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<悪魔ダスト2>トンネルの怪、白き腕の怨念
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洞窟の最奥へと
御剣 刀
、ダスト、
巫部 紫苑
の三人は向かっていた。
道中の白い腕を掻い潜りながら最奥へと足を進めていく。
「この霊刀・炎鬼だったか。勝手に改造してるんだろ? ちーあからの借り物なのに平気なのかよ」
赤い刀身を眺めながら御剣はダストに問いかけた。
するとダストはにやりと笑う。それ実に悪戯そうな笑みだ。
「だいじょぶですよぉ。ふふふ、強くなる分には怒ったりしないでしょうし」
「確かに中々に使い勝手いいですよ、これ。私でも白い手がすぱすぱ切れますから」
紫苑は御剣と違い、剣術の心得はない。それでもここまで白い腕たち相手に戦えているのは、この霊刀のアシスト機能のおかげでもある。勿論、御剣はその機能を切っているが。
「それよりも、お目当ての人物がいたみたいですねぇ。アハっ、中々にとってもとっても酷い姿ですよ、アレは」
ダストが指し示す先には悪魔の少女イヴァがいた。どろどろの粘液で汚された裸の身体は小刻みに震えている。その表情は髪で隠れて読み取ることができないが、舌をだらしなく突きだして項垂れている辺り、意識はないとみていいだろう。
彼女の豊かな乳房を背後から片手で揉み、覆い被さっていた巨躯が御剣と紫苑の方を向いた。
でかい白い体から突き出る無数の腕。醜悪な腕の集合体とも言えるソレは雄たけびを上げて突進してくる。
「あれがグヌメルか! 行くぞ、二人共! なるべく無理はするんじゃないぞ!」
「ええ、勿論。出来る限りやってみますよ」
「アヒャハッ、誰に言ってるんですかねぇ。心配はご無用ですよぉ」
突進するグヌメルを中心に三人は散開する。両サイドに避けたダストと紫苑は同時にグヌメルを霊刀で切りつけた。その瞬間、紅蓮の炎が上がる。
「ぎぃいやぁぁああああ!」
「効いてるみたいですね、ではこのままもう一太刀!」
ろっこん【死音】で音を消した紫苑は素早く背後に回ると、前方から斬撃を加えているダストの攻撃に合わせるようにグヌメルへ刃を振るう。
すっと体を沈ませた紫苑は横薙ぎに刀を振るった。刀身がずぶりとグヌメルへ食い込み、傷口がすぐさま燃え上がる。
「おんなぁああ、チチのでかいいいおんなぁああああ!」
「わっ、攻撃を物ともせずに、きゃあぁっ!」
燃え上がる身体を物ともせずに、グヌメルは紫苑へと覆い被さる。彼女の衣服をびりびりに引き裂くとぶるんっと飛び出た乳房を鷲掴みにする。
淡いピンク色のオーラをグヌメルは紫苑から吸い上げていく。巨躯で押し潰された紫苑は逃げることができず、がくがくと身体を震わせながら生気を奪われていた。足が震え、一瞬強張ったかと思うとじょろじょろと水音がする。
「ふはぁぁあ、いい、においぃいい、イイィ!?」
「そんな無遠慮な吸い方はぁ、美しくないですねぇ。それに、寝子島はダストちゃんの餌場。荒らされるのはぁ良い気分しないんですよぉ!」
ダストは背後からグヌメルの頭を掴み、紫苑から引きはがすと、引きずりながら投げ飛ばす。同時に霊刀を投げ壁にグヌメルを縫い付ける。
「ひぎゃぁぁあ!」
ゆっくり近づいたダストは足で刀の柄を押し込み、グヌメルへと沈み込ませていく。痛みでもがくグヌメルは暴れているが逃げることは許されてない。
「いいですかぁ? そっちが荒らすとぉ、ダストちゃんはぁあらぬ疑いを掛けられるんです。こわーいこわーい人にねぇ」
ちらっとダストは御剣の方を見る。御剣は件の人物に心当たりがあるが、怖いという点にはノーコメントを貫いた。怒らせると怖いのだ、とでも言いたげである。
痛みに耐えきれなくなったグヌメルは身体の半分を犠牲にし、引き千切るとダストの拘束から脱出する。
再び倒れている紫苑へと近づくと、露わになったままの乳房を掴んで生気を吸おうとした。だがその前にグヌメルの身体を紫苑の刃が貫く。赤い炎がグヌメルを包み込んだ。
「ひぃいぎゃああああ! あづいいぃぃ!」
「ただ、はあはあ、やられてるわけじゃ……ないんですよ?」
生気を吸われながらも力を振り絞り、紫苑はグヌメルに痛打を与えたのである。
