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ある夢の中のできごと
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三宅 葉月
は夢を見ていた。目の前に佇むのは鎌倉にあった別荘。6年前に漏電で焼け落ちた、時代を感じさせる洋館。ここには、子どもの頃に祖父に連れられて何度か遊びに行った。玄関のドアを開けて、中に入る。夢なのに、否、夢だからか。そこは記憶と寸分違わぬ空間があった。目を閉じて、去来する思い出にしばし浸る。
(何か、いる……?)
何かしらの気配がした方へ、ゆっくりと歩みを進める。そこにいたのは四つ足の生き物。ふかふか、ふわふわした獏がいた。現実の動物の獏と見た目は変わらない。どこか眠そうにしている獏が、ゆるゆるとした動作で葉月の側へ寄ってきた。そして眠そうな声で話しかけてくる。
「ここには、君の大事な思い出が、あるんだねえ」
(私の、思い出……)
この別荘には祖父と一緒に行った。多忙な祖父は、いつもたまの休みに葉月を連れて、東京からこの別荘で過ごした。その思い出は星の数ほどあって、どれを語ればいいかわからない。そういえば現実は夏だったと思い、胸の中にひとつの思い出が浮かんだ。
ある夏の夜のことだった。葉月が10歳のときだっただろうか。別荘で突如、視界が暗闇に閉ざされた。光も音もない真っ暗な闇。停電だった。
「おじい様……」
おそるおそる祖父がいたはずの場所に手を伸ばし、その衣服を掴む。一人ぼっちでいるわけではないのに、辺りが闇に閉ざされている、それだけで無性に心細くなった。少し経って目が慣れてきたが、それでも葉月は祖父のそばにずっといた。
「葉月、空を見てごらん」
祖父の言葉に、葉月は窓から空を見上げた。そこには満天の星空が広がっていて、葉月は目を奪われる。その中で、ひときわ明るい星を見つけた。
「おじい様、あの星は……」
「あれはベガ。七夕の織姫の星だ」
暗闇に感じていた心細さはいつのまにか薄らいでいた。
(どうってこともない、でも私には大切な思い出よ)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年02月13日
参加申し込みの期限
2022年02月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年02月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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