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【期末テスト】赤点?満点?? 熱風、四日間の死線 <物語編>
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●愛惜
時は2か月前にさかのぼる。夏の兆しがまだ無かった5月のこと。
葉利沢 倫理子
――Maliceは独り、ステッラ・デッラ・コリーナのスイートに取り残されていた。ぽっかり空いたベッドには
朝鳥 さゆる
がいた痕跡だけが残っている。
そのとき彼女にあったのは物狂おしさだった。
昼も夜もなく、本能が壊れたように互いの身体に溺れた。どれほど快楽を貪り、どれほど求め合ったか。床まで濡れるほどに激しかったことは確かだ。嬌声が部屋中に響き渡ったことも鮮明に覚えている。
彼女はこの空間を毒のある楽園のようだと形容する。もっとも、それはMaliceの視点から感じ取ったもので、さゆるからは別のものが見えているだろう。
Maliceは事態を把握すると手早く身支度をすませ、スマホであるサイトにアクセスした。表立って説明できない、便利なツールといったところだ。そしてさゆるの居場所を突き止め、現在に至る。それ以降、Maliceはさゆるを徹底的に貪った。
そして七夕の日に解放し、姫木 じゅんのもとに返した。
* * *
さゆるは朝日を顔に受けて、目を覚ました。
(ここは……あの女の部屋じゃない)
そこは同居中のじゅんの部屋だった。記憶を整理するように体を起こして身支度を始める。
倫理子から解放されて、再びじゅんの元へ帰ったのは七夕の翌日。彼女は黙ってさゆるを迎え入れた。さゆるが姿を消した2か月間については何も聞いてこなかった。
「今日は学校の試験日だから行ってくる……」
そう告げてじゅんの部屋を出た。必ず帰ってくるから、とも言って。登校する道は、夏らしい暑さに包まれていた。その暑さは日常を感じさせる。
「おはよう、さゆる」
そう声を掛けてきたのはMaliceだった。さゆるはその声の主を確認すると、無視した。彼女はさゆるの髪に湿り気と、シャンプーの香りを認める。
「シャワー浴びたんだ。試験日前日でもあの女と抱き合って、それでテストを受けるなんて……随分余裕よね」
隣を歩きながら話しかけるMaliceをさゆるは完全に無視している。
「無視しないでよ」
「黙れ」
「こわいわね。何をそんなに怒ってるのかしら?」
「あんたの存在全て」
「そう言って怒っているあなたが一番好きよ」
「……」
「何しに来たの?」
「あなたの様子を見に来ただけ」
「どうだか」
「これから私、じゅんのところへ行こうかしら?」
「何言ってるの?」
「もちろんあの女を殺しに……冗談よ? そんなおっかない顔をしないでよ」
「……」
「テスト頑張ってね」
黙って立ち去る彼女の背に向かってMaliceはそんな言葉をさゆるに掛けた。彼女は暫くMaliceを睨みつけた後、再び学校へ向けて歩み出す。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
28人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年02月02日
参加申し込みの期限
2022年02月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年02月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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