this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
Satan's Quest ~降り立つは悪魔の少女~
<< もどる
1
2
3
つぎへ >>
拠点付近。
地面を揺らしながら走る巨体に追いかけられているのは
アシュリー・アンダーソン
だ。
彼女は持ち前の機動力を生かし、巨人【リヒト・グレンデル】を翻弄していた。
何度も攻撃を避けて見せる彼女にイラついているのか、リヒト・グレンデルはやたらめったら拳を振り下ろす。
だが精確性を欠く感情任せの攻撃が彼女に当たることはない。
「どうしたデカブツっ! そんな攻撃じゃあたしは捉えられないぞっ!」
ろっこん“激情の力”によって強化された筋力を生かした跳躍力を見せるアシュリーは空中でマナショットガンを二発連続で放った。
放たれた散弾はリヒト・グレンデルの肩部に命中しその皮膚を弾けさせる。血を流すリヒト・グレンデルだが痛みで怯んだようには見えない。
拳を振り上げてアシュリーを殴ろうとするリヒト・グレンデルだったが、その動きを予見したアシュリーが彼の股下を抜けた為にその攻撃は空振りする。
スライディングで股下を抜けたアシュリーは立ち上がり、マナショットガンをリヒト・グレンデルの尻に打ち込んだ。散弾が尻で弾ける。
リヒト・グレンデルは拳で裏拳をするように彼女目掛けて腕を薙ぎ払った。
だがその拳は空を切る。アシュリーは当たらないぎりぎりの位置へ跳び、迫ってくる拳目掛けて再びショットガンを放ったのだ。
血を流す腕を確認し、アシュリーは走りながらマナショットガンをリロードする。
「これだけ打ち込んでも怯みもしない。あいつ、痛みを感じないのか?」
装弾が済んだのを確認するとアシュリーはリヒト・グレンデルの足目掛けて数発、連続でマナショットガンを放った。
緑色の弾丸がリヒト・グレンデルの脚部目掛けて飛来し膝付近へ命中して弾けた。皮膚を弾き飛ばしその脚部を赤く染めるがリヒト・グレンデルが怯む様子はない。
リヒト・グレンデルは指を地面に手刀の形で突き刺すと、土をめくり上げるようにして持ち上げるとそれをアシュリーへ放る。
巨大な土塊となったそれをアシュリーは横っ飛びに避けた。
「おいおい、そんな攻撃までしてくるのか。くそ、力任せの奴はこれだから……!」
土塊が弾けるとその合間からリヒト・グレンデルが肩を向けて突進してくるのが見えた。
アシュリーはジグザクに走りながらリヒト・グレンデルの狙いを攪乱する。何度も股下を抜けてはその背面へマナショットガンを撃ち込んだ。
完全に彼女の動きに翻弄されていたリヒト・グレンデルは怒り狂う様に地団太を繰り返す。鈍い地響きが辺りに響き渡った。
「うっわ、めちゃくちゃ怒ってる……でもあれなら罠にも簡単に掛かってくれるかな?」
アシュリーと交代し、リヒト・グレンデルの相手を任されたのは
白 真白
。彼女は小柄な体躯に似つかわしくない豊満な乳房を揺らしながらリヒト・グレンデルを森へと誘い込んだ。
「ほらほらぁっこっちこっちー! 追いつけるもんなら来てみなよーっ!」
彼女に誘われるように激昂しているリヒト・グレンデルは木々を薙ぎ倒しながら猛然と真白目掛けて走っている。多少の障害物など意に介さないらしい。
無造作に振り上げられたリヒト・グレンデルの足がワイヤーを切断する。その直後、木々の上からリヒト・グレンデル目掛けて炎の壺が多数降り注いだ。それらはぶつかって弾けるとリヒト・グレンデルを炎で包み込む。
激しく燃え上がるリヒト・グレンデルであったが、さして気にする様子もなく燃えたままどすどすと走っている。
「嘘でしょ、あれ食らってリアクションないの!? だったらこれはどうだっ! えーいっ!」
真白はタイミングを見計らい、傍の印の付けてあった木に括り付けられたワイヤーを切断する。
すると、リヒト・グレンデルの側面から奇襲するような形で巨大な先の尖った丸太が飛んできた。丸太はリヒト・グレンデルの左側面に突き刺さり、流石の彼も膝をついて動きを止める。
「やった! 命中ッ! よーし、このまま罠に……え?」
突き刺さった丸太を掴むとずぼっと抜き、それを振り回しながらリヒト・グレンデルは真白目掛けて突進をしてきたのだ。顔はない彼だがきっと顔があったのなら、憤怒の表情をしているに違いない。
「待って待って待って! それを振り回すとか聞いてないよーっ!?」
鬼が金棒を振り回すが如く、丸太をぶんぶんと振り回してリヒト・グレンデルは真白を狙う。
必死に逃げる真白は拾った武器があったことを思い出す。それは複数の筒で構成されたガトリングガンのような物だったが、いかにも呪われそうな紋様が刻まれていた為、使用をためらっていたのだ。
最後の後押しとして彼女が向かっている地点に設置された土嚢に身体を滑り込ませると、真白は設置された妖しいガトリングガンの持ち手を握る。
その瞬間、ぞわりと嫌な感覚が伝わるがリヒト・グレンデルが目前に迫っている今、気にしている場合ではない。
「なるようになれだよっ! いっけえええーーっ!」
真白がトリガーを引くと6つの筒が纏められたバレルが回転し凄まじい勢いで赤い弾丸を放った。
