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闇夜に咲くは妖花、齎すは狂宴
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闇夜に蠢くキリジオン。それらは明確な敵であり、明らかなる邪悪な者達である。
本能で動き、その思いのままに快楽を貪る人の影の形をした欲望の権化。それがキリジオンなのだ。
そんな夜の厄介者達を切り裂き、光と共に現れた女性がいる。
北条 冬華
である。
彼女は白いマントをたなびかせ胸元が強調される魅惑的な衣装を纏い、キリジオンと対峙していた。
「貴方達の好きにはさせませんっ! 闇の中へと還りなさい!」
手に持った魔法銃アルキメシアの銃口をキリジオンへ向けると数発、射撃する。
光の玉が真直ぐに飛来し彼女に群がろうとしていたキリジオン達を吹き飛ばす。
強力な光の力が凝縮されたアルキメシアの一撃は夜の闇をまるで日中の様に一瞬照らした。
だが倒しても倒しても……光に吸い寄せられる羽虫の如く、キリジオン達の噴出は止まらない。
柱の影、設置物の影、路地裏の隙間……あらゆる影の部分からもぞもぞと這い出して来る。
彼らは一様に冬華を目指して迫ってきていた。戦っている間も彼らはステージで踊るアイドルへと手を伸ばす観客の様に触れようとその手は伸びている。
冬華は戦っている最中、彼らの攻撃は傷を負わせ害をなす為というよりはある『欲望』のままに動いている事に気が付いた。
それは乳房に対する執着である。攻撃で身を裂かれ様とも、殴り飛ばされ吹き飛ぼうとも……彼らは冬華の乳房に触れようとするのだ。
現に近距離まで接近した個体は彼女の豊満で形の良い乳房をむにゅむにゅと揉みしだき、攻撃は二の次であった。
纏わりつくキリジオンをシールドの展開で吹き飛ばしながら冬華はキリジオンを狩っていく。
だが終わりの見えない戦いは彼女に疲労の色を浮かべさせ、アルキメシアの残弾数も心許ない物となっていた。
「はぁ、はぁ……このままじゃ埒があきませんね。それなら範囲攻撃で一網打尽です、一旦引いて態勢を――」
キリジオンの徐々に狭まってきている包囲網から逃れる様に冬華は路地裏へと入る。だがその瞬間、彼女の周囲をキリジオンが埋め尽くした。
見れば狭い道にいる冬華の頭上をキリジオンが覆い、道のほとんどを影で満たしていたのである。闇包まれたその場所はキリジオンが現れる絶好のポイントになり果てていた。
悲鳴をあげる間もなく彼女はキリジオン達に群がられ衣服をびりびりと引き裂かれた。四肢を拘束された生まれたままの姿の冬華は彼らに蹂躙される。
そこには魔法少女はもういない、いるのは戦う力を奪われた一人の少女がいるだけだった。
乳房を揉みしだかれ、足を広げられ……そのポーズは言葉にするのもはばかられる様な卑猥なものである。自身の力ではどうにもならない地獄がそこにあった。
体中に魔法陣を開かれ触手を侵入させられた冬華は尋常じゃない数のキリジオンに心を弄ばれる。常人では耐えられない程の感覚が彼女を襲った。
身体は小刻みに痙攣し虚ろな瞳となった彼女を救う者はいない。身体中を粘液で汚されキリジオンの触手達の玩具と彼女はなり果てていた。
彼女の大きな乳房は触手に捻り上げられたり巻き付かれて搾られたりとそれこそ好き勝手に弄られている。だが既に冬華に抵抗する意思はなかった。
ただただ、受ける感覚を享受し反応を返すだけとなった冬華が……そこにいた。
意識が飛ぶほどの感覚を受けながらも彼女は願う。早く、この地獄が終わってほしいと。
しかし……終わってほしいと願う冬華とは別の冬華は心の奥で囁く。
終わってほしくないのでしょうと。彼らと楽しみたいのでしょうと。
その甘い囁きは必死に否定する冬華自身の考えをゆっくりと停止させていく
玩具を手に入れた子供の様にキリジオン達の心の蹂躙は終わる事がない。触手は体の上を這いまわり、乳房や腰、太ももなど至る所を粘液で濡らしていた。
時折びくつき、身体を痙攣させる彼女の反応が楽しいのか彼らキリジオンの宴は続いていくのであった
◆
港に面する廃倉庫。そこは既に誰にも使われていない場所だった。埃をかぶった棚や放置された物品の入った箱などが所狭しと散乱している。
そんな倉庫の中を行く一人の女性。それは
桜 月
であった。彼女は囚われた住民を救助する為、この倉庫へと忍び込んだのである。その肩にはマスコットよろしくミニ三号ちゃんが鎮座している。彼は桜を手伝う様に周囲を一生懸命見渡しているようだった。
ミニ三号の頭を撫でながら桜は辺りを注意深く観察する。すると明らかに倉庫には似つかわしくないデザインの箱の様な物があった。
彼女が触れるとそれは弾けるように消えそれと同時に頭の中にいくつかの映像がフラッシュバックの様に流れてくる。
それはどこかの風景。ここではないファンタジーの様な世界の光景、割れた空、穿たれる大地……逃げ惑う人々。そしてそれらは穴に落ち、形を失っていく。映像はそこで終わった。
「今のは一体……どこかの風景? 知らない場所のはず」
気になりはするが今は住民の救出が大事だと桜は倉庫の探索を進める。埃の被った見取り図を発見しそれを元に彼女は探索を進めていく。
棚の裏や物陰に隠された位置など様々な所をミニ三号と協力し探すがキリジオンの痕跡はなく住民の捜索は難航していた。
そんな彼女の前に一体のキリジオンが出現する。だがその動きは弱々しくなにやらサイズも小さい。
桜はすぐさま決めポーズを取ると魔法杖フラウケインの先端をそのキリジオンへと向けた。彼女に促され肩の上の三号ちゃんも胸を張って決めポーズを取っている。
