べられたグッズを前に夏夜やハルくんが思ったことを口にする。夏朝自身も結構多いだろうと思っていたが、想像以上だった。眺めていると、それらを作ったり買ったりした時のことを思い出す。3人は改めて座ると、全員で飲み物を手に取った。
「夏朝……にゃんこ集め、おめでとう」
「かーさ、にゃんこ集めおめでとーにゃ! にゃー!」
「2人ともありがとう!」
猫グッズを前に3人で乾杯した。
それから部屋にある猫グッズやこれから発売されるグッズのことで盛り上がった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年07月20日
参加申し込みの期限
2022年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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