雨のように放たれた弾丸がリヒト・グレンデルに命中し、その足を止める。
今が好機と判断した真白は弾丸を撃ち尽くす勢いでトリガーを押し続けた。赤い弾丸がリヒト・グレンデルに無数の穴を開け、彼の身体を赤く染めていく。
すると、かちっかちっとトリガーを押しても弾が発射されなくなった。どうやら弾切れのようだ。
その瞬間、がくりと体に力が入らなくなり真白はその場に崩れ落ちる。
「あうぅ……身体が、重いぃ……やっぱ、これ、そういうアイテムぅ……っ」
動けない真白の身体を鋼糸がぐるっと巻き取り、土嚢の中から引っ張り上げる。木の上で常闇が彼女を抱き抱えた。
「後は任せて休んでいてください、ここからは私が」
「うん、そうするよー……」
木の広めの枝葉に守られた位置に真白を寝かせると、常闇は鋼糸を巧みに使って地上へと降りた。
リヒト・グレンデルを見るとボロボロではあるがまだ戦闘行動に支障はないらしく、その動きは鈍ってはいない。
「呆れた耐久力ですね。流石は巨人、と言った所ですか」
目の前に現れた常闇を確認したリヒト・グレンデルは拳でゴリラのように胸を叩くと、再び彼女目掛けて走り出す。眼下の岩が踏み潰されて弾け飛んだ。
狙い通りに自身を狙ってきたリヒト・グレンデルを誘い込むように常闇は森の中を駆けていく。彼女が目指すのは八神があらかじめ用意しておいた罠のある地点だ。
(このまま走り続けてくれれば、八神さんの罠の所に誘き出せそうですね。何事もなくいければよいのですが……)
走る彼女の前に突如としてガルナドーアが現れる。彼は女性の香りに魅かれてやってきたようだ。
スレンダーで美しい彼女の美脚へ手を伸ばしたガルナドーアの腕を鋭い回し蹴りで蹴り飛ばすと、常闇は一撃で彼を地に沈める。
「そうやすやすと触れて良いものではありませんので」
地面に倒れたガルナドーアをぶみっと踏むとそのまま常闇は罠の方へと駆け出した。後方でリヒト・グレンデルにガルナドーアが潰されたのは言うまでもない。
罠が見えた常闇は大穴の上を鋼糸を用いて飛ぶと、対岸へ着地しリヒト・グレンデルの方を向く。
動きを止め、壁を背にした常闇が観念したのだと判断したリヒト・グレンデルは彼女を仕留めようと拳を握って腕を振り上げた。
しかし、その足へ常闇の鋼糸が絡みつく。ぐらりと体勢を崩したリヒト・グレンデルであったが大穴の存在に気付き、何とか踏ん張ることで落下を防いだようだ。
「悪いが、その足場は崩れるんだ。落ちてもらうぞ、リヒト・グレンデルっ!」
彼の足場をろっこんで崩すと八神は電磁ネットを投擲する。かちっと音がして開いた電磁ネットは大穴に落ちたリヒト・グレンデルの頭上を塞ぐように広がった。
付近の石を分解した八神はその中から小さな石片を拾うと電磁ネットのスイッチ目掛けて投げた。飛んだ石片がスイッチを押す。
その瞬間、凄まじい雷撃が放たれリヒト・グレンデルの身体を貫いた。稲光が巻き起こり、電磁ネット全体に広がっていく。身体を痙攣させながらリヒト・グレンデルは動けなくなっているようだった。
仲間からの報告により、リヒト・グレンデルの魔法の膜は連続的な攻撃で減衰するというのが分かっていた。
それ故に八神の怒涛の攻撃が始まる。リヒト・グレンデルの魔法の膜に回復する暇を与えない作戦だった。
「たっぷりと用意したんだ、全部残さず持っていけっ!」
八神は常闇に合図をすると穴の頭上、崖の上に設置された木の床の足を鋼糸で引き抜いてもらう。
すると足を失った木の床は傾き、その上に乗せられていた大量の炎の壺がリヒト・グレンデル目掛けて降ってきたのだ。
炎の壺は次々と着弾し、リヒト・グレンデルの身体は再び炎に包まれた。それに合わせて八神はマナショットガンを放つ。
着弾の様子から的確に薄い部位を狙って放たれる魔法の散弾は容赦なくリヒト・グレンデルの体力を削っていく。魔法の膜も度重なる攻撃のダメージでほぼ役に立っていないようだった。
炎が消えると黒焦げで穴だらけとなった身体を穴から引きずり出し、リヒト・グレンデルはふらふらと立ち上がる。
その前に立ちはだかるのは
尾鎌 蛇那伊
である。全身に練り込んだ気を巡らせ完全な戦闘モードとなっているその姿は実に頼もしい。
「さぁて……リヒト・グレンデルちゃん、私と遊びましょうか?」
<< もどる
1
2
3
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
Satan's Quest ~降り立つは悪魔の少女~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
ウケッキ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年07月09日
参加申し込みの期限
2021年07月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年07月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!