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\ オーバータイム!/
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●一攫千金
北里 雅樹
は時代劇ワールドになった寝子島を自室から眺めていた。自分のいる猫鳴館は長屋に変わっている。
(どうやら俺は、ここに住む貧乏浪人らしい)
今日も日銭を稼ぐために自分で考えた三色大福を売りに旧市街やシーサイドタウン、さらに星ヶ丘まで足を伸ばして行ったり来たり。
白・赤・緑の大福はそれなりに味がしっかりしているので、得意客はいるのはありがたい。
しかし薄利多売のこの商売。手間賃やら仕入れにかかる出費を差し引くと、手元にはあまり残らない。
(あー何かいい儲け話ないかなぁ)
自室でごろんとあお向けに転がる。
(富くじとかちっとも当たんないし、博打は下手に手を出すと身ぐるみはがされちまいそうだし)
楽して儲けるのはいつの世も難しいらしい。
そんな折、雅樹は九夜山にあるという、放棄されたの城の話を聞きつけた。城といってもボロボロで、いまや猫屋敷ならぬ猫城と化しているらしい。その地下に、かつて住んでいた大名が莫大な財宝を隠したとか。
(財宝か……)
どこまで本当かはわからない。しかし……なぜかピンときた。
「ピンと来たからには、自分の直感を信じてお宝探しでもしてみるかね」
雅樹はさっそく探索に必要なものをそろえる。大体の道具は農具から拝借した。人目につきにくい夜を狙って、九夜山の廃墟と化した城へ赴く。
「思った以上に暗いな……」
城の周囲は雑草が茂っていて、手入れされていないことが窺える。月明かりだけでは到底照らしきれない暗さだった。
持ってきた行燈に火を灯すが、それほど明るく感じられなかった。しかしこれ以上できることもないので、雅樹は警戒しながら城のなかへと入っていった。
なかに入るとさっそく猫が出迎える。
「遊ぼうよー」
「お魚欲しいニャ」
そう言っているかのように、にゃあにゃあと近寄ってくる。
(こんなこともあろうかと……!)
雅樹は懐からめざしやイワシなどをやって手なずける。そうして猫たちをやり過ごし、地下への階段を下りる。進んだ先には貯蔵庫があり、朽ちた木箱などが置かれていた。
「行き止まりか……ん?」
壁の模様が一か所だけずれている。雅樹がそこを掴むと、ゆっくりと壁が回転した。
「なるほどね」
回転扉をくぐって、地下の奥へ向かう。
その後、色々な罠を乗り越えてたどり着いた先に、宝箱があった。
期待を込めて蓋に手をかける。
中身は空だった。
「……え?」
箱をひっくり返しても、小銭の1枚も入っていない。
先に誰かが盗んでしまったのか。もしかしたら、この噂自体が嘘だったのか。
いずれにせよ、ここに金目のものはない。それは間違いなかった。
「ここまで頑張ってきたのに……まじかよ……」
雅樹は大きく溜息をつくと、よろよろとした足取りで地上へ戻った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年09月19日
参加申し込みの期限
2020年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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