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三月イチゴのお茶会
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☆紫と蒼
「イチゴの美味しい季節が来たわね」
仙藤 紫
と
仙藤 蒼
の姉妹は、今年も「九夜イチゴ農園」へ一緒にイチゴ狩りに出かけた。
「今年はいつもよりイチゴ狩りの客が多いね」
蒼が人の多さに気づく。
「知る人ぞ知る、と言った感じのイチゴ農園で、あまり人が来ないのでゆっくりとイチゴ狩りを楽しめたのだけれど、今年はちょっと様子が違うみたい」
紫も、割とにぎやかになっているような気がして首を傾げる。
「そういえば、ここグルメ雑誌で特集されてたよ。ねこったーでもそれで話題になってた」
「それで訪れる人が増えたのね」
納得する紫だが、蒼はちょっと焦りだした。
「早くイチゴを摘まないとなくなってしまうかも?」
「まさか、そんなことはないと思うけど」
「でも美味しいのは先に取られちゃうよ」
二人は「チョコフォンデュコース」を選択し、さっそくイチゴを摘み始めた。
「ねこおとめって言うのね。面白いわ」
「ほかのも一通り摘んでみよう」
「チョコにくぐらせる前にそのままで食べてみましょう。あ、美味しい」
「それじゃ、今度はチョコにくぐらせてみよう」
食べてみるとチョコの甘みとイチゴの酸味がマッチして、とても美味しかった。
「おいしい! もう一個」
「つい何個も食べてしまうわね。テーブルについてゆっくり食べましょうか」
二人は苺を摘むとテーブルにつき、チョコフォンデュにして食べる。とてもおいしい。
テーブルでゆっくりチョコフォンデュをしながら、蒼は話す。
「春休みが明けたら高校生になるんだなあ。今からちょっとドキドキしてる」
「そうね、こないだまで小学生だったのに不思議な気がするわ」
「もう、それはずっと前の話でしょ。……でもお姉ちゃんも少し前まで高校生だったんだよね。一緒に寝子高通ってみたかったな」
「入学したら最近の寝子高の話、聞かせてね」
「うん」
春めいた日差しの中で、こうしてイチゴとチョコの甘さに浸りながらのんびりするのも悪くない、と紫は思った。
「私も休みが明けて2年になったらまた忙しくなりそう。こうしてのんびりできる時間は貴重ね」
二人は他愛のない会話をしながら、今年のイチゴを堪能する。
「あー、お腹がいっぱい。ちょっと眠くなってきた……」
気持ちのいい風が吹き込んできて、二人はうとうとしてしまった。
「……あれ? ここは?」
気が付いたら、世界が変わっていた。
そこら中がイチゴだった。
木にはイチゴがなり、建物も苺の形で、苺の帽子をかぶった大勢の人が集まっている。
「……これ、イチゴの国?」
いつのまに迷い込んでしまったのだろう。
「旅の方ですか? 今日はイチゴの収穫祭ですよ。春を祝うお祭りなんです」
親切な人が教えてくれた。
ステージでは、巨大なイチゴが戦っている。
「な、なにあれ?」
驚く姉妹にその人は説明してくれた。
「お化けイチゴを戦わせているんです。向こうでは大食い競争をやっています、参加してみませんか?」
「いえ……今おなかいっぱい食べたばかりで」
お腹がすいていたらちょっと出てみたかったかもしれない、と蒼は思ったが。
「あ、イチゴ投げ祭りが始まりますよ!」
急に赤いものが飛んできた。
「イチゴ? もったいない! キャッ!」
次から次へとイチゴが飛んできて、よける間もなく体や頭にぶつかる。
「口で受ければ汚れずに済むかしら?」
「さあ、あなた方もどうぞ」
手押し車いっぱいのイチゴが運ばれてきた。
「よーし! こっちも投げるよ!」
スイッチが入った蒼が苺を掴んで投げ始める。
困っていた紫も、いつも間にかつられて投げ始めた。
二人は大はしゃぎしながらイチゴまみれになった。
「楽しいね!」
蒼は言うが。
「……当分、イチゴは遠慮したいわ」
紫は答えるのだった。
目が覚めると、イチゴの国は消えていてもちろん服も無事だったので、紫はほっと胸を撫でおろした。
「面白い夢だった」
蒼は満足そうに言うと、お土産を見に行くのだった。
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あとがき
担当マスター:
天村花海
ファンレターはマスターページから!
ご参加ありがとうございました。
一味違うイチゴ狩り、楽しんでいただけたら幸いです。
皆様の夢、バラエティーに富んでいて楽しかったです♪
春からの新しい生活前の、ひと時の安らぎになっているといいのですが。
それでは、またご縁がありましたらご参加お待ちしております。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年01月07日
参加申し込みの期限
2021年01月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年01月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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