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くくつかみおに
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月を背に、交通標識を高々と掲げたくくつが跳んだ。髪が波打ち影が出来る。
地上で待ち構えるは銀の髪を靡かせるエレノア。振り下ろされた標識を転がって避け、ポリタンクの水と消毒用高濃度アルコールを撒く。
――う!?
危険な液体を想像したらしいくくつは後方へ宙返りをして避ける。くくつの判断は正解であった。エレノアのろっこんは液体に作用するもの。彼女が手にした容器から撒かれたなら、水であっても硫酸のような毒液よりよほど危険だ。
「おや、避けられましたか。女子高生らしからぬ身体能力ですね。七夜さんの肉体を気遣う気はないようで幸いです、楽しめそうですから、ね」
愉快げに喋るエレノアに、くくつが繰りだしたのは標識による突きの連撃。
エレノアは身を左右に振るバックステップで避ける。
「おおっと、薙刀術でしょうか。七夜さんが薙刀を修めているという情報はなかったはず。ということは、櫛の力か、あるいはかつての持ち主が使い手でしたかね」
薙ぐように振るわれた標識を咄嗟に日傘で打ち返すも、その重さにエレノアははじめて呻きを漏らした。
打撃が重い。辛うじて力を逃がし日傘が折れるのは防いだが、敵は少女とは思えぬバカ力だ。
「ろっこんの力も支配下に置きましたか。一筋縄ではいかない、と……面白い」
◇
――つつもがみの うらみはらさで おくべきか
この世ならぬ者の声を聞いた気がして、海はやぶの中で足を止めた。
落神神社はもう近いはずだ。耳を澄ます。夜風に乗って現実の音がする。
長い鉄の棒のようなもので鋭く風を切る音と、女の荒い息遣いがふたつ。
(……戦ってる? もう、誰かが会敵しているんだ)
地を抉るような打撃音が聞こえる。戦っている誰かが負傷したかとドキリとするが、息遣いが変わらず続いているところを見ると、互いに決め手に欠いているのだろう。
(急がなきゃ)
海は引きずるようにして運んできた大振りの竹の束をその場に下ろす。
『忌竹』といって寝子島神社から頂いてきた清めの竹だ。つつもとの戦いのときには、この『忌竹』で落神神社の境内の四方を囲むことで物の怪の力を抑えることができた。
(今回も効くかはわからないけれど、)
分からないのなら、やらないよりやった方がいい。
あのときと同じように落神神社の四方に忌竹を立てるのだ。
その仕事は、敵に見つからないように、ひとりで、しかも手早くこなさなければいけない。
戦っている人がひどい手傷を追ってしまってからでは遅すぎるのだから。
海はまず、境内手前の右手側に忌竹を立てた。そこから反時計周りにそおっと急ぎ足で忌竹を立ててゆく。
(気づかれる前に回り込んで設置できればいいんだけど……あまり遠すぎると効果が無くなっちゃうかな?)
出来るだけ小さく敵を囲えるよう作業をしながら、戦いの様子にも気を配る。
長い髪が触手のように蠢いている。おぞましいという表現がぴったりだ。
あれがあおいだとは信じたくないが、きっとそうなのだろう。
対峙するは銀髪の少女。顔は昏くてよく確認できないが、時折笑い声をあげているのは物の怪ではなく寧ろ、銀髪の少女のほうであるらしい。
物の怪は標識を薙刀のように振り回し、ときに髪を腕のように鋭く伸ばして、銀髪の少女と戦っていた。
銀髪の少女はそれを避け、日傘で受け流し、水鉄砲で戦っているようだ。
――シュッ! と音がして耳の脇をうねる髪の束が通り過ぎる。
(ひゃっ!)
海は咄嗟に木の陰に回り込んで息をひそめた。
どうやら流れ弾ならぬ流れ髪を喰らいかけたようだ。
(お、驚いた……心臓が、ばくばくしてるよ)
海は幼いころの病で声を失っていて悲鳴を上げることができなかったが、それが幸いした。叫んでいたら確実に見つかっていただろう。
心臓が落ち着くのを待って、木陰から境内の方を窺ってみる。
(……私には気づいてない。大丈夫そうだね。早く立て終えてしまおう)
海は身をかがめながら境内の周りを一周し、無事に四方に忌竹を据え終えた。
(これでよし。少しは動きが鈍るといいな)
安堵の息を吐くのと同時、あたりがほんのりと明るくなった気がした。
忌竹で作られた結界が作用し始めたのだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
4人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年10月09日
参加申し込みの期限
2020年10月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年10月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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