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天界よりの試練 ――神代の矢放つナホエル――
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「ありがとう、ございます」
「大丈夫? かなりきつそうだったから……」
獅百合は一息つくと、すぐさま回復できるよう身構える。凜太郎がスピカのチャージ具合を図り、前衛組に『矢よけの加護』を奏でる。
その間にも、光の羽根が舞い上がり、降り注ぐ。その中を志桜里は弾むように駆け出していた。彼女はナホエルの背後に回り込もうというのだ。
一方、夏朝は飛ばされた仲間を戻す算段をしながら周囲を警戒し、瑠樹は羽根を払いながらも衝撃波から歌楽士を庇うつもりでいた。
しかし、幾度も降り注いだ『灼熱の裁き』の所為か、冒険者たちの熱気の所為か、温泉の温度は確実に上がっており湯気がレイド開始時に比べ格段に濃くなってきている。視界の悪い中、楓は「気を抜くな!」と檄を飛ばし、己も羽根を切りながら一撃に備える。
――災厄に、抗いなさい。
瞬間、あたりがまばゆい光に包まれる。どうやら、前衛と後衛の境目あたりに矢が打ち込まれたらしい。
「くるぞ!」
楓が叫び、瑠樹が衝撃を肌で感じ取り『ハンマーウォール』を複数展開する。難を逃れた都が『鋼鉄のバルカロール』を奏でて冒険者たちを勇気づけ、矢の衝撃で飛んだ真白が、落下の勢いを味方につけ、手に白い稲光を纏ったままナホエルを強襲する!
「喰らっちゃてよね♡」
『雷纏』添付の『天墜掌』が、ナホエルの脳天に直撃する。そして彼女の背後から切り上げる。だが、2人の顔に喜びはない。彼女たちの耳には、いくつもの崩壊の音が聞こえているのだ。
(><)<逃げろや逃げろ!!
着ぐるみさんがトリッキーな動きで跳ね、崩れる石柱から避難する。よくみれば、細い石柱は全てなくなり、温泉に残っているのは、2,3人が乗れるほどの幅があるモノだけである。しかもある程度固まっている。
「っ! 最初からこれが狙いだったのか……」
楓が悔しそうに歯を食いしばるも、HPも心もとない。『天空の裁き』の際降り注ぐ矢の一つ一つは小さなダメージしか与えないが、切り払えない分は突き刺さる。その積み重なりだろう。それは他のメンバーも同じ。特に後衛職の精霊族は、とても辛そうだ。
「精霊族を中心に回復したほうがいいかもしれませんね」
Reiが『女神の口づけ』を施そうとしたが、夏夜が首を振る。そして任せてほしい、とわずかに微笑むと同時に、呪詛的な音色が零れ落ちた。
ナホエルの周辺におびただしい棘が生えた黒い木が生え、鋭い棘が彼女を苛む。木属性の攻撃魔曲『黒棘歌』は黒い木の棘を生やし敵を穿つ攻撃スキルで
味方側損害に比例し威力が大幅に上昇する。
「まだ、これからだから……っ!」
そして静まった世界に響き渡るは、儚くも冷たく、とてもやさしい旋律。夏夜は今こそ、とその祈りを解き放った。最初の方で歌っていた『冷徹の絶唱』だ。一回の戦闘では1度だけ使えるこの歌は『先に歌う事で』発動待機状態(他行動可能)になり自身の戦闘不能時か、自身の任意意思で発動できる。そして、範囲内味方の攻撃力を超強化しと、防御力BS耐性を強化するだけではなくHP回復とBSの解除をもたらす。
ただし、その代償は使用者が持つ大量のMPとHPである。
見方が沸き立つ中、夏夜は膝をつきHP回復ポーションを呷る。そこにそっと降り注ぐ光は、『女神の口づけ』。Reiが施す回復スキルには、MPも含まれるのだ。
再び動き出す戦況。その第一撃を担うのは着ぐるみさんだ。その合間には、紅蓮の炎が飛んでくる。
/) /)
( 'ㅅ')ほかってきますた
ユーモアを忘れちゃいけない、とばかりに茶目っ気いっぱいに動き(それでいて『疾如風徐』『発気揚々』を積んだうえで)、思いっきり『侵掠如火』を叩きこむ。それを翼で受け止め、跳ね飛ばした直後飛び込んできたのは、『ヘイズシルエット』で陽炎を纏ったスピカ。彼女は凜太郎から受けた『烈風の早弾き』で勢いをつけ、懐に入って青い炎を噴出する。
ナホエルも余裕がなくなっている。数多の羽根が容赦なく降り注ぎ、湯気も伴い視界を城で染め上げる。そしてあろうことか、自分を中心に矢を打ち込み、前衛への大ダメージを狙ったのである。
「下がれ!!」
楓が瞬時に悟り、散開せよ、と手で示す。敏捷性を高めていた志桜里や凜太郎の支援を受けていたスピカは素早く下がることができたが、真白は運悪く直撃しHPが空になってしまった。楓と着ぐるみさんもまた避けきれず、襷の力やウサギを消費するはめになる。
「あとちょっとなのに」
真白は悔しそうな表情のまま虹色の泡となって消え、羽根が消えたころには瑠樹がトワを庇い(『盾になるから』を使用した)、残りHP一桁で立っていた。
(相打ち覚悟、という事かしらね)
ReiもさすがにMPが心もとなくなってきていた。だが、残った者たちが確実に勝利するためには、出し惜しみしていられない。恐らく、これを使えば……。
「あと少し、ならば……お願い、これで…もって!」
彼女は、杖を思い切り握り締めその場に膝をついて祈った。足元に広がる魔法陣。音もなく全体に広がる力により、冒険者たちのHPは回復していく。Reiの切り札、『大神の加護』は1戦闘中に1度だけ、味方のHPを大幅に回復してくれる。だが、MPを使い果たした彼女は、そっと、虹色の泡となって消えた。
「……Reiさん」
トワが礼を込めて一礼すると、いつのまにか獅百合が前に出ていた。
「ここが正念場、ですね!」
「ええ! そうでしょうね!」
と、動き出したのは志桜里と獅百合。二人は不敵な笑みを持って走り出す。志桜里は左、獅百合は右から回り込み、ナホエルもまた翼を広げ応戦しようとする。だが、そうはいかない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年02月18日
参加申し込みの期限
2021年02月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年02月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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