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【星幽塔】第十一階層 神獣のおもてなし
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ティオレ・ユリウェイス
は旅の途中、見覚えのある暖簾に目を奪われた。
「湯」という漢字が一文字。
「これは……」
何度か訪れたことがある遠い地、ネコジマを思い出した。こんな感じの文字が使われていたような気がする。
なんとなく足が向いた。中へ入ると、着物姿の女将が出て来て、説明をしてくれたのだが。
「温泉宿……神獣……」
中々特殊な施設のようだ。
「日帰り温泉でゆっくりして行って下さいね。神獣喰らいが出たらすぐにお知らせしますので」
ティオレは少し考えて、
「ゆっくりと温泉に浸かりたいところだけだけど、落ちつかないわね」
「え?」
ティオレが呟いた言葉に女将がぽかんとする。
「その神獣を狙ってる巨大モンスター、私が引き受けるよ。近くに雪原があったわよね?」
「え、ええ」
ティオレは女将に裏口へ案内してもらうことにした。足湯がある浴場から雪原に出るのが近道だそうだ。
「ここです」
足湯の戸を開いて中へ。脱衣所はなかった。
屋根があり、露天風呂のような造り。辺りには真っ白な雪原が広がっていた。
「お? ティオレ?」
名前を呼ばれ顔をあげると、
「!」
そこには足湯を堪能する
ルーク・ポーラスター
の姿があった。
「奇遇だね」
手を振りながらそう明るく言う。
どうやら、ルークもたまたまこの温泉宿にたどり着いたらしい。
モンスターのことも聞いているそうで、状況的に協力関係になれそうだ。
と、そばにいた女将が、悲鳴を上げた。
「き、来ました」
指を指した先、雪原の向こうから白くて長い体がうねうねと迫ってきていた。大蛇だ。
「行くわよ」
「オッケー」
足湯を囲む塀から雪原に出る。
ティオレとルークは駆け出した。
「オレは左」
「私は右ね、了解」
白いユキバジリスクへ二人で向かっていく。ユキバジリスクもこちらに気づいたようで、牙をむき出しにして、頭突きをしてきた。それを左右に避けると、長い体がティオレを囲む。
「遅いっ」
収縮してティオレを締め上げようとするが、跳躍した彼女はロングソードを出して魔火の光を纏わせる。
「たあああっ!」
胴体を一斬り。
がうっ。
ユキバジリスクが小さく鳴き声を上げた。
(ちょっと浅かったわね)
空中でバランスが悪かったせいか、かすり傷よりも少し深いくらいのダメージだ。血飛び散ったが。
ティオレが、地面に着地すると、今度はルークが尻尾周辺を斜めに斬りつけた。切り傷から血が吹き出すが、先程のような反応はない。すぐに塞がってしまった。
(弱点は首よりね)
尻尾の方はあまり攻撃しても意味がなさそうだ。
と、身の危険を感じたのかユキバジリスクが口を大きく開けた。
「ルーク、下がって」
二人同時に飛び退くと、その口からブレスが吐き出された。自身の体を囲むように、雪原に青い火が現れる。
「っ! これじゃ近づけないぞ!」
ティオレはハッとした。
「ルーク、3分時間を稼いで」
「ん? なんか作戦か?」
ティオレは頷いて足湯の方へと向かった。女将が不安そうにこちらを見ている。
「桶借りるわよ!」
とびきり熱いお湯を桶に貯めて、引き返す。片手のロングソードには火の魔力を纏わせる
炎が舞う中戦っていたルークに声をかける。
「避けて」
跳躍。桶のお湯をユキバジリスクの顔へ。少量とはいえ、うまい具合にユキバジリスクの目にかかった。
ぐあああっ!
地響きのような鳴き声が響き渡る。
ティオレはルークと目配せをする。目の痛みに悶るユキバジリスクに向かって駆け出した。
ルークは左へ、ティオレは右へ。
「行くわよ!」
「せーのっ」
できる限り高く跳躍した。ティオレは魔火の光を纏わせたロングソード、ルークも愛用の剣で、
同時に首を切断。
「ぐああむぅっ!」
斬られたユキバジリスクの首は胴体から離れて、雪原にぼとりと落ちた。
そこで聞こえ始めた拍手にティオレは振り返る。
旅館スタッフや神獣達が一部始終を見ていたらしい。
満更でもなさそうなルークが見物人に手を振る。
「やったな!」
「ええ」
ひとまずは安心だ。
その後、旅館から感謝されつつ、貸し切りの露天風呂を堪能することになったのだが。
冷たい風が吹く中、熱めの湯に身を沈めるティオレ。じんわりと浸透してくる。
「ふぅ……仕事の後の風呂は最高だねえ」
食事の用意もしてくれているらしい。もう少ししたら上がろう。そう思って、軽く目を閉じた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年12月02日
参加申し込みの期限
2021年12月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年12月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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