this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
天界よりの試練 ――神代の矢放つナホエル――
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
13
つぎへ >>
(これは、地熱の裁き――?!)
そう思った瞬間、少年は噴き出した温泉によって吹き飛ばされた。
「瑠樹君!!」
凜太郎が手を差し伸べ引き留めようとしたが間に合わず、少年は戦場を囲んでいた見えない壁に激突する。そして彼もまた温泉によって押し流され、見えない壁に叩きつけられた。
夏夜が『翼の応援歌』を奏でようとするも、跳ね上がった温泉に流され体勢を崩す。強い波によって流されるも、石柱の淵をつかんで難を逃れる。しかし、獅百合とReiは温泉に足を取られ、そのまま温泉へと落ちていく!
「二人ともっ!?」
「私たちは大丈夫ですっ! 先に夏夜さんが体勢を整えてください……っ!」
悔しさ交じりの声色だが、獅百合は気を失ったReiを抱え叫ぶ。どうやら温泉に落ちた倍落下ダメージでBS【スタン】になることもあるようだ。
(待って!? 思った以上にダメージでかい!!)
今まで『鋼鉄のバルカロール』で支援に徹していた都は、どうにかこうにか石柱の影に隠れたりダーツの射線から離れたり、と慎重に動いていた。が、この温泉による状況の悪化に表情を強張らせる。
治癒士が2人落ち、歌楽士もまた一人ピンチだ。そしてもう一人の歌楽士と重騎士が温泉によって吹き飛ばされている。その現実に、都の背中に冷たい汗が流れる。
「前衛組!」
「っ! こっちは温泉のダメージだけ……」
都の問いかけに、湯気に咽ながら夏朝が答える。こちらはとっさに夏朝がゴーレムからブロックを飛ばし、前衛組はそれに引っかかっる者もいてどうにか落ちずに済んだようだ。だが、『地熱の裁き』一撃でこのような被害が出る事に一同戦慄した。
立て直そうとトワが後衛組に広範囲治療スキルを使い、どうにか堪えた夏朝が夏夜を引き上げる。
――これからが本番ですよ。
ナホエルの声に合わせ湯気が濃くなる。もうもうと立つ乳白色を掻っ切る炎の矢。湯気が切り裂かれて浮かび上がるその笑みに、変化はない。彼女は僅かに指を動かし、再び炎の矢をばらまいた。
(なんと容赦のない……!)
(状況をこれ以上悪化させるわけには……!)
志桜里と楓が、後衛組に降り注ぐ矢を切り払い、翼を得た真白がその赤々と燃える矢を握り締める。判定がシビアで成功確率が低く、玄人好みのスキル『鏡掌』がやっと成功したらしい。彼女はそのまま思いっきり投げ返す。
「ダメージロール回すのを手伝うのも、ありだよねっ」
都は一旦曲を止めるとわずかに呼気を貯める。士気を挙げる軍歌調のメロディーが、落雷のような速弾きに変わる。その音色は淡い紫の稲光となってナホエルへと襲い掛かる。温泉の湯気の効果でダメージボーナスも期待できる、と睨んだ都の切り札、『ハウリングボルト』である。
目論見どおり、ナホエルはその音色に痺れ、浮かばせていた光の矢を消してしまう。
「もういっちょっ」
後衛の体制が整うまで、攻撃に転じようとヴィオラを奏でる。もちろんヘイト管理も意識したうえで、である。
(どうにかダメージ稼いでおくから、立て直し頼むよ)
都は祈るような気持ちでヴィオラを奏でた。
もちろん、前衛全員が後衛のフォローに回ったわけではない。着ぐるみさんはここぞとばかりに変則的な動きを見せ、棍で激しく殴打する。翼で払うナホエルだが、死角からは炎を纏った拳をふるうスピカがぬぅっ、と姿を見せ強烈なパンチを見せる。2人へ向けて精霊の矢を放とうものならば碧南が素早く切り払う。この3人に交じり、夏朝もまた参戦する。再びブロックゴーレムを召喚し、ブロックを飛ばして応戦する。少し後方では、夏夜が『癒しの猫の歌』をスピカに与え、手早く『不眠不休歌』を奏でて支援に動いた。
(これはこれで、なかなかハードだな……)
(今は、どうにかなっているけれど……)
早く態勢を整えなおさなければ、スピカたちが倒れてしまう。わずかな焦りが恵御納姉妹の中に生まれる。
だが、攻撃の合間を狙い真白が前衛へ舞い戻る。そして着ぐるみさんは『ノリの良い兎』を伴って下方向からの『侵掠如火』!!わずかにナホエルが浮かび上がるも、翼でバランスを取り直し、容赦なく薙ぎ払う。
/) /)
( 'ㅅ')<戻ってきたようだよ
着ぐるみさんは、びしっ、と棍で後方を示し耳でもって喜びをあらわにする。その様子通りで……。
「ふぇ~~、びっくりしたぁ……」
戦場を囲む見えない壁に叩きつけられていた瑠樹は、ようやく石柱の上へと戻ってきた。その傍らには、同じように飛ばされた凜太郎の姿もある。
「っ! スピカ君たちを援護しないとっ!!」
凜太郎はすぐさま前衛組にある程度近づき、前衛で踏ん張る面々へ篠笛を奏で『矢よけの加護』を添付する。
その頃にはReiのBSも解除され獅百合と共に石柱へ戻り(一定時間経過すると自動的に石柱の上へと戻れるらしい)、目の前の状況に表情を険しくする。
(急に温泉に落ちるとか……!)
Reiの正体であるレオンは心の中でこぶしを握り締め、『赤薔薇の鎌杖』を手に降り注ぐ炎の矢を払う。獅百合もまた己の治療を手早く行うと、再び前衛組を治癒するべく駆けだした。
「よぉーし! 僕もがんばるぞーっ!」
瑠樹もまた前衛組へと戻ると、『ハンマーウォール』の風圧でカバーリング。ナホエルの翼による攻撃を抑え込む。
「そいじゃ、こいつで景気あげようかなっ」
都はすぐさま曲を『進撃のオーバーチュア』へと変え、アシストに動く。王道RPGのテーマを髣髴とさせる溌溂としたメロディーが戦場に流れ、戦場の流れも防戦から攻戦へ変わる。
(……ナホエルの方も、半分ぐらいはダメージが減った?)
スピカがナホエルの様子を見ながら考える(そうしつつも足は見事にナホエルの攻撃をかわしている)。わずかに曇った極天使の表情をスピカは見逃さなかった。
「みんな……! この、調子で……!!」
「そうだなっ! ダメージロールを回そうっ!!」
凜太郎がスピカの声に答え、檄を飛ばせば、冒険者たちは活気づいた。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
天界よりの試練 ――神代の矢放つナホエル――
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年02月18日
参加申し込みの期限
2021年02月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年02月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!