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大発見! ウチはこんなところです! オカルト取材編
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◆第三章「旧市街の更地」
「それじゃ……『あなたのオススメ、どこですか!』」
番組の撮影が始まり、砕牙は掛け声とともにマイクを水樹とタルトに向ける。
2人は悩みに悩んだ末、それぞれが1番のオススメだというオカルトスポットの話をしてくれた。
まずは水樹の『旧市街の亡霊』。
これは、水樹本人の身に起きたことである。
屋敷街にあるというその更地は、かつては旧家の人々が住んでいた屋敷があったという。
しかしそこの当主と妻が亡くなり、遺した蔵書が全て水樹の実家である古本屋に引き払われたのだそうで。
「す、全て?」
「本の海って言えるほどに、たくさんあったんです。だから……私、整理に飽きちゃって思わず手にとってしまったんですよ」
「えっと、どんな本を?」
「古い詩集でした。亡くなられた当主さんが、1番気に入っていた本だったそうで……」
そこから、水樹は自分の身に起きた体験を事細かに話す。
整理に飽きてしまった水樹は、ぱらり、ぱらりと自分のペースで詩集を捲る。
内容を確認したかったか、整理で疲れた頭を少しすっきりさせるためかはよく覚えていないが、ただ1つはっきり覚えているのは……。
―――自分とは、別の誰かが本を捲っている音が聞こえた。
最初は水樹のめくり方と同じ音。しかし読み進めるうちに、次第に乱暴にページを捲るようになり、やがては誰かが唸るような、泣くような声が聞こえてきたという。
「うっ……え、ええと、そのときって誰かいたのかい?」
「部屋の中には、誰も。私一人だったんですよ」
「ひっ……」
砕牙の顔がひきつり、サライと瑞毅の顔も蒼白になり始めた。
本番はここからだと言わんばかりに、水樹は話を続ける。
何が起きているのかと考えるうちに、水樹の手元にあった詩集の内容を誰かが事細かに朗読し始めた。
それも水樹の耳元に近く、彼女に囁きかけるかのように。
すぐにでも振り向けば誰かいるんじゃないかと思えるほどの近距離で、息を感じるほど。
「でも……やっぱり、誰もいなかったんですよね。耳元で確かに囁かれていたのに」
「おぁあ……そ、そうなんだぁ……」
「そして……その詩集の内容をそらで朗読出来るのって、当主さんだけ、なんだとか」
「ひっ、やめてやめてー!」
少々盛り気味に話を付け加えた水樹。その様子を楽しそうに眺めているタルト。
その内容は怖がり三人衆にはキツい1発となったようだ……。
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3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年06月20日
参加申し込みの期限
2021年06月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年06月27日 11時00分
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