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<悪魔ダスト2>トンネルの怪、白き腕の怨念
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●蠢く洞窟の怪
その洞窟は蠢いていた。ざわざわと壁がざわめき、床がミミズの群れかのように蠢いている。
龍目 豪
はそんな場所を当てもなく彷徨っていた。
数名の女性を救出し、彼は彼女たちを出口へと送り届けた後、まだ捕まっている女性はいないか、捜索していたのだ。
「だぁああ、鬱陶しいぜ! 纏わりつくんじゃないっ!」
群がってくる白い腕たちを掴むと、力任せにぶん投げる。秘薬【デカクナール】を使用している彼はその効力により、強靭なパワーを得ていたのである。
剛速球の如く投げ飛ばされた白い腕は壁に激突し、そのまま砕け散った。ぼたぼたと欠片と体液を床に落とす。
「さっき飲んどいて正解だったな……あの調子で来られちゃ、ん? なんか声が高くないか? んんー? あー、あー?」
普段と違う自分の声に感づいた豪は声を出してみる。いつもより数段高いその声は可愛らしい少女のものだ。
喉を触ろうとして自分の視線が低いことに彼は気が付いた。目線が、ロリのそれである。
「おわっ!? 背まで縮んじまったのかよ!?」
驚いている暇もなく、彼の身体の女体化は止まらない。ぷるんっと胸が大きくなり、そのサイズは巨乳と言っていいほど。触りたくなる乳の完成だった。
自分の手で恐る恐る触ってみると、ずしりとした重い質量を感じる。だが柔らかさは申し分ない、マシュマロだ。
「嘘だろぉ……パワーアップはしたが、ロリ巨乳だと? あぁ……そういう趣味は俺にはねえんだよ」
がっくりと肩を落としている暇はない。辺りには新たな白い手がわさわさと這い出してきているからだ。
一気に抜けてしまおうかと考えた豪だったが、視線の端で拘束された女性を発見しその考えを改める。
「あんな所に! 今助けるから待ってろよっ!」
走り寄った豪は女性を拘束している白い手たちを力任せに引き千切ると、ふらつく女性を助け起こす。
「もう大丈夫だ……と増援か」
まだ恐怖している女性を安心させようとした豪だったが、わらわらと集まってくる白い手を見て、女性を先に逃がす為に彼らの前に立ちはだかった。
「あっちの方角はここより安全だから行けっ! ここは任せろっ!」
女性は心配そうな表情を浮かべたが、自信満々で立ち向かう豪を見て大丈夫そうだと判断したのか、よろよろと走り出して逃げていった。
にじり寄ってくる白い手に距離は取れないと判断した豪は、拳を構えて近接格闘のポーズをとった。
だが、彼は失念していた。女性になった、しかもロリだということは“腕の長さ”が違うのだということを。
飛んでくる白い腕を掴もうとした豪の手が空を切る。すかっと外れた手をするりと抜け、白い手ががしっと形のいい胸を掴む。
「うわぁっやめっ、お前ら調子に、乗る、なあぁあ……っ!」
じたばたと暴れる豪だったが、群がる白い手によって床に倒されてしまったのが運の尽きであった。
体は拘束され、白い手がわさわさと身体の上を這いまわっている。ぞくっとする背筋の寒さが彼を支配していく。
上昇しているパワーで抵抗しようとする豪だがひとつ、ふたつ弾き飛ばした所で意味はない。なぜならそれ以上の数がどこからともなく集まってくるからだ。それ程に女性の身体、というのは彼らにとって魅力的な生気をもったものなのだろう。
身体から生気を吸い上げられ、豪の目は虚ろになっていく。
「く、あぁあ……せ、せんぱい、俺は……っ」
肉襞の回廊を歩いていた
白 真白
は声がした気がして後ろを振り返った。だが当然、そこには誰もいない。
「あれ? なんだか……声がしたような?」
耳を澄ましても何も聞こえない。辺りは肉が蠢き合う奇妙な音が響いているだけだ。
気のせいだろうと判断した真白は再び歩きだす。
少し前にデカクナールを飲んだ真白だったが、それから胸の内部に違和感を感じていた。
「うーん? いつもよりおっきい? それになんだか張ってるような気がする……」
乳房を下から持ち上げてみると、いつもより僅かに重量感の違いを感じた。とはいえ、それは誤差程度のもの。気にする程ではないと彼女は判断する。
暗い洞窟内を目を凝らして歩いていると、女性が捕まっているのを発見した。
「今助けるから、ちょっとじっとしててね……とりゃぁーーっ!」
女性を拘束している白い腕たちを力任せに引き剥がす。そこら辺へ適当に投げると女性に脱出ルートの方向を示し、真白は他の女性がいないか、更に奥へと向かうのだった。
「結構来たけど……かなり暗くなってきたなぁ。こんな暗いなら、明かりを持ってくればよったかも」
そう思った矢先、下半身を這いまわる感覚に真白は気づく。足をぶんっと降るが絡みついた白い腕たちは離れない。
掴んで引き剥がそうとする真白だったが先程までのパワーは見る影もなく、居間では普通の女子程度の力しか出ない。
「嘘っ、効果切れ!? くっ、飲むの早かった! は、離れてよぉーっ!」
足に引っ付いた白い腕たちを剥がそうと悪戦苦闘していると、背後から迫った別の白い腕たちが彼女の豊かな乳房を揉みしだいた。むにゅむにゅと無遠慮に手を蠢かせる白い腕たちの感触に真白は身悶えた。いつもと感覚が違う。何やら乳がむず痒いのだ。
