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\ オーバータイム!/
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●意外な落とし穴
「……ゲーム機が手から離れない。なぜこうなった?」
仙藤 蒼
は不思議そうに首をかしげる。携帯ゲーム機を握った左手をいくら振っても、落ちる気配すらない。まるで左手と1つになったみたいだ。
「もしかすると神魂のせい? ……まぁそうなんだろうね、きっと」
この島にいると、たびたびこういう事態に遭遇する。
「どうしよう……とりあえずゲームの続きでもするかな。一応操作はできるっぽいし」
そしてこういう事態を何度も経験していると、多少慣れてくる。今回は切羽詰まった状況でもないので、気持ちは意外と落ち着いている。蒼は先ほどまでプレイしていたデータとは別のデータでゲームを再開する。
グリップがしっかりくっついているので意外と操作は難しかった。なにしろ十字キーをなんとか親指で操作できるくらいの自由度しかない。結構厳しかったが、右手は問題ないし、縛りプレイと思えば悪くないかもしれない。
そんな状態でもプレイしていると段々ゲームに集中していく。異変に気付く前と同じか、それ以上に意識をゲームへ向ける。そしてクリアタイムを更新し、気分もノッてきた。
「よし、このまま一気に……」
蒼が意気込んだそのときだった。画面に『バッテリー残量が少なくなっています』と表示される。このまま続けて、途中でゲームが切れてしまうのは避けたい。少し水を差されたような気がしたが、仕方ないと諦めて一旦セーブする。
「良い感じだったのにな……とりあえず充電しよっと」
充電ケーブルを取ってきていつものように繋ごうと思ったら、自分の左手がその差し込み口を塞いでいることに気づいた。
「……えー……」
これは盲点だった。どうしようもない現実を認めつつも、なんだかイライラしてきた。
(このままずっと……というわけではないんだろうけど……!)
それでもしばらくこの状態が続くだろうし、別のゲームをしようにもこの手ではコントローラーも持てない。
「はぁ……」
蒼は諦めのため息を吐く。とても深いため息だった。
ふてくされて横たわると、くっついてしまった左手をぼーっと眺める。少しの間そうしていたが、いつまでも部屋でくすぶっていても仕方がない。
蒼は気分転換しようとゲームショップへ行くことにした。
ゲームショップで顔なじみの店員とゲームの話題で盛り上がる。その流れで新作ゲームのデモプレイを勧められる。
「あ、あー……また今度」
店員は怪訝そうにしている。蒼も当然やりたい気持ちがあったが、この手では無理なので泣く泣く断るしかなかった。
(タイミングが悪いなぁ……)
蒼はまたひとつ、深いため息を吐いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年09月03日
参加申し込みの期限
2021年09月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年09月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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