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反転、膨張。変わって染まって?
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「あっ……」
漸く彼に気付いたあおいは、修に剣呑な眼差しを向ける。敵か味方か警戒しているのだろうか。修は痛む胸をそのままに再び声をかけた。
「あおい。どうか手を貸してほしい。牛瀬先生を止めたいんだ」
「牛瀬先生を?」
修の言葉を飲みこむように繰り返すあおいは、前を見る。と、複数の相手に大立ち回りを繰り広げる牛瀬や大きな猫と戦う熊吉の姿があった。
「くっ、牛瀬っ!!」
「うにゃああ!」
大きな猫(=幸次)が熊吉を抑え込み、そのままもみくちゃになる。何故熊吉が巧を庇おうとするかは未知数だ。今の所猫が頑張っているから、自分たちはこのまま巧を相手にすればいいだろう、と修は闘争心と冷静の間で考える。
「先生がたの隙を作る為に、あおいさんには色々投げてもらっていたのよ」
と、絵梨菜が言うと、あおいも頷く。だが、修の視点からするともっといい方法がある気がした。
「狙いを牛瀬先生のみに。吉田先生の方は誰かが抑えているからかえって危ない」
修がむくむくと怒ろうとする暴れたい気持ちを押さえ、なるだけ冷静に2人へ語る。と、あおいはこくん、と頷いた。
「わかった。あの先生を止めたら、この暴れたい気持ちも収まるのかな? なにかそんな声が聞こえた気がするし」
「俺も一緒に戦ってくれるかい?」
あおいが頷くと、修の頬が赤くなったのは気のせいではないだろう。
「ともかく、もっと近寄りましょ? 男なんて股間蹴り潰せば無様に泣き叫びましてよ!」
ゾクゾクしますわね、と微笑む絵梨菜。修は彼女の言葉になんだか股間がきゅっ、と縮んだような気がした。
だが、3人が巧へと近づこうとした時、大きなもふもふした物が目の前に落ちてきた。それは、気合と共にひっくり返された猫化幸次。
思わず息をのむ小次郎の視線の先、熊吉は普段とは違い闘気を身体から放っているように思えた。
「熊先生はあたしが抑える。八神たちはは牛瀬先生を頼んだぞ!」
小次郎に言われ、修たち3人は素早く先へ向かう。その背中を見送った小次郎は、熊吉を僅かににらんだ。
(普段の先生より……強そう……)
身体の芯が戦いを求め、今にも駆け出したくなる。だが、小次郎は堪えて叫んでいた。
「しっかりしてくれよ熊センセー! 正気に戻ってくれ!」
「俺は正気だ! 牛瀬に近づく奴ァ相手になるぞ!!」
熊吉が叫び、四股を踏む。ただならぬ威圧感を覚えながらも、小次郎の心には闘志が灯っていた。
(あぁ、そっちがその気なら……。いや、違う! 止めて欲しいのに!!)
髪を振り乱し、小次郎は泣きそうになりながらも熊吉へと飛びかかる。
「全力で戦うあたしを止められるのは熊センセーしかいないんだ! だからっ!」
その蹴りを受け止め、熊吉はにぃ、と笑う。
「そうか……そうか、そうか! 来い、化神!!」
「!! ああっ!」
全力で再び蹴りを放つ小次郎。当たれば悶絶するだろう腹部への蹴りを丈夫な腕でいなし、熊吉が笑う。それを見た修たちは改めて巧へと走り出した。
「センセェェェエエエ!」
「化神ィィィイイイ!」
小次郎と熊吉が、叫び合いながら全力でぶつかり合う。てっぽうと蹴りがぶつかり合い、二人は衝撃で後ずさる。しばしにやりと笑いあった後二人とも考えた。
――確かに、強い。
故に、無言で相撲の技と喧嘩の技を繰り出し合う。
そんな二人を見た者はこう思うだろう。
今は、何人たりともこの間には入れない。入ってはいけない。
過激且つ真剣で、熱く荒々しい個人面談はまだまだ続く。
(頭がくらくらする)
ひっくり返された幸次は、プルプルと頭を振って身を起こす。だが、その心に燃えるモノは尽きていない。
(行かなくちゃ。止めなくちゃ)
誰を? と内心で問う。誰を止めなくてはいけないのか、それがいつの間にかわからなくなっている。だが、幸次は足を止めない。徐々に速度を上げ、トラのように大きな猫は音もなく目標を狩りに向かう。だが、そこまでたどり着くまでに、沢山の人がいる。
(邪魔、だにゃあ……!)
幸次はニャア、と一声鳴くと次々にふくふくの手で弾いていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月06日
参加申し込みの期限
2022年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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