「やっ、あぁっ、そこダメだって、いまぁ弄ったらぁ、なんか、知らないのぉ……来ちゃうからぁあッ!」
的確にマッサージをする白い手は何かに気付くと、その動きを変化させる。すると、びくっと真白はのけ反った。
次の瞬間、彼女の胸元が盛大に濡れる。汗ではない。ほのかな甘い香りに特有の感触……そう、薬の副作用で母乳が出てしまったのだ。
搾乳される乳牛と言うのは、じっとしている物だ。それは特に刺激が少ないように配慮されているからなのだろう。だが人が配慮もされずに、無遠慮に搾乳されればどうなるか、想像に難くはないだろう。
「違うぅっお母さんじゃないのにぃ、お乳がぁ出ちゃっ出ちゃうぅうっ! らめぇっ、立ってらんないぃっ」
放出する心地よさと未知の感覚への不安、恐怖による悪寒。異なる感情の波に真白の頭は揺さぶられる。
ぐったりする真白は白い腕に支えられ、彼らの栄養を出し続けるミルクタンクとなった。
ミルクタンクに自我など不要とばかりに、白い腕たちは彼女から生気を奪い、抵抗する意思を削り取っていく。
ふと、真白は下半身からぺりぺりと何かが剥がされる感覚を覚えた。
「ふぇ……っ! 待って待って、駄目だよ! そこはあぁぁああっ!」
それは彼女の最期の守り。テープ状の紙おむつだった。だがそれは剥がされ、大事な部分を守る物は何もない。
トドメとばかりに尻を掴んだ白い腕たちが彼女から生気を吸い上げる。真白はがくがくと腰を震わせ、惚けた顔を見せた。抵抗する意思など残っていない。
「うぐっ、いぃいっ、ううぐぅうう……っ!」
辺りに香しい“ある匂い”が充満した。それは盛大に床を黄金色に染める。
生気を奪われ、人としての尊厳さえも踏みにじられた真白にはもう抵抗する意思は微塵も残っていなかった。
白い腕は女性に対し、特攻ともいうべき特性を備えている。彼らに掛かれば女性は贄であり、脅威ではない。
だがそんな彼らにも例外が存在した。そう、
ティオレ・ユリウェイス
である。
彼女は洞窟の入口方面で待機し、仲間が助け出した女性たちを安全に入り口まで送り届ける役目を担っていた。
群がる白い手たちから守りながら数名の女性を助けた後、ぱたりと女性が此方へやって来なくなった。
何かあったのかと奥へと向かうと、彼女は囚われた真白と豪を発見。彼らを救出しようとするが多勢に無勢、正攻法では上手くいきそうになかった。
故に、彼女は作戦を変更する。向こうが“そういう目的”で来るのなら受け入れ、その土俵で戦ってやろうじゃないかと。それは日頃の鬱憤晴らしも兼ねている。
彼女が身体を明け渡した瞬間、白い腕たちは勝利を確信していた。また贄が来たのだと。だがそれはすぐに間違いであったと思い知らされる。
「ほらほらぁ、どうした? そんな吸い上げじゃこっちは満足しないんだよ!」
乳房に掴みかかっている白い腕をぎりっと力強く掴んで、ティオレは顔を近づけて文句を言う。必死に吸い上げているが、なぜか逆に白い腕の方が干からびていっているようだ。
しおしおとなった白い腕を引きはがすとティオレは放り投げる。一糸纏わぬ姿の彼女の真下には人の形に集合した白い腕がいるのだが、それもまた動きは鈍く、しおれていた。
「さっきまでの威勢はどうしたァ? まだまだ終わりにはしてやれないねぇ。ほらっ気張ってヤラんかい!」
顔と思わしき部分を平手打ちで張り飛ばすと、ティオレは白い腕へと馬乗りになり、自ら生気を貪って絞り出していく。淡いオーラが彼女の首から下げているネックレスへと吸収されているようだ。
本来であれば、このような生気を吸収するなんて芸当は夢魔やサキュバスでもない限り不可能だ。しかし彼女はダストから個人的にある品物を受け取っていた。
それは【吸性のネックレス】。使用者が“サキュバスと同等くらいヤベェ”と判断された場合のみ、効果を発揮するネックレスだ。
これを装備するとまるで夢魔やサキュバスのように、生気を奪い取ることが可能となる。なお、奪った生気は随時ダストへと転送されている。
「はっはっは、情けない。それにしても、店のポイント交換で貰ったこのネックレス、悪かないねぇ。こっちはぶんどって楽しめる、ダストはお腹が満たされる、まさにうぃんうぃんって奴だね、こいつは」
集合した身体から分離し、逃げようとしている白い手さえも彼女は見逃さない。
「どこへ行くんだい? まだ終わっちゃいないんだよっ!」
戦慄する白い腕を無視し彼女は気の済むまで生気を絞り尽くすのだった。
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ウケッキ
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<悪魔ダスト1>夜道に現れるは夢に誘う幻蟲
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年06月30日
参加申し込みの期限
2022年07月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年07月07日 11時00分
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