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風の化身と仲良くなりたい!
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星山 真遠
は額に浮かぶ汗を拭いながら、寝子ヶ浜海岸へと規来ていた。
(くそ……冷房はとまるし、扇風機も動かねぇし)
今日は何故こんなに暑いのか。仕事どころではなくなって、飛び出して来たのが。
「海の家か。あそこなら」
と、足にフサっとした物がまとわりついた。
「!!」
気配でなんとなく分かってしまった。小さな鳴き声もした。
恐る恐る視線を下へ。
「にゃーん」
水色の毛のニャンコ様が真遠の足元にすり寄ってきていた。
「な……!」
珍しい色の猫であるが、それはそれとして、
(ていうか、なんで俺ににゃーとかいって近づいてくるんだ? 俺は猫が苦手なんだぞ?)
見ると、水色猫はあまり元気そうに見えない。この暑さで参っているのだろう。
「お前も俺と一緒か」
ため息を一つ。
「お前も行くか? 海の家」
こちらの言葉が分かっているのか、猫がにゃんっと鳴いた。
猫と一緒に砂浜へ降りて、賑わっている海の家へ。
「ふー」
日射しが遮られた屋根の下。ゴザの敷かれた床に座る。風鈴が揺れて、涼しい風が吹き込んできた。自然な風が気持ちいい。
「たまには良いな、こういうのも」
「にゃー」
「……なんで当たり前のようにそこへ納まる?」
猫があぐらをかいた真遠の足の間にちょこんと座っていた。
「にゃっ」
「にゃっ、じゃねぇんだよ」
真遠は親猫がやるように、首の後ろを掴んで持ち上げ、隣へ下ろす。
「ちょっと待ってろ」
氷水で冷やされたラムネと、ガラス張りの冷蔵庫に入っていたミルクをお皿に注いで出してやる。
「みゃ」
喉が乾いてたのか、勢いよく飲み始めた。
「命拾いしたな、お前」
そう言いながら、カシュッと音を立ててラムネのびー玉を瓶の中へ落とす。それから口をつけて傾ける。
炭酸のシュワシュワ感、喉を通り抜ける冷たくて甘い飲み物。つい、一気飲みしてしまった。
「はぁ」
猫を見ると、ミルクを飲み終わった皿をペロペロと舐めていた。それから、小さくあくびをする。
「なんか、俺も眠くなってきたな」
小脇に抱えたパソコンを開くまもなく、眠ってしまいそうだ。
「……って、そこで寝るな!」
わざわざ体を上ってきて、真遠の頭の上で丸くなったのだ。
「不安定過ぎるだろ」
横へ降ろすと、猫は本格的に眠ってしまったよう。
自然な風が吹き抜けてゆくと同時に、店内の扇風機がゆっくりと回り始めた。
その頃には、真遠も眠ってしまっていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年06月04日
参加申し込みの期限
2022年06月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年06月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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