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夢の中のニャオンピック!
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◆第五章「解説付きのぱんち!」
「はーい、どうも! 実況のチェシャだニャ♪」
「はーい、どうも。実況の砕牙です。なんで俺?」
「まあまあ、見どころを解説してくれる俳優さんってことで!」
チェシャ猫になった
響 タルト
は、同じく夢の中で猫になった俳優・霧水 砕牙と共に実況席で各選手の実況をしていた。
会場内は既にいくつかの競技が同時進行をしているため、タルトは画面に写った他の参加者達に向けて応援の言葉を送っていた。
「いやぁ、セレンさんのスピードはもはや違反並! 速いですね~!」
「猫の運動能力に人間の運動能力合わせたらヤバない?? 大丈夫??」
「あっ! ほらほら砕牙さん! みゆらさんの躍動感を見てください! すごいですねー!」
「自分が矢になるアーチェリー?? 動物愛護法とか大丈夫??」
楽しく解説と応援の言葉を送るタルトとは真逆に、ところどころニャオンピックの精に向けてツッコミを入れる砕牙。何故かこの夢に巻き込まれているのが砕牙だけな上に誰もツッコミを入れないため、もう自分がやるしか無いとタルトの言葉に返答をしながらツッコミをしていた。
「小枝さん、じっと動かない! 精神集中してるのか……いやこれは……寝ているのか?! 勝敗はどうなる!?」
「わかるわかる、にゃんマラソンだけはなんかトラップ多いよね」
「おおっと、ミナさんの迫力! まさに野生の雌猫の如き跳躍力!」
「猫って飛ぶ時の勢い凄いよなアレ。猫は液体のはずなのにめっちゃ飛ぶ」
各選手の応援と解説を取り終わり、次の競技に向けての解説を準備しているところで解説席にカンペが持ち込まれた。
その内容は……『ねこねこぱんちの人手不足』。1名の選手が残されているのだが、全選手出てしまっているということで、急遽タルトにお声がけが入ったのだ。
どうしようかなぁと悩んでいたタルトだが、砕牙の後押しにより参加を考え、出場を決定。
あまりに突然決まったことなので、まずは対面した選手――猫になった
鈴木 弥次郎
に挨拶をする。
弥次郎は突然の強制参加だったのだが、動物好きな彼が断る理由は何処にもなく、むしろその感覚や身体能力を体感できるのは面白いから! と参加を決定したのだ。
「いつも猫ちゃんを見てるだけで幸せになるんだが、いやぁ、ここはパラダイスだな!」
「わかる! 猫ちゃんばかりでもあるけど、男性陣もたくさんいるし、目の保養になるね!」
「そうだな、目の保養にもなるぜ!」
……ちょっとだけ会話のズレが発生しているなぁと砕牙は感じたようだが、敢えて何も言わずにそのまま解説席に居座ることにした。
ねこねこぱんちの仕組みは単純なもので、己の前足を使ってのフェンシングのようなもの。
めちゃくちゃに叩き合うためあまり参加者がおらず、奇数人数になってしまって弥次郎が余ってしまった……というのが今回の顛末のようだ。
ガリガリと床で爪とぎをしながら、ふんふんとねこねこぱんちの仕組みを聞くタルト。とにかく叩けばいいんだね! と理解を示した後、会場入りを果たす。
だがその前に、とタルトは転がってきたマイクを弥次郎に向け、解説者としての仕事を果たした。
「あっ、僕一応解説班でもあるから、開始前にインタビューしてもいい?」
「おう、いいぜ。なんでも聞いてくれ!」
「じゃあねー、そうだねー、猫になった感想からどうぞ!」
「そりゃもちろん、幸せ以外の言葉はない!!」
「はいどうも、ありがとうございまーす!」
マイクを解説席へ返した後、タルトと弥次郎は向き合った。
しっかりと相手の目を見て……開始の合図が鳴ると同時に、お互いが前に出て前足でバシバシバシバシと高速連打。
会場がざわつくほどの高速連打には思わず解説席がガチな解説を述べ、注目を集めるほどだ。それほどまでにタルトと弥次郎の戦いは白熱していた。
「うおおおぉぉ! いつも食らってる野良猫達の技を喰らえぇ!!」
「お~強い! こっちも負けないぞぉ~!」
フェイントを混ぜ、駆け引きを混ぜながらの戦いは長らく行われた。
時折休憩したかと思えば、また高速でねこぱんちを繰り出して、ちょっと後ろに引いたかと思えば体勢を少し変えてからのねこぱんち……といったように、様々な攻防を繰り広げていた。
しかし猫になったからと言っても、体力というのはあるもので。
長く高速ねこぱんちを続ければ続けるほど腕は疲れ、息は上がってくる。弥次郎はペース配分を考えつつ、タルトはマイペースに続けていたが、それでも限界がやって来た。
「あっ……!」
先に体勢が崩れてしまったのは、タルトだった。身体が前のめりに倒れ、頭を向けたところに弥次郎がぺちんとねこぱんち一発。
その一発が入るとざわついていた会場内が一瞬で静まり返り……そして、わっと湧き上がった。
勝者は弥次郎。僅かな一瞬の差ではあるが、ねこねこぱんちの金メダルは弥次郎へと渡される。
銀メダルはタルトに渡され、これにてねこねこぱんちの工程は終了となった。
「ははっ、楽しかったぜ! 夢でやる時はまた呼んでくれよな!」
「あっ、僕も僕も! でもご褒美はメダルじゃなくて、お魚とかにゅ~るがいいニャー!」
開催してくれたニャオンピックの精に向けて、高らかに声を上げた2人の選手は拍手喝采で祝われたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御影イズミ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年07月27日
参加申し込みの期限
2021年08月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年08月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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