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寝子島高校
【おまかせ】キャラ的おぎゃー!な瞬間
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(今日こそ・・・・・・今日こそはっ・・・・・・!)
その日、
森篠 奏子
は、彼女にとっての一世一代のバトルに挑もうとしていた。
これはすごいことだった。
今日こそ、たったひとりで彼女のライバルに打ち勝たなくてはいけないのだ。
(見ていて、お姉ちゃん……。
今日こそ、あいつを『超えて』みせる……っ!)
森篠 奏子
は、お姉ちゃん子である。
お姉ちゃん大好き。
お姉ちゃんみたいになりたい。
よくある、ほほえましい姉妹の姿だ。
将来結婚したい人は? の名前に「お姉ちゃん」の名前があがった。
つい先日のことだ。
お姉ちゃんの魅力を伝える動画『お姉ちゃんねる』を開設し小学4年生とは思えぬ抜群の気合で、お姉ちゃんの魅力を配信しはじめた。
もちろん、本人には無許可である。
奏子にしてみれば、お姉ちゃんのすばらしさを伝えるのは妹として当然の義務、ごく当たり前の仕事なのだから、だれにもなにかいわれる筋合いはないのだ。
行動が、許されるのがどうなのか、その境目がそろそろギリギリな、9歳の少女の春である。
そんな、ちょっとエキセントリックな奏子が、みずからに課した使命……それこそが、あいつと決着をつけること。
(負けられないのよ……あいつにだけは!)
奏子の目の先には、日の射さない暗い路地が広がっている。
陽気で明るい旧市街でも、この西の区域はすこしばかり暗くて大人なムードの漂っている「場末」な一角である。
あまり学生とかの近寄りそうもない、レストランというより食堂っていうほうが合いそうな店、昼間っからお酒を出しちゃうような店、それからもっとアダルトなお店……そういった、ちょっと怪しげな店が軒を連ねる一角なのだ。
当然、奏子の立ち寄る場所ではない。
まして、その裏通りは。
うずたかく積まれた段ボールに、どさどさとおかれたポリ袋のごみ、青いゴミバケツは、入りきらない中身が露出している。
臭気の漂ってくる一角。
その奥に……。
(いた!)
「敵」の姿を認め、奏子の目が光る。
目下、最高の敵。
西の野良猫。
ことの発端は、語るほどのこともない。
たまたまこの辺りを通りがかった奏子が、猫にいきなり襲われた。
無防備な奏子、びっくりさせられ、しりもちをついて服を汚し、さんざんだった。
「えーん、おねえちゃーん! 西の猫にばかにされたー」
「知らないわよ。自分で何とかなさい」
なにかと忙しい姉は、妹に軽く返事をした。
しかしその言葉は、姉を信奉するものにとっては、こう響いた。
『必ず、自分で西の猫と決着をおつけなさい』
なるほど!
自分で、猫と決着をつけなくちゃいけないんだ!
そいつが、私がお姉ちゃんに近づく第一歩なんだ!
そのように考えた奏子、早速その旨を「お姉ちゃんねる」で配信し熱い決意を語った(視聴者は割といた)。
こんどこそ油断すまじと、バットにヘルメット、剣道防具に、いざなにかあったときのための「いしょ」をポケットにしまいこんだ,
そして、青いウエストポーチに、秘密の「あれ」を、三つ。
今回の、秘密兵器だ。
(これがあるなら、絶対負けない)
奏子は、自信たっぷりに顔を上げた。
寝子島の住人には、時折不思議な力に目覚めるものがいる。
人それぞれ種類は違うが、とっても強力なものままあるらしい。
そういううわさがささやかれているのは、知っていた。
だが、そんなことはあるわけないと思っていた。
(まさか、私の身に起こるなんて……)
ついこないだ、奏子の使えるようになった妙な力。
それを確かめるというのも、猫とのバトルの目的のひとつだ。
自分の知らない、新たな力が目覚める。
それは、いってみれば自分という人間の、新たな誕生。
いわば今日、奏子は新たに生まれたといって相違ないのだ。
(だからこそ……絶対、負けられない!)
(新生奏子の第一戦を白星発進するわけには、いかないっ!)
路地の奥、猫の逃げた先を見据える。
ヘルメットをぐっとつまむ。
「どおお―――っ!」
勢い込んで突撃しようとした、その時。
どさっ。
段ボールの積み上げられたとこから、なにかがおちてきた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
オールジャンル
定員
3人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年02月24日
参加申し込みの期限
2021年03月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年03月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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