刀をぐっと握ると紫苑は御剣へ刀を放る。
くるくると回転した霊刀を受け取った御剣は二本の霊刀を交差して構えるとろっこんで加速した。
「女の身体が好きなんだろ、わかるよ。気持ちいいもんな」
そう言いながら走る御剣の脳裏には、金髪紅眼の女性ツクヨとの思い出が巡っている。
「だがな……無理やりってのは良くない。欲しいなら、自分の手でちゃんと掴めよ、それが礼儀ってもんだ!」
世界の誰よりも早く加速した御剣は空気を足場に飛び上がると上空から二本の霊刀を振り下ろす。赤い軌跡が走り、直後グヌメルは激しい炎に包まれて炭となって倒れた。
崩れて消えるグヌメルの姿を見て、御剣は安堵する。
「これで良さそうだな。さてイヴァを助けて帰るとするか」
◆
寝子島へと戻った一行はお疲れ様かいと称して焼き肉屋に来ていた。
肉を口に運びながら机に乗る胸を邪魔そうに眺め、豪は溜め息をつく。
「まさか、一日戻らないなんて……」
「ふふ、可愛いですよ? 何なら女の子の服とか着てみます? 着替えとか結構持ってるんで」
ニッコリ笑顔で女性物の服を差し出そうとする紫苑へ全力で豪は拒否の意を伝えた。
その隣ではティオレが焼いたタコの足をかじりながら、酒を堪能している。
「かーっ! やっぱ一戦終わった後の酒は格別だねぇ! そういえば、真白は母乳出たんだって? どうだった、感覚とかさ」
「ええっ、何聞いてるのティオレちゃん!? そ、そりゃ、ちょっとは気持ちよかったけど……って何言わせるのー!」
ティオレはくるくると表情が変わる真白が面白いようだ。真白も楽しく笑っており、なんとも微笑ましい。
そして、そんな楽しそうな皆とは対照的に修羅場に置かれている男がいた。御剣である。
彼を挟んでツクヨと彼女と色が違うだけで全く姿が変わらないダストが据わっている。それだけではない。二人共、彼に密着しながらばちばちと視線を交わらせているのだ。
酒に酔っているのか、赤い顔でツクヨはダストに睨みを利かせ、自らの胸を御剣に押し付ける。
「なんでぇ、ダストがくっついてるんですかぁ? 離れてくれますぅ?」
対するダストも酔っているのか、胸を押し付けながらにやにやと笑っている。
「えー? 何でですかぁ? ダストちゃんはぁ、助けられたお礼をしてるだけですしぃ。殿方ってそういうお礼、好きですよねぇ?」
それを見たティオレが笑う。豪は同じ男子だからか大変そうだなぁといった顔で見ているようだ。
「はっはっは! モテる男は辛いねぇ、よっ色男!」
「わ、笑い事じゃないんだが……うわっ!?」
ツクヨとダストは互いの胸へ御剣の手を誘う。まさに両手の先には楽園がある、そんな状況だ。
「カタナはぁ、ツクヨのおっぱいの方が好きですよねぇ?」
「いつも同じ味じゃぁ飽きるんじゃないですかぁ? ほら、ダストちゃん方がいいですよねぇ?」
瓜二つな二人に迫られ、嬉しそうな、悲痛にも聞こえるような、そんな声が焼き肉屋に木霊するのであった。
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あとがき
担当マスター:
ウケッキ
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございました!
グヌメルは無事討伐され、さらわれた女性たちも家に帰ったようです。
イヴァちゃんも無事救出されて本当に良かったですね。
ダストちゃんによる寝子島パトロールはこれからも続きそうな予感です。
それでは、次回のシナリオでお会いしましょう!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ウケッキ
前回シナリオ
<悪魔ダスト1>夜道に現れるは夢に誘う幻蟲
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年06月30日
参加申し込みの期限
2022年07月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年07月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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