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煌燦璃 ~KiraKira-Re ホワイトアイランド~
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◆ホワイトな友愛心
ホワイトデー当日。
佐藤 英二
は少し早く待ち合わせ場所に着いていた。パーカーの上にジャケットを羽織り、スタイリッシュなパンツを穿き、普段履かないレザーシューズを履いており、いつもよりお洒落をしている英二。以前ののこをデートに誘った時、ののこは英二のためにお洒落をして来てくれた。そのことが嬉しかった英二は、自分も野々さんのために。とインターネットのファッションサイトで勉強し、洋服や靴を買い、今日のために準備をしていた。
「やっほー! 英二くん! 遊びに来たよー!」
野々 ののこ
が駅の改札から出て来ると、英二を見つけ、手を大きく振りばっひゅーん♪ と駆け寄ってくる。英二がその声に振り向くと、英二はドキリとしてしまう。走りやすそうなスニーカーブーツを跳ねさせ、風を切り走るののこ。キュロットスカートの裾や、フレア目で広いパーカーの袖やフードの紐を風で靡かせている。前と違った服装だが、やはりののこが元気に動く姿はとても可愛く見えてしまう。英二は顔を赤くし照れながら、控えめにののこへと手を振った。
「ばっひゅーん♪ やっ! お待たせー! あれっ! 今日の英二くん何かかっこいいねー! ワイルドーって感じ!」
「えっ、あっ、ありがとう……あっ、野々さんも、ヒラヒラしててかわいいね……」
やっ! と大きな袖を揺らしながら手を上げる仕草。そして両手を後ろに伸ばし前屈みになりながら英二を眺め、いきなり褒めてくれるののこの不意打ちに、英二は照れてしまい、目を逸らしながら戸惑ってしまう。
「わーありがとーっ! でしょでしょー、今日はいっぱい動くからヒラヒラの日なのだっ! 皆きっと喜ぶよー! にっししー♪」
ののこは褒められて嬉しそうに、両手をわっさわっさとさせている。そのかわいさにやられてしまい、英二は赤面してしまう。
「それじゃ行こっか! 英二くん!」
「あ、う、うんっ!」
ののこはそんな英二の気も知らずに、英二の手を掴んで笑顔で元気よく歩き始める。英二は顔を赤くさせたまま、ののこの手の感触にドギマギしながら、ののこについていくのだった。
「ばっひゅーん! 到着ー♪ さぁいっぱいふれ合うぞー!」
「うん、楽しもうね」
なんとか英二が慣れ始めた頃、英二とののこはまたたび市動物園に着いていた。今日のデートは動物園デート。可愛い動物好きなののこにはぴったりな場所だ。ののこは動物とふれ合う前から楽しそうにしている。それを見て英二も楽しそうだ。
「ねぇねぇ英二くん、どの子からふれ合おっかー?」
「そうだね、あっ、兎がいるよ」
動物園を歩いていると、白兎達が英二とののこに近付きじーっと此方を見てくる。そんなことをされてしまえば構わない筈もなく、早速兎ゾーンへと二人は入っていった。
「ぎゃぽー! 兎さんかわいいよーっ♪ いいこいいこなんだよー♪ わきゃー♪」
「ほんとだね、すごい人懐っこい――って兎まみれ?!」
英二が鼻を鳴らしすり寄ってくる兎達を撫でていると、ののこはいつの間にかごろんと転がっていて、兎が集まりのしかかられ兎まみれになっていた。大変な事になっているが、当のののこは楽しそうにしているため、英二は苦笑いしながらその光景を眺めていた。
(うーん、この子達だと小っちゃくて持つのは危ないかも)
英二はとあることを考えていた。それは今日この動物園で行われているイベント、動物さん郵便のことだった。好きな動物に手紙を運んでもらえるイベントで、手作りのマカロンとののこ宛の手紙を送ってもらおうとしていたのだ。白兎達が運んでくれたらののこは喜びそうだが、危険な目に合わせてしまうのはまずいかなと、英二は思い諦める。
「ヤギさんだメェ゛ェ゛ェ゛エ゛エー。和むんだネェ゛ェ゛ェ゛エ゛エー」
次はヤギゾーンへと来ていた。ののこはメェと鳴く白ヤギと一緒に並び、目を瞑り表情をくしゃくしゃに緩ませ鳴き声を上げている。ののこのヤギとのシンクロ度の高さにまた英二は苦笑いしてしまう。
(白ヤギさんたら読まずに食べた……まさかとは思うけど、やめておこうかな)
童謡通りさっきの手紙のご用事なあにと言われても、困ってしまう。ヤギに頼むこともやめておいた。
「痒い所はないですかー? ののこのこねこねマッサージ店ー。本日限り開店だよんー♪」
今度はアルパカゾーンに来ていた。ののこは白いアルパカのふさふさな頭の毛をこねたりかいたりして毛を整えている? 頭を触られるのが気持ちいいのか、アルパカはフェーというかわいい鳴き声を上げている。そのうちアルパカ達がまた集まってきてしまった。英二はそれを見て大盛況だなー。とまた苦笑いして眺めていた。
(この子達なら歩きやすそうだし、大きな口で運んでくれそうだね)
よし! と英二はこっそりスタッフの人に頼む。了承をもらい、見つかって良かった。と英二は胸をなでおろした。
「やーっ♪ いっぱいふれ合って楽しかったねー! 胸いっぱーいって感じだねー」
「うん。楽しかったね。それにしても野々さん、毛だらけになっちゃってるね」
ののこはベンチに座って両手両足伸ばし、体いっぱい伸びーっとしている。沢山の動物とふれ合い、もうどの動物の毛か分からない程全身にびっしり付いていた。英二は苦笑いしながらその毛を取っていく。
「ふぇー? あっ、さっきのアルパカさん! あれっ、なにかくれるよ? なんだろー?」
フェーと鳴きながら白いアルパカがののこに近寄り、ののこへと包みと手紙を渡す。ののこはそれが気になり手紙と包みを開いてみる。
「バレンタインのお返しのマカロンだよ。沢山食べて貰えたら嬉しいな」
手紙にはこんなメッセージが書かれており、包みには美味しそうなマカロンが入っていた。
「ほわぁー♪ 嬉しいなー! ありがとうーアルパカさんー♪ あっ、英二くんもだねー♪」
「あわっ、わわっ! 野々さんっ」
ののこは嬉しそうに立ち上がると、感極まって英二とアルパカの首に両腕で抱き付いた。またもや不意打ちに英二は赤面させられ動揺させられてしまった。
「それじゃあいただきまーす♪ んひゃぁーっ! さくさくあまあまだようー♪ すんごい美味しいよー!」
満面な笑顔で美味しそうに食べてくれるののこを見て、英二は頑張って作ってよかったな。と笑顔になれる。ののこが喜んでくれたら、それが一番嬉しいから。
「今日はいっぱい楽しいことありがとうー! また遊ぼうねー♪」
「うん。またね野々さん」
またね。そう言えることが、とても嬉しく。英二の心をとても楽しく跳ねさせた。
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
1000人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年11月27日
参加申し込みの期限
2020年12月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年12月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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