とある休日。
仙藤 蒼は携帯ゲーム機で遊んでいた。
遊ぶと言っても表情は真剣そのもので、集中していることが窺える。
そしてゴールに到着すると、取得アイテムやクリアタイムを基にしたスコアが表示される。
「よし、自己ベスト達成!」
満面の笑顔で喜びを表現する。
一息つこうと思い、飲み物を取りに行くために立ち上がった。
そのとき、ある異変に気付く。
「……あれ? 離れない?」
ゲーム機を持っていた手のうち、左手がグリップにしっかりくっついている。
手を開こうとしたり、空いている右手でゲーム機をひっぱってみるが、何も変わらない。
「なんていうか……えー……」
予想外の事態に戸惑ってしまう。
彼女に限らず、このような現象が寝子島中で起こっている。
気づけばあなたも何かとくっついているだろう。さあ、どうする?
こんにちは、星織遥です。
仙藤 蒼さん、ガイドに登場してくださりありがとうございました。
ご参加いただける場合は、ガイドに関わらず自由にアクションをおかきください。
概要
今回は「『何か』にくっついちゃって離れない」お話です。
のりや接着剤のように、くっつける目的のものに限りません。
・自転車に乗っていたら、靴裏とペダルがくっついて離れない
・勉強していたら、鉛筆と指がくっついて離れない
・スマホを操作していたら、支えていたほうの手がくっついて離れない
・音楽を聴いていたら、ヘッドホンがくっついて離れない
この現象は『人間(ひと・もれいび・ほしびと・あやかし)』でも同じようなことが起こります。
またNPCともくっついてしまうことがあります。
・片思いの人と話していたら、偶然触れた手がくっついて離れない
・嫌な奴を腕相撲で負かそうとしたら、握り合ったままくっついて離れない
・ライバルと喧嘩していたら、交えた拳がくっついて離れない
・恋人同士で過ごしていたら、寄り添った肩がくっついて離れない
他にも色々なケースがあるでしょう。
また皆さんはなんとなく、この現象が1日経つ頃には戻るだろうと感じます。
「1日中この状態なのか……」と深刻に捉えるか、
「1日で戻るならまぁいいか」と楽観的に捉えるかは皆さん次第です。
アクション
アクションには以下の内容をお願いします。
・くっついた状況や、くっついたものなど
・そのときの心情や行動など
離そうとするのもアリですが、この現象が収まるまで決して離れません。
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
誰かと手をつないだまま1日過ごしたり、同じ状況に陥った者同士で一緒に解決策を模索したり、自由に交流してください。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、口調などのキャラクター設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いてもらえれば大丈夫です。
以上になります。
どなたでもお気軽にご参加ください。お待ちしております!