キリジオンは寄ってくる様子はなく、戦闘意思はないように見えた。その不思議なキリジオンは腕の様な物を伸ばすと倉庫の端の方を指さしてそのまま消えてしまったのである。
「え、今のは……どういうことだ?」
不思議に思いながらも少々罠を警戒しつつ、戦闘態勢は解かないままで桜は不思議なキリジオンが指し示した方向へと見取り図を頼りに歩いていく。
するとそこには荷物に埋もれた管理部屋があった。微かに隙間から光が漏れている。
桜は入り口のドアを塞ぐ荷物を何とかどかしその中に侵入した。
中は密閉されていたからか余り埃をかぶっておらず綺麗な状態が保たれ、数人の住民が倒れている。見た所外傷はない。
桜は駆け寄って助け起こすが気絶しているだけであり命に別状はなかった。ほっと安心し彼女は別動隊の仲間達へ住民の居場所の連絡と救助を頼んだ。
倉庫を後にし、桜は夜の港を走る。彼女には気がかりな事があったのである。
それは同じくこの作戦に参加している大切な人物……冬華の事であった。
今回は近いとはいえ別の場所での作戦になり、彼女を一人にする時間が多くなってしまっていたのである。
案の定、キリジオンに好き勝手されている冬華を発見し桜は気配を殺す。キリジオン達は彼女に夢中であり桜には一切気づいていないようであった。
有効な射程範囲まで近づくとろっこんを発動、桜の影が形を変えキリジオン達に襲い掛かった。
冬華に夢中になっていたキリジオン達はたいして抵抗もできずに一瞬の内に薙ぎ倒され、その身を霧散させて溶けていく。
べとべとの身体の冬華を助け起こし桜はその頭を撫でる。隣ではキリジオンの欠片をミニ三号ちゃんがはむはむとかじっていた。
誰も来ない路地裏で彼女達は交わる。
それは受けた傷を癒す行為であり、彼女達の絆を確かめ合う行為でもあるのだ。
ミニ三号も加えた彼女達は夜の闇の中で得た力の確認も兼ね、いつものように互いを癒し合うのであった。
◆
魔法少女は可憐で可愛い印象である。これはどの世界でも概ね共通の認識なのではないだろうか。
だが物事には何にでも例外という物がある一定存在する。
キリジオンの群れの中に可憐で可愛らしい『衣装』に身を包んだ女性がいた。彼女は魔法銃アルキメシアを振りかざしキリジオンを一体、また一体と殲滅していく。そう殲滅、討伐や倒すなどという生易しい物ではない。
頭を容赦なく吹き飛ばし、攻撃しよう者がいるならばその腕を蹴り飛ばした上で至近距離から銃口を胸部に押し当て連射する。
その戦い方は凡そ魔法少女のものとは言えない泥臭い物ではあるがそれは戦闘を積み重ねた者による確かな戦技であった。
その女性の名は
ティオレ・ユリウェイス
。呼び出された異世界の者であり、こういった召喚によって作戦に参加する事は日常茶飯事となりつつある。
そんな彼女は今、猛烈に不機嫌であった。その表情は憤怒と困惑と言い知れぬ暗い感情が混ぜ合わされた険しい物であり、まさに泣く子も黙る、見た子供がいれば大泣きするのではないかとも思われる程である。
イラついた表情のまま無言でアルキメシアを撃つ彼女の姿は魔法少女の衣装を纏ったアウトローとでも言えばいいだろうか。
美しい顔立ちに均整の取れたスタイル、決して小さくはない乳房とその美貌は美しい。だが美しいが故に可愛らしいフリフリ衣装が驚くほどにミスマッチなのだ。
当人もそれは理解している、だが戦う為には着なければという事で仕方なく着ながら戦闘しているといった状態であった。
彼女の様子に恐怖心を抱いたのかキリジオン達は既に敗走を始めている。我先にと逃げ惑う様は先程まで女性と見れば襲い掛かっていた彼らと同じ存在には見えない。
その内の一人をふん捕まえて仰向けに倒しティオレはキリジオンの胸部を足で踏み留める。
「さあ、相手してもらうよ……こちとらこんな衣装着せられてイライラが限界なんでねぇっ!」
悲鳴のような叫び声をあげるキリジオンへ衣服を脱ぎ捨てるとティオレは覆い被さった。キリジオンという襲う者が襲われる者へと転落した瞬間である。
彼女にとって毎度参加させられる作戦でアブナイ目に合う事は一種のストレス解消や日頃の鬱憤晴らしの側面があった。
それ故にいつもは基本的に受け身なのだが今日は違う。
彼女自ら主導となって動き、キリジオンを逃がす事を許さない。暴れようがもがこうがキリジオンを組み敷いたティオレは彼を逃がさない。
「はっ! そんな貧弱な攻めで堕とそうってぇ!? 笑わせないで、そんな弱々しい感じじゃそこらへんの女一人堕とせやしないよ!」
組み敷いたティオレの罵倒とキリジオンの悲鳴。積み重なっていく彼らの干からびた死体。
別の意味での阿鼻叫喚がそこにあった。
ある意味勇猛果敢にキリジオンを薙ぎ倒していく彼女はまさに『英雄』なのだろう。
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3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
5人
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シナリオガイド公開日
2020年11月05日
参加申し込みの期限
2020年11月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月12日 11時